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「視点の広さと深さ」なるコンピテンシー発揮の威力!

<第88回>事例で学ぶ「コンピテンシー
==■「視点の広さと深さ」なるコンピテンシー発揮の威力!■==

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち
腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。

事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。

コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営ト
ップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生
さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。

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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していた
 だくと理解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
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【1】「視点の広さと深さ」なるコンピテンシー発揮の威力!
【2】「視点の広さと深さ」なるコンピテンシーを自己チェックする!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記

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【1】「視点の広さと深さ」なるコンピテンシー発揮の威力!

1.スティーブン・コヴィー氏の言葉

スティーブン・コヴィー氏は「視点の広さと深さ」の大切さを説いています。

*状況を変えたければ、まず自分達を変えなければならない。そして自分達

 を効果的に変えるには、まず自分達の知覚、ものの見方(パラダイム)そ

 のものを変える必要がある。

               ~スティーブン・コヴィー~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2.「視点の広さと深さ」なるコンピテンシー発揮の威力!

相変わらず企業を取り巻く外部環境がめまぐるしく変化しています。この変
化に取り残された企業が退場していっています。

ビジネスマンも変化に適応できなければ、取り残されて退場せざるを得なく
なります。

トップも幹部も、そして第一線のビジネスマンも「視点の広さと深さ」なる
コンピテンシーを磨くことは極めて重要です。「木を見て森を見ず」では困
るからです。

目の向けどころは、ものごとを大きく捉えることです。そうすれば「ボトル
ネック」が見えてきます。そしてこのボトルネックを細分化し、全社を挙げ
てカイゼンに向けて行動を開始することです。

第一のボトルネックがカイゼンできれば企業は大きく前進します。ビジネス
マンは、「達成感」、「満足感」、「充実感」を得ることができるでしょう。
これがモチベーションアップの源泉になるのです。そしたら次のボトルネッ
クに立ち向かう力が湧きます。

是非、「視点の広さと深さ」なるコンピテンシーを磨こうではありませんか。

【2】「視点の広さと深さ」なるコンピテンシーを自己チェックする!

「視点の広さと深さ」なるコンピテンシーを自己チェックしてみることは重
要です。

<行動儀準の例>

広い視点を養い、他業種、他業界からもヒントを得て数年先を見据えて会社
としての課題、あるいは職場としての課題を発掘し、企画提案をしてきた。

<正に当てはまる>、<どちらかというと当てはまる>、<どちらかという
と当てはまらない>、<全く当てはまらない>

あなたは上記のどれに印が付きましたか?

<正に当てはまる>に印の付いた人は、人とは違った視点に立ち、数年先を
見据えて課題を見出して提案してきました。

その結果「洞察力」が研ぎ澄まされ、上司や幹部から高い評価を得ています。
しかも経営感覚が身につき、いつ抜擢されても力を発揮できる態勢を整えて
いるのです。

それ以外に印を付けた人は「視点の広さと深さ」なるコンピテンシーを磨く
必要があります。

【3】今日のまとめ

1.かつて豊田佐吉翁は「障子を開けてみよ。外は広いぞ」と。トヨタのグ
  ローバル化は既にこのころから芽生えていたと思われる。

そういう意味で「視点の広さと深さ」なるコンピテンシーを磨くことは経営
トップだけでなく第一線のビジネスマンにとっても大事であること。

2.状況を変えたければまず自分たちを変えなければならないこと。そのた
  めには考え方、ものの見方そのものを変えることが大事であること。

3.ヒントはいたるところに存在するが「視点の広さと深さ」なるコンピテ
  ンシーを磨いておかなければ見過ごしてしまう恐れがあること。

【4】編集後記

みんなが前を向いているとき自分だけ後ろを見る。立つ位置、見る視点を変
えてみることは重要です。

仕事のできる人の行動特性を観察していますと「視点の広さと深さ」を持っ
ています。そこから人とは違った意見やアイディアが生まれるのです。


次回に続く
次回は、「耐久性」、「持久性」なるコンピテンシー発揮の威力!を解説し
ます。
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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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