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問題解決力なるコンピテンシー発揮の威力!

       ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

    <第277回>事例で学ぶ「コンピテンシー」レビュー編<その4>!

      ==■「問題解決力なるコンピテンシー発揮の威力!」■==

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとな
り、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管
理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非とも
お読みいただきたいと思います。

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<今回のメニュー>
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【1】コンピテシーを磨く目的と活用!
【2】「問題解決力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!
【3】賢人のことば!
【4】「問題解決力」なるコンピテンシー発揮の威力!
【5】今日のまとめ
【6】編集後記

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行動特性を変えてみてください。きっと昨日までの自分とは違った自分に出会います。
そして成果に貢献できます。あなたも会社も大きく成長できるのです。

【1】コンピテシーを磨く目的と活用

1.なぜコンピテンシーを磨く必要があるのか?

目的はたった一つだ。「人材の能力、それも行動能力を向上させ、人財にする。つま
り仕事のできる人を生む」と言うことに尽きる。そのことによって組織、企業の発展
に貢献し、付随的に人事管理のいろいろな場面に活用することである。

個人がコンピテンシーを磨く目的は、「ライバルに成果で差をつける」と考えればよ
い。特に成果主義人事制度を導入している企業にあっては、成果で存在感を示さな
ければ処遇が上がらないからだ。だからといって個人プレーにぱかり走ってはいけな
い。

会社の中での「組織・チームとしての成果」は非常に大きなものであり、これがより
重要視されなければならない。

個人の成果ばかりを追求しすぎて、職場の同僚がライバルになってしまっては、かえ
って軋轢が生じてしまう。連帯力を構築して「組織・チームとして大きな成果を出す」
ことがあくまでも基本なのだ。


2.コンピテンシーは何に活用するのか

当面の企業としての有効活用の場面は、「人材発掘」、「教育・訓練」、「配置転換
による適材適所」、「総合効果による処遇への反映」と言うことになると思う。

そして能力評価の対象は、業務遂行と関連する「行動能力」とその「行動特性」とい
うことになる。相手に対する好き嫌いや相手の性格を評価の対象にしてはいけないの
だ。

要約するとコンピテンシーを磨く目的は、「行動能力を改革して仕事のできる人を生
む」ことであり、実際社員が高業績に貢献した場合は、当面賞与で還元すべきである。
そして近い将来、賃金制度にも活用の幅を広げればよいのではないかと思う。



【2】「問題解決力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!

「問題解決力」とはどのように定義すればよいのだろうか。自分流に定義を考えてほ
しい。


1.「問題解決力」の定義付けの例

例えば「起こっている事態・事象に対して問題の核心を見抜き、協力者を巻き込んで
解決策を練り、一緒に解決していくこと」と決めるのもいいだろう。


2.行動基準の例

例えば問題意識を持たなければ問題を掴むことができないからまず問題意識を磨くこ
とが求められる。多くの場合、問題は一人では解決が困難なため、協力者と連携を図
り、対策案を立案して解決に向けて活動しなければならない。

□ 常に問題意識を持ち、把握した複数の問題に対して優先順位を付ける
□ 連帯構築力を発揮して関係部署や同僚の協力を取り付け、チームを結成する
□ 問題解決のセオリーや手法を勉強して身に付ける
□ 例えばQCストーリーなる手法を勉強して身につけ、活用して問題解決に生かす
□ 例えばPDCAなる手法を勉強して身に付け、活用して問題解決に生かす
□ 問題解決の事例を開示したり発表し、マニュアル化して広く活用を促す

といった行動基準を決めて、いくつかを選択して実行するのもいい。

定義付けと行動基準を決めて実行すれば、もう昨日までの自分ではなくなるわけだ。



【3】賢人の言葉

1.村上元彦氏の言葉

村上元彦氏は「問題解決力」の前提となる「問題意識」の大切さを説いています。

<いくら技術が優れていても、問題意識の低い人はプロとは言えないのである。>

技術にはハード面の技術もあれば、ソフト面の技術もある。とかく技術に長けた人は
高学歴で頭もよく、製品を作る人や使う人の立場や気持ちをおろそかにしてしまう傾
向がある。悪い言葉で言えば自己中心に陥ってしまうわけだ。だからさまざまな問題
が発生してしまうわけだ。

問題意識が高ければ作る人や使う人の立場や気持ちを理解できるはずだ。村上元彦氏
は「それができない人はプロとは言えない」と断じているのである。



【4】「問題解決力」なるコンピテンシー発揮の威力!

技術力ある人、専門知識に長けた人は多い。しかし、EQ(心の知能指数)が未熟で
あれば、成果に結びつきにくいのである。

企業の中での仕事は一人ではできない。大勢の人と深い係わりを持ちながら仕事は進
捗していくものだ。だからこそ問題の共有化というプロセスは大事なのだ。

EQが未熟だと、問題の共有化ができず、したがって周囲の人たちから「共感」と
「支持」が得られないから、あまり協力してもらえない。

ましてや「言うのは自分で、やるのは他人」というスタンスの人は、益々浮き上がっ
てしまい、「あの人は口先だけの人」と評価されてしまうだろう。

問題意識を常に持ち続け、皆と協力して解決していく心構えと行動力が絶対に必要だ。

そのためには必然的に「問題解決手法」を身に付けなければならない。その場合、自
己啓発や相互啓発が有効になる。そのためのリーダー役をあなたが買って出ればいい。

問題解決に貢献することにより、周囲の人は、あなたを実力のある人と評価して一目
を置いてくれるようになる。問題意識を持ち、問題解決力を発揮することは、あなた
の存在感をアップしてくれるはずだ。



【5】今日のまとめ

1.コンピテンシーを磨く目的は、会社にとっての目的と個人の目的があること。

2.個人の目的は、割り切って「ライバルに差をつける」ためと考えてもよいこと。

3.知識や技術に長けているだけでは仕事のプロにはなれないこと。

4.問題意識を持ち、皆と協力して問題解決を図ることに貢献すれば、あなたの存在
  感をアップできること。



【6】編集後記

技術や専門知識はIQ(Intelligence Quotient)を磨くことは大事だ。何かの資格を
取得することもIQを高めることにつながる。

しかし、これまで何度か解説したようにEQ(Emotional Quotient)を磨いて行動特
性の中で発揮しなければ成果には結びつきにくい。

「技術や専門知識だけでは仕事のプロとは言えない」と言う村上元彦氏の言葉を心に
刻みたい。



次回に続く


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