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学習 ≠ お勉強、CLO ≠ CHRO、変化する人財育成部門

総務の森』コラムをご覧のみなさま


こんにちは! 合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。

プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/

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HR総研様の『人事白書2014』の2箇所(育成関連および人事
戦略関連)で、弊社サービスをご紹介いただきました。
https://www.hrpro.co.jp/hks_kyosan.php
併せてご覧いただければ幸いです。

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本コラムでは、弊社配信の無料ニューズレター第162号(2014年7月
30日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
今回のタイトルに興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てく
ださい。

<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
 なお、システム上、本コラムでご紹介できない『図表』などを含
 めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
 もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>

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(前略)

先日、ある方にお会いしたときに、下記のようなことを尋ねられま
した。

------------------------------------------------------------
「人は変わらない」という前提を強化する「タイプ分け」に反対し
て、「人や組織は変われる」という前提に基づく「パターン選択」
を推奨されている御社の方針に納得しました。 そんな御社が提供
されている、「人財育成コンサルティング」
( http://www.5w1h.co.jp/hcs/hcd_od_consulting.html ) に興味
を持ったのですが、具体的にどんなことをされているのかご説明い
ただけないでしょうか。
------------------------------------------------------------

確かに、それまでウェブサイトでご紹介していた表現では、弊社の
「人財育成コンサルティング」に関して、よくわからないという方
がいらっしゃっても不思議ではないなぁと反省し、もう少し補足が
必要だなぁと思いましたので、今回は、その辺りの話について、弊
社の考え方をご紹介しようと思います。

(中略)


■改めて、人財育成・組織開発とは?

「人財育成コンサルティング」とはなんぞや?という話に進む前に、
改めて、現時点における弊社が考えている「人財育成・組織開発」
とはどんなものか、整理してみようと思います。

ニューズレター第104号では、
------------------------------------------------------------
ヒトの脳にある『型』を定着させようとすると、その信号処理のパ
ターンを習慣化させることが必要となります。(この場合には、脳
内の神経細胞の再組織化にはタンパク質の合成を支えるために必要
な遺伝子の発現などを考慮すると、最低2週間くらいに渡って継続
的な取り組みが必要となります。)
------------------------------------------------------------

と書いていました。 この辺りの話は、「集合研修を2~3日やっ
ただけでは、人や組織は変わらない」「70:20:10の公式」(図表
1、2)と関係が深い内容となっています。

図表1:「3タイプの専門的能力開発」に関する比較表

図表2:「70:20:10の公式」の面積表示

図表3:人財育成で話題にのぼる3つのスキルと組織内階層

図表4:学習形態という切り口から見た、人財育成と組織開発
   (イメージ)


これらを踏まえると、「研修」という機会・場は、「パラダイム・
シフト」を起こすか、「仕事現場・日常業務の中で、今の自分が意
識して取り組むことが有効な課題を発見」するか、「仕事の体験
(問題解決のプロセスなど)を振り返って咀嚼・概念化し、経験学
習とするために有益な視点を得る」か、「同じ領域における課題や
問題意識を共有している仲間と知り合う」ためのきっかけとして非
常に有効なものではあるけれど、

中長期に渡る本質的な変化を実際に(自分あるいは周囲に)もたら
すには、研修に加えて、「継続的な学習およびそれを支える仕組み
作り」などが求められるとご理解いただけるのではないでしょうか。


図表4中の「自己の正確な認識」については、ニューズレター第
141号に出てきていた「戦略的人財マネジメント」という流れの中
で、「ジョハリの窓」という形でご紹介していました。

図表5: 「ジョハリの窓」(“Johari window” by Joseph Luft
& Harry Ingham) を用いたリーダー育成


図表4中、コラボレーション(協働)のところで書いた「動機の向
上、維持」については、例えば、初めて公の役職として「CLO」
(Chief Learning Officer; 最高学習責任者)となったことでも有
名なSteve Kerr氏 [ GEの「コーポレート・リーダーシップ研究所
(現・ジョン・F・ウェルチ・リーダーシップ開発研究所)」の責
任者を経て、ゴールドマン・サックス・グループに移り、CLO、相
談役などを歴任] の次の言葉を紹介しておきます。

------------------------------------------------------------
仕事に対するフィードバックが無いのは、ピンの見えないレーンで
ボウリングをやるようなものだ。 結果を把握しないで仕事をして
いると2つのことが起こる。 ひとつは上達しないということで、も
うひとつは、どうでもよくなるということだ。
------------------------------------------------------------

さて、ここまでご覧いただいて、「どうやら、人財育成というのは、
研修の企画や運営をしているだけのことではなさそうだぞ」という
感覚を得ていただけたでしょうか。

ニューズレター第141号では、「人財育成関連部門の最大の関心事
は、
------------------------------------------------------------
人財育成を通して、いかに『事業や組織の発展』『関係者・関係組
織の共存共栄』に貢献できるか?
------------------------------------------------------------
であることは、100年以上経っても変わっていないようですが、人
財育成関連部門の『在り方』は、微妙に変化してきているようだ」
とも書いておりました。

この後は、「異分野・異業種・社外の人財を束ねて働く機会が増え
る」「さまざまなテクノロジーの活用が増える」などといったビジ
ネス環境の変化に伴う「人財育成関連部門の在り方の変化」を意識
して、現時点で弊社の考えている「人財育成コンサルティング」に
ついてご紹介してみようと思います。


■人財育成コンサルティングとは?

前段のSteve Kerr氏の紹介部分で、CLO(Chief Learning
Officer; 最高学習責任者)という役職が登場していました。 類似
のものとして、CHRO(Chief Human Resources Officer; 最高人的
資源責任者)が知られていますので、この2つについて区別してお
こうと思います。

細かな定義に関しては、各社各様なのですが、一般に、CHROという
と、「労務管理」や「タレント・マネジメント」(人財の採用・配
置・育成・キャリア形成などの管理・支援)を所管することが多い
ようです。

いわゆる、従来の日本企業で言うところの「人事」の最高責任者と
いった感じで、採用就業規則の策定、労使交渉など、多岐に渡る
活動を所管するのがCHROということです。

一方、CLOの場合には、「人財育成のみならず組織開発にまで関与
する形で、『学習』に責任を持つ」ことが求められます(図表4参
照)。 2014年7月23日にFacebookページに投稿した記事: 「個人
だけでいいの? &『出た所勝負』説明会!」では、

------------------------------------------------------------
「人財育成は『個人』の能力だけを上げればいいんですか?」、
「業績向上に不可欠な『チーム/組織の能力』を上げる」ために、
「人財育成研修での学びを、現場で活用すること、現場に浸透させ
ること」が重要じゃないんですか?
------------------------------------------------------------
と書いておりましたが、

「経営陣と共に数年後の望ましい組織の姿を描き、顧客/クライア
ント/株主/社員にとって価値のある経営戦略・事業戦略を実行す
るための学習プログラムの策定や運用を担う」こと、「後継者・次
世代リーダー育成の責任を担う」こと、「『エンパワーメント』
(権限委譲による社員の業務への主体的関与の推進)や『エンゲー
ジメント』(自主性を尊重した社員間における業務上の取り決め;
会社のために自発的に貢献しようとする状態)を高める」こと、
「独自価値の創出に適した企業文化を育む」ことなどを所管するの
がCLOということです。

図表3でも示した通り、同じ個人であっても、役割や組織内階層が
変わるにつれ、求められるスキルは変わります。

「顕在化している成果創出能力の最適配置」(即戦力となる機能を
持った「駒」の最適配置)するだけでなく、「まだ顕在化していな
い能力を引き出し、育むために、いかにして適切なタイミングでそ
の人財に適切な経験を積ませ、どのように活用していくか」につい
て探求していくのがCLOの真骨頂であるとも言えるでしょう。

(…冒頭の「タイプ」と「パターン」の話と絡めるならば、「人や
  組織は変わることができる!」という前提を基にして施策を打
  つのがCLOということになりますね。)


弊社の「人財育成コンサルティング」で特に大切にしていることの
ひとつは、CLOの話で前面に出てきた「学習」(ラーニング)です。
一般には、「学習 ≒ お勉強」というイメージもある「学習」で
すが、弊社では少し違った切り口から「学習」を捉えています。

弊社では、人財育成関連部門で最も大切なことは、
------------------------------------------------------------
人財育成を通して、いかに『事業や組織の発展』『関係者・関係組
織の共存共栄』に貢献できるか?
------------------------------------------------------------
というポイントであると考え、弊社が提供する「人財育成コンサル
ティング」では、

------------------------------------------------------------
「学習」の要は、「『予測/仮説』と『結果』の『ギャップ分析』
を適切に行い、次の手に活かすこと」であり、

人財育成の役目を担うCLO、人財育成担当者、リーダー、マネジャ
ーは、事業の目的/目標達成のみならず、目的/目標達成に向かう
取り組み・プロセスを通して、関係者が何を学習するか(関係者の
経験学習)に責任を持つことが大切だ!
------------------------------------------------------------
と考えています。

図表6をご覧ください。

図表6: 人財育成・組織開発戦略と経営・事業戦略のつながり


ビジネス環境の変化が緩慢な時代、変化が速くても先が確実に読み
やすい時代には、「B→D→E→F→G→B」というループを回している
だけでも良かったのかもしれませんが、変化が速く先が読めない時
代・価値観が多様な時代には、「A→B→D→E→F→H→A」という2
つ目のループも併せて回すことが重要となっています。

しかし、人財育成の実体としては、「B, C, D, E」といったプロセ
スをやらずに、「問題症状の解消=課題」だと誤解したままで対症
療法的な施策を打ったり、自社独自の課題を見極めないままに「最
近話題の研修は何?」と研修提供会社の人に尋ねたり、「今年の人
財育成分野のベスト・プラクティスを、そのままウチでも導入しよ
う!」などと、カスタマイズしないまま真似ている企業も多いと聞
いています。あなたの所属される組織は大丈夫でしょうか?

弊社の人財育成コンサルティングでは、
------------------------------------------------------------
図表6で示した「2つのループを円滑に回す」お手伝い、Fのプロ
セスを中心に「『予測/仮説』 と 『結果』 の 『ギャップ分析』
を適切に行い、次の手に活かす」お手伝い、「経営戦略・事業戦
略の実行に伴う、関係者の経験学習の効果・効率を高める」お手伝

------------------------------------------------------------
をさせていただいています。
(場合によっては、コーチングや各種研修も併せて提供もさせてい
 ただいております。)

経営者や経営幹部が、顧客/クライアント/株主にとってこれまで
以上に魅力的な価値を創出するようになるため、社員が今まで以上
に仕事にやりがいを感じて働けるようにするため、組織を継続的に
運営していくために、「人財育成」に真剣に取り組もうと考えた場
合には、人財育成担当部門の人に相談を持ちかけることでしょう。
(中小企業の経営者、経営幹部であれば、自分たち自身がその役割
を担わなければならないことの方が多いかもしれませんね。)

しかし、現状、多くの企業の人財育成部門が行っているのは、個々
人の能力を高めるための「訓練」(トレーニング)がほとんどであ
って、「業績向上に不可欠な『チーム/組織の能力』を上げる」た
め、あるいは、「人財育成研修での学びを、現場で活用すること、
現場に浸透させること」に役立つ、「学習」(ラーニング)や「協
働」(コラボレーション)ではありません(…図表4参照)。

すなわち、人財育成部門の人々は一生懸命に、社員が知識やスキル
を獲得するのに適した機会(集合研修)を提供してはいるものの、
「人財育成を通して、いかに『事業や組織の発展』『関係者・関係
組織の共存共栄』に貢献するか?」といった点に関して配慮した取
り組みはほとんど行われていないのが現状です。

このように、「経営戦略・事業戦略と、人財育成・組織開発戦略が
一貫性を欠いている状態」が、「人財育成に真剣に取り組もう」と
考えたときに最大級の問題として浮上します。

そこで、「何からどう手を着けたらいいかわからない」「複数の仕
事を抱えているため、この件に専念するのは困難だ」「外部の専門
家の支援が欲しい」といった場合にご利用いただけるサービスの1
つとして、弊社では人財育成コンサルティングをご用意しています。
興味をお持ちの方は、こちら↓から詳細をご確認いただけます。
http://www.5w1h.co.jp/hcs/hcd_od_consulting.html

(後略)

============================================================


冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。

●ニューズレター第162号
 学習 ≠ お勉強、CLO ≠ CHRO、「人財育成部門の在り方」が変化
 → http://5w1h.hatenablog.jp/entry/162(ブログ版)
 → http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no162.pdf(PDF版)
============================================================
出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
であれば、お知り合いなどに転送していただいて構いません。
============================================================


以上、何か少しでも、『総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。

お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!

               高野潤一郎@合同会社5W1H

P.S.1
「『チーム/組織の業績向上』につながる『人財育成研修』が重要
だ!」と考える経営者・経営幹部・人財育成担当部門のみなさま向
けに『イマージョン・シリーズ』をご用意しました。

●イマージョン・シリーズ
 (初月コア研修+3~6ヵ月フォローアップ研修)

 詳細確認はこちら↓からどうぞ。
 http://www.5w1h.co.jp/hcd/immersion.html


P.S.2
●8月12日(火)開催:研修体験/見学説明会
 http://www.5w1h.co.jp/hcd/briefing.html

・「フレームワーク質問力(R)」研修
・「合同会社5W1H流コーチング学習プログラム」研修
を「対話の実演」を通してご紹介します。


●8月3日(日)ほか: 月に一度、日曜朝の「教養醸成の会」
 http://www.5w1h.co.jp/pl/CGG.html


●8月9日(土)~10日(日)
 2日間「コーチング漬け」体験
 http://www.5w1h.co.jp/pl/two_days_coaching.html


● 9月13日(土)スタート
 合同会社5W1H流『コーチング学習プログラム』
 http://www.5w1h.co.jp/pl/clp.html
【 最初の2日間へのお試し参加も可能です。 】


●9月25日(木)~26日(金)
 「フレームワーク質問力(総論)」セミナー
 http://www.5w1h.co.jp/pl/saimf.html


P.S.3
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。

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 「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
 「人財と組織の育成を支援」する 合同会社5W1H

         代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]

合同会社5W1Hウェブサイト 】 http://www.5W1H.co.jp/


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          (アカウントなしで読める公開記事や、
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