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超・
成果主義「ハイブリッド型
人事制度」を作る! vol.21
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【世の
成果主義批判を排す!!!】
企業業績に結びつく
人事制度を構築するため「ハイブリッド型
人事制度」を
提唱しています。
湯浅経営センター:湯浅哲彦
blackbox@silver.ocn.ne.jp
http://www.yuasa-keiei-center.com/
▼ブログ「経営コンサルタントのハイブリッド日記」はこちら▼
http://blog.livedoor.jp/yuasa5717/
*****************************************************************
□今回のテーマ : 処遇制度 3
みなさん、こんにちは。湯浅です。
前回「まだまだ肌寒い日が続いていますが・・・」と書きましたが、GWが
終わった途端一気に夏になってしまったかのような陽気でややバテ気味ですが、
頑張っていきましょう。
今日も前回に続いて処遇制度について説明します。
人事制度ペンタゴン(年功、仕事、能力、行動、成果)をどのように処遇制
度へ反映させるかについて説明します。
2.仕 事
仕事を処遇へ反映させるというと、どうしても職務給をイメージしてしまい
ます。仕事に値段をつけて、その仕事に従事している人を処遇しようというも
のです。
しかし、
人事制度ペンタゴンでは仕事そのものを処遇に結びつけません。
成果を創出する過程として「能力→行動→成果」を提示しましたが、この行
動の指針として仕事を捉えています。
成果を出すための行動として、何をしなければならないのか、どのようにし
なければならないのかを指し示すものとして仕事を考えます。
従業員が成果を出すためのポイントとなる業務をピックアップします。これ
をコア業務と呼ぶことにします。
自分の仕事・業務を
棚卸しし、重要な仕事、コアとなる業務を抽出し、目標
管理制度の目標として掲げます。
コア業務を執行することが成果に結びつくとの考え方で、コア業務をしっか
りとこなせたかどうかをチェックします。そして、その結果を処遇に反映させ
ることになります。
3.能 力
以前も書きましたが、能力を次のように捉えています。
能力には潜在能力と顕在能力がありますが、ここではその区別をせずに「仕
事をこなすために必要な能力」という意味でとらえます。
そして、成果に結びつく能力という視点を忘れてはなりません。
能力は3つに分類して考えます。
☆基本的能力:知識、技術・技能
☆課題対応能力:理解力-判断力-決断力、創意工夫-企画力-開発力
☆対人対応能力:表現力-折衝力-渉外力、指導監督力-管理統率力
課題対応能力と対人対応能力のそれぞれに「-」がついているものは、お互
いに関係があることを表しています。また、右にいくほど能力が深まっていく
ことを示しています。
基本的能力の知識や技術・技能は教えることができます。しかし、課題対応
能力や対人対応能力は教えるよりも実際に仕事をこなしていくことにより身に
つけていくものです。
仕事を与えて、その結果を検証する。また別の仕事を与えて、その結果を検
証する。
このように「仕事-検証」のサイクルを丁寧に回していくことにより、課題
対応能力や対人対応能力を開発・向上させていきます。
従業員一人一人に対して個別に「仕事-検証」のサイクルを回していかなけ
ればなりません。
マネージャーである上司がいかに采配を振るうかが問われることになります。
責任重大です。
能力を開発・向上する方策をまとめれば次のようになります。
a.知 識 : Off the Job Training
b.技術・技能 : On the Job Training
c.課題対応能力 : 「仕事-検証」サイクル
d.対人対応能力 : 「仕事-検証」サイクル
職能要件書がある場合は、それを援用することもできますが、中小企業では
なるべくシンプルな形から始めることをお勧めします。
この能力を処遇に反映させるのに「仕事-検証」サイクルが必要な課題対応
能力と対人対応能力は教育訓練制度で扱うこととし、処遇には直接反映させま
せん。
能力は知識と技術・技能に絞って処遇に反映させます。
仕事遂行するのに必要な知識や技術・技能をどの程度有しているのか、をチ
ェックするのではなく、対象期間中にどれだけ知識や技術・技能を身につけた
か、という伸び率を処遇に反映させて下さい。
職種ごとに必要な知識や技術・技能を洗い出して下さい。上記に示した仕事
・業務の
棚卸しと一緒に行っても構いません。
「成果に結びつく」をキーワードに一覧表を作ることをお勧めします。
次回も処遇制度について説明します。
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△
人事制度を作りたい方、作り変えたい方! まず、ご相談下さい。
ご相談は無料です。
blackbox@silver.ocn.ne.jp
△ご意見、ご感想、ご質問等をお寄せ下さい。
誌面作りの参考にさせていただきたいと思っています。
blackbox@silver.ocn.ne.jp
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湯浅経営センター
代表:湯浅哲彦
〒584-0073
大阪府富田林市寺池台3-19-24
tel:0721-29-9486
fax:0721-29-9486
携帯:090-2285-1006
e-mail:
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URL:
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超・成果主義「ハイブリッド型人事制度」を作る! vol.21
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【世の成果主義批判を排す!!!】
企業業績に結びつく人事制度を構築するため「ハイブリッド型人事制度」を
提唱しています。
湯浅経営センター:湯浅哲彦
blackbox@silver.ocn.ne.jp
http://www.yuasa-keiei-center.com/
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http://blog.livedoor.jp/yuasa5717/
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□今回のテーマ : 処遇制度 3
みなさん、こんにちは。湯浅です。
前回「まだまだ肌寒い日が続いていますが・・・」と書きましたが、GWが
終わった途端一気に夏になってしまったかのような陽気でややバテ気味ですが、
頑張っていきましょう。
今日も前回に続いて処遇制度について説明します。
人事制度ペンタゴン(年功、仕事、能力、行動、成果)をどのように処遇制
度へ反映させるかについて説明します。
2.仕 事
仕事を処遇へ反映させるというと、どうしても職務給をイメージしてしまい
ます。仕事に値段をつけて、その仕事に従事している人を処遇しようというも
のです。
しかし、人事制度ペンタゴンでは仕事そのものを処遇に結びつけません。
成果を創出する過程として「能力→行動→成果」を提示しましたが、この行
動の指針として仕事を捉えています。
成果を出すための行動として、何をしなければならないのか、どのようにし
なければならないのかを指し示すものとして仕事を考えます。
従業員が成果を出すためのポイントとなる業務をピックアップします。これ
をコア業務と呼ぶことにします。
自分の仕事・業務を棚卸しし、重要な仕事、コアとなる業務を抽出し、目標
管理制度の目標として掲げます。
コア業務を執行することが成果に結びつくとの考え方で、コア業務をしっか
りとこなせたかどうかをチェックします。そして、その結果を処遇に反映させ
ることになります。
3.能 力
以前も書きましたが、能力を次のように捉えています。
能力には潜在能力と顕在能力がありますが、ここではその区別をせずに「仕
事をこなすために必要な能力」という意味でとらえます。
そして、成果に結びつく能力という視点を忘れてはなりません。
能力は3つに分類して考えます。
☆基本的能力:知識、技術・技能
☆課題対応能力:理解力-判断力-決断力、創意工夫-企画力-開発力
☆対人対応能力:表現力-折衝力-渉外力、指導監督力-管理統率力
課題対応能力と対人対応能力のそれぞれに「-」がついているものは、お互
いに関係があることを表しています。また、右にいくほど能力が深まっていく
ことを示しています。
基本的能力の知識や技術・技能は教えることができます。しかし、課題対応
能力や対人対応能力は教えるよりも実際に仕事をこなしていくことにより身に
つけていくものです。
仕事を与えて、その結果を検証する。また別の仕事を与えて、その結果を検
証する。
このように「仕事-検証」のサイクルを丁寧に回していくことにより、課題
対応能力や対人対応能力を開発・向上させていきます。
従業員一人一人に対して個別に「仕事-検証」のサイクルを回していかなけ
ればなりません。
マネージャーである上司がいかに采配を振るうかが問われることになります。
責任重大です。
能力を開発・向上する方策をまとめれば次のようになります。
a.知 識 : Off the Job Training
b.技術・技能 : On the Job Training
c.課題対応能力 : 「仕事-検証」サイクル
d.対人対応能力 : 「仕事-検証」サイクル
職能要件書がある場合は、それを援用することもできますが、中小企業では
なるべくシンプルな形から始めることをお勧めします。
この能力を処遇に反映させるのに「仕事-検証」サイクルが必要な課題対応
能力と対人対応能力は教育訓練制度で扱うこととし、処遇には直接反映させま
せん。
能力は知識と技術・技能に絞って処遇に反映させます。
仕事遂行するのに必要な知識や技術・技能をどの程度有しているのか、をチ
ェックするのではなく、対象期間中にどれだけ知識や技術・技能を身につけた
か、という伸び率を処遇に反映させて下さい。
職種ごとに必要な知識や技術・技能を洗い出して下さい。上記に示した仕事
・業務の棚卸しと一緒に行っても構いません。
「成果に結びつく」をキーワードに一覧表を作ることをお勧めします。
次回も処遇制度について説明します。
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誌面作りの参考にさせていただきたいと思っています。
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