中小企業の事業承継計画の進め方

中小企業の事業承継計画の進め方

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2010-08-11

事業承継の大切さ 日本経済を支える中小企業。近年、経営者の高齢化が進行する一方で、後継者 が既に決まっている企業は全体の約4割にとどまり、特に親族内での後継者の 確保はますます困難になっています。 また、後継者が決まっていても、事業承継に失敗して相続紛争が生じたり、会 社の経営に関する権力闘争が起こり、業績が悪化するケースも多く存在してい ます。 我が国の経済にとって中小企業の事業承継円滑化は緊急の課題であり、政府も 中小企業の事業承継の円滑化の為の様々な施策に力を入れています。 事業承継対策には様々な手法がありますが、準備に長い期間を要するため、 すぐにでも事業承継計画策定に向けた検討を開始すべきです。 （事業承継協議会作成の「事業承継ガイドライン」より引用） 事業承継の進め方 実際に事業承継を円滑に進めるためには以下のような段階を経て行ないます （第１段階）現状の把握 ・会社の現状（ひと、もの、金、情報） ・経営者自身の資産等の現状・・・・・・株式の評価を含む ・後継者候補のリストアップ （第２段階）承継の方法・後継者の確定 親族内で承継、従業員等親族外で承継、M&Aや営業譲渡、廃業・・・・ （第３段階）事業承継計画の作成 中長期計画に、事業承継の時期、具体的な対策を盛り込んだもの （第４段階）具体的対策の実行 実際には、P→D→C→A　のマネジメントサイクルの中で、前提条件の変化、 計画の見直しが必要となって来ます。 個人の財産の承継の問題 会社の経営権の承継の問題 会社資産の価値の承継の問題 等 ========================================================== 起業、会社設立、経営改善、契約書・規定・文書作成、WEB規定文書 井藤行政書士事務所 http://www.fullstage.jp/ ==========================================================