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コラムの泉

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笑う位までやってきたか!!4

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第1077回)

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テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

小松潤一社会保険労務士事務所

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【今週の一言】 

「いつになったら年末調整が終わるのだろうか・・・」

「今年は忘年会にほとんどいけていないぞ・・・・」

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(実話をもとにした作り話)

奇跡の卒業をした俺

大学受験も奇跡
卒業までもが奇跡

まあ目的だった4年間遊びまくるは達成できた

次は社会人だ

今から40年にわたり働くのだ

どうせ働くならば出世もしたい


金融機関は実力次第で年収も2000万円を超えると聞く

よおし!!!

今まで要領よく人生を歩んできたが
ちょっと社会人では本気を出してみよう


そして社会人になり研修がスタートした

約2ヶ月間にわたり新卒を一堂に集めて研修を実施するのだ

名刺交換の方法
社会の仕組み
リースの仕組み
金融の仕組み

など勉強が続いた


今考えると2ヶ月間も研修を行えるのは大きな企業だけ
研修中にも俺の給与は20万円も支給される


研修はもう良いから早く現場に配属させてくれ
なんか勉強を教えてもらって給与をもらうのって気にするわ



ほとんど研修の内容は覚えていないが
研修担当者の先輩社員が言った言葉だけは良く覚えている


先輩
「みんなはリース会社に就職して初めてのことばかりで緊張していると思う
 しかし心配しなくても良い。勉強をしていけば必ず仕事が出来るようになる

 もしこれからみんなにプロ野球選手になるための練習をやらせても
 誰もプロ野球選手にはなれないと思う。

 プロ野球選手になる人は小さい時からずっと野球をやっていて
 本当にうまい人がプロ野球選手になる

 だから今から練習をしてもプロにはなれない
 小学生からやっている人には絶対に勝つことが出来ない
 
 でもみんなが選んだリース会社はそんなことがない
  
 小学生のころからリースについて興味を持っている人なんてほとんどいないし
 大学生の時にちょっとかじった程度だ

 みんな社会人なって初めてリースに携わる
 だから今から頑張れば必ずリースのプロになれるから安心して」


確かに俺も今からプロ野球選手にはなれないが
みんな大学を卒業してからリース会社に入ってリースを知ることになっている

俺も数年後にはリースのプロになれるはず


そしていざ研修が終わり配属先が決定した。



俺の配属先はちょっと変わっていた。

配属先と言うと上司が変わっていた

なんとその企業創業30年の歴史の中で
最年少で課長に抜擢された人物に部下として配属される


俺が就職した企業は実力次第で給与も上がる仕組みだが
役職は一気に上がることはない

主任
リーダー
課長補佐
課長
など様々な役職はあるが

一般的に課長になれる年齢は35歳を超えてからだ

ただ俺の配属先の課長は26歳で課長になっているのだ
 

この会社でもかなりの有名人だそうだ

俺と4つしか違いないのにすでに年収は1000万円を
超えているという話だ

うちの会社は課長職になると年収は1000万円を超える人事制度だから
26歳であってもそれ位の給与はもらっているはず

モデル給与体系などを研修では勉強している

俺は大学初任給なのでおそらく300万円程度だ

4つしか変わらない先輩が俺の3倍以上の給与をもらっているのだ


よしそんなすごい人の下で働けるなんて嬉しい


と思っていたら別の先輩から一言


「お前は大変な課に配属されてしまったな!!」


どうして??


「最年少課長様はめちゃくちゃ仕事に厳しくて配属された部下が
 次から次へと辞めているんだ。お前も気をつけろよ」


へ??厳しいの??


まじで


サッカーグランドのコーナーからコーナー100本ダッシュとどっちが
厳しいかな


坂道100本ダッシュよりも厳しかったらどうしようか??


って笑えたのも最初だけだった


俺の配属はその26歳の課長が課長に就任することにより
新たに新設された課だ

人員は全員で俺を合わせて4人

課長と俺と営業アシスタントの女の子と
事務の女性の4人だ

俺は課長と共に営業担当だ

聞いてみたら課長といっしょにする営業担当者が
次から次へと退職または配置換えの依頼が人事部に
来て誰も定着してないようだ



課長は4年前新卒でこの会社に就職したのち
新卒一年目で全国トップ10の営業成績をたたき出し
その歳の社長賞を勝ち取った

2年目は圧巻だったそうです。

新人とは思えない営業成績で数々の営業の記録を塗り替えたそうです。

3年目には一人で所属している営業部の売り上げの半分を達成できるまでに
なり4年目にその営業部から分離する形で課が出来たのだ


いわゆる天才だった


営業の申し子だ


俺も課長が担当している企業に訪問することが何度もあったが

そのお客さんからいつも同じことを言われる

お客様
「お前はラッキーだぞ。天才的な営業マンの下で働けるなんて」


お客さんから天才的と言われるなてすごくないですか??


でもどうしてこんな上司の下で働く部下はどんどん
辞めたり異動を希望するのだろうか???

すぐにわかった

仕事に対して

めちゃくちゃ厳しいのだ


毎日怒られる


それも強烈に怒られるのだ

1時間はお叱りを受けることもある

仕事が終わり課長が食事に誘ってくれるのだが
その食事の席でも

「昨日のお前のあの対応は全くなっていない
 明日までに改善案を10個出してこい!!」

え!!

今あなたに誘われてお酒を飲んでいて
明日までに改善点を10個出せって・・・・・

まあやりますけど

そして10個出したら出したで

「完成度が低い、もっとちゃんとした改善点を出してこい
 明日までに」(笑)





でも俺は怒られるのには慣れているんだ(笑)
しかも理不尽なことで怒られる機会が多かったから



正論で怒ってくる上司が厳しいなんて思ったことがない


中学の頃のわけのわからないことで怒られることに比べたら


毎日怒られていたが気にしない

夏が近くなり事務の女の子がこんなことを言うのだ

この女の子は俺と同い年だ

ただ短大を卒業してから入社しているので
俺よりも2年先輩だ

女の子
「今年のボーナスも期待できないな」

え!!どうしてこんなに業績が良い課にいるのに
ボーナスが期待できないなんて


そこからは女の子の愚痴が延々と続いたが
まとめると次のような感じだ


ボーナスは上司の評価が高いとボーナスの金額も跳ね上がるようだ
また上司の評価が低いとボーナスが下がる仕組みだ

だたうちの上司は厳しいので有名

他の上司ならば良い評価はくれるのに
この上司はなかなか良い評価がくれない

評価がめっちゃ厳しいのだ

この女の子は他の同期と比べて数万円去年のボーナスが
少なかったようだ


まあボーナスなんて当てにしていない俺には
もらえるだけでもラッキー

新卒でまだ結果も全然出ていないし入社から3ヶ月間しか経過していないし
ボーナスなんて寸志でももらえたらほんとにラッキー


女の子にはもらえるだけラッキーと伝えたが
そうは思っていないらしく異動希望を人事に出すと言っていた


そしてボーナスが支給された
女の子はいくらもらったかは不明だが

俺のボーナスは35万だった

新卒で35万円ってすげー


俺は親に伝えた
「うちの会社新卒なのに35万円もボーナスくれたわ!!」

すると親は
「俺なんて入社30年だがボーナスは7万円だ」
世の中不景気で親もボーナスがカットされているみたいだ

俺は新卒1年目で親のボーナスを超えてやった(笑)

子供は親を超えていくもんだ


寸志でもラッキーなのに
35万円なんて


あとで気がついたが俺の同期のボーナスは20万円だったらしい
俺だけ特別だったようだ

俺の上司は俺のことを高く評価してくれたようだ


ただしこの高い評価をもらったことにより仕事に対してますます
厳しい結果を上司に求められることになるのだが


続く



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社労士になったのが23歳のとき

何も知りませんでした。

たまたま試験に受かっただけ

その時入社した社労士事務所の先生に言われました。

「俺なんて社労士のこと知ったの30歳を超えてからだ
 おまえは23歳で社労士のことに携わっている

 ドックイヤーだ
 ドックイヤー
 
 俺が3年かけて身に付けた知識はおまえは1年で身につけなければいけない
 だってお前の方が若く社労士になっているのだから」




その先生の知識や経験はもう追い抜けているのだろうか??

うーん

良かったら感想ください
info@style-neo.jp


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【先週のバカウケ】 

「自分で考えて自分で行動できる奴はほとんどいない
 みんな誰かに指示されないと行動ができなしから給与が安いんだ」

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創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一
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