こんにちは。
人事コンサルタント石川弘子です。
最近は
雇用形態も様々ですし、多様な働き方が求められています。
特に女性としては、結婚や
出産などの大きな環境の変化の中で
「在宅勤務」という形を望む方も多いようです。
今回は在宅勤務について、ハードとソフトの面で検証してみましょう。
http://www.ishikawa-sk.com/
────────────────────────────────────
■1.
人事マネジメントのコツ
人事制度はハードとソフト
────────────────────────────────────
産業の変化や通信技術の向上によって、会社に行かなくても、パソコンさえあれば、
自宅でも仕事をすることが可能になっている業務が増えています。
自宅で仕事をするということは、何といっても
通勤にかかるコスト(
通勤手当や
通勤時間)の
大幅な節約がみこまれる上、仕事とプライベートの両立をはかる上でも、メリットは大きいと
考えられます。
しかし、やはり毎日出社しないことによって、様々な
人事管理上の不安要素や問題点も
生じてきます。これらをハードとソフトの両面から見てみます。
(1)ハード(
契約等)での注意点
在宅勤務に関しては、「
請負契約」とするのか「
雇用契約」とするのか?
この点を最初にはっきり定めておくことが必要です。今回は「
雇用契約」とする場合の
注意点です。
まず、
雇用契約書等で「
就業場所、
就業時間、在宅勤務を適用する
従業員の範囲、期間
業務報告の方法」などを最初に決めておきましょう。
その際、電話やメールなどにかかる
通信費や光熱費は会社がどのくらい負担するのか?
また、週に1回もしくは月に1回など出社してもらう必要があるのであれば、
やはり最初に決定しておく必要があるでしょう。
また万が一自宅で作業中に怪我などをした場合、労災の認定がされるかどうかという問題が
あります。自宅であっても、その怪我が業務との因果関係が認められれば労災となりますが、
会社で仕事をしているのと違って、因果関係を立証するのが多少困難となります。
在宅勤務者には労災の制度についても、最初に説明しておく必要があるでしょう。
(2)ソフト(
人事管理等)での注意点
在宅勤務者は自宅で1人で仕事をしているので、どうしても会社との温度差を感じてしまいます。
会社の方向性がうまく伝わらなかったり、伝達ミス等もあるでしょう。
また、在宅勤務者の中には、強い孤独感を持つ人も少なくありません。
どうしても「自分が取り残されてしまうのでは?」という不安は拭い切れないようです。
このように物理的に離れている距離の溝をできるだけ埋めていくためにも、
円滑なコミュニケーションが不可欠です。
メールなどでの定期的な業務報告はもちろんですが、何気ない一言を付け加えることで、
在宅勤務者が孤独を感じないようにする配慮も必要でしょう。
これからは、働き方もますます多様化していくと思われますが、
人事管理もそれに伴って
様々な対応が求められるでしょう。
────────────────────────────────────
■2.
労務管理110番 ~遅刻は「サイン」!?~
────────────────────────────────────
ホームページの制作を請け負うW社の
従業員であるKさんは、入社2年目の男性で
真面目で確かな技術を評価され、もうすぐマネージャーとなるはずでした。
ところが、ここ最近そのKさんの遅刻や欠勤が目立つようになってきたのです。
元々朝が苦手なKさんでしたが、最近は夕方近くに出社してくることもあります。
遅刻には寛大な会社でしたが、さすがに社長もKさんを呼び出し、厳しく注意しました。
すると次の日からKさんは
無断欠勤を頻繁に繰り返すようになってしまったのです。
社長はこれからを期待していたKさんだけに、どうしてこんなことになったのか解りません。
「若い子は根気がない」などと周囲にこぼしていました。
すると、1週間ほどしてKさんのご両親からKさんが「うつ病」にかかっていると連絡が入ったのです。
社員が遅刻を頻繁に繰り返すようになった場合、その裏に大きな問題が潜んでいる可能性も
あります。遅刻や欠勤は何らかの「サイン」かもしれません。
<編集後記>
━☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
朝起きると、鼻がムズムズするようになりました。
夜帰宅すると目がかゆくて真っ赤です。
そろそろ恐ろしい花粉の季節ですね。
今年は花粉が少ないそうですが、油断は大敵です!
このメルマガのご意見・ご感想はこちらまで。↓
ishikawa@ishikawa-sk.com
ではまた次回お会いしましょう。石川弘子でした。
こんにちは。人事コンサルタント石川弘子です。
最近は雇用形態も様々ですし、多様な働き方が求められています。
特に女性としては、結婚や出産などの大きな環境の変化の中で
「在宅勤務」という形を望む方も多いようです。
今回は在宅勤務について、ハードとソフトの面で検証してみましょう。
http://www.ishikawa-sk.com/
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■1.人事マネジメントのコツ 人事制度はハードとソフト
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産業の変化や通信技術の向上によって、会社に行かなくても、パソコンさえあれば、
自宅でも仕事をすることが可能になっている業務が増えています。
自宅で仕事をするということは、何といっても通勤にかかるコスト(通勤手当や通勤時間)の
大幅な節約がみこまれる上、仕事とプライベートの両立をはかる上でも、メリットは大きいと
考えられます。
しかし、やはり毎日出社しないことによって、様々な人事管理上の不安要素や問題点も
生じてきます。これらをハードとソフトの両面から見てみます。
(1)ハード(契約等)での注意点
在宅勤務に関しては、「請負契約」とするのか「雇用契約」とするのか?
この点を最初にはっきり定めておくことが必要です。今回は「雇用契約」とする場合の
注意点です。
まず、雇用契約書等で「就業場所、就業時間、在宅勤務を適用する従業員の範囲、期間
業務報告の方法」などを最初に決めておきましょう。
その際、電話やメールなどにかかる通信費や光熱費は会社がどのくらい負担するのか?
また、週に1回もしくは月に1回など出社してもらう必要があるのであれば、
やはり最初に決定しておく必要があるでしょう。
また万が一自宅で作業中に怪我などをした場合、労災の認定がされるかどうかという問題が
あります。自宅であっても、その怪我が業務との因果関係が認められれば労災となりますが、
会社で仕事をしているのと違って、因果関係を立証するのが多少困難となります。
在宅勤務者には労災の制度についても、最初に説明しておく必要があるでしょう。
(2)ソフト(人事管理等)での注意点
在宅勤務者は自宅で1人で仕事をしているので、どうしても会社との温度差を感じてしまいます。
会社の方向性がうまく伝わらなかったり、伝達ミス等もあるでしょう。
また、在宅勤務者の中には、強い孤独感を持つ人も少なくありません。
どうしても「自分が取り残されてしまうのでは?」という不安は拭い切れないようです。
このように物理的に離れている距離の溝をできるだけ埋めていくためにも、
円滑なコミュニケーションが不可欠です。
メールなどでの定期的な業務報告はもちろんですが、何気ない一言を付け加えることで、
在宅勤務者が孤独を感じないようにする配慮も必要でしょう。
これからは、働き方もますます多様化していくと思われますが、人事管理もそれに伴って
様々な対応が求められるでしょう。
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■2.労務管理110番 ~遅刻は「サイン」!?~
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ホームページの制作を請け負うW社の従業員であるKさんは、入社2年目の男性で
真面目で確かな技術を評価され、もうすぐマネージャーとなるはずでした。
ところが、ここ最近そのKさんの遅刻や欠勤が目立つようになってきたのです。
元々朝が苦手なKさんでしたが、最近は夕方近くに出社してくることもあります。
遅刻には寛大な会社でしたが、さすがに社長もKさんを呼び出し、厳しく注意しました。
すると次の日からKさんは無断欠勤を頻繁に繰り返すようになってしまったのです。
社長はこれからを期待していたKさんだけに、どうしてこんなことになったのか解りません。
「若い子は根気がない」などと周囲にこぼしていました。
すると、1週間ほどしてKさんのご両親からKさんが「うつ病」にかかっていると連絡が入ったのです。
社員が遅刻を頻繁に繰り返すようになった場合、その裏に大きな問題が潜んでいる可能性も
あります。遅刻や欠勤は何らかの「サイン」かもしれません。
<編集後記>
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朝起きると、鼻がムズムズするようになりました。
夜帰宅すると目がかゆくて真っ赤です。
そろそろ恐ろしい花粉の季節ですね。
今年は花粉が少ないそうですが、油断は大敵です!
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ではまた次回お会いしましょう。石川弘子でした。