ラーメン店の雇用契約について

飲食業界のアルバイト、パート従業員への労働契約は十分に行わんなければなりません。今年、静岡県下で書類送検された事例もあります。
飲食業の方の賃金額はほとんどが。時間給計算で行われています。
お話の経緯では、昼時間と夜間労働ですが、近隣飲食業界等の給与額を参考にされることが必要でしょう。
ハローワーク、労働局等も事案の報告をされています。

賃金未払いの疑いで飲食業など書類送検
更新日：2010/02/09　[ 労働関係事件・事故 ]

～　2010.02.09　静岡新聞　～

賃金未払いの疑いで飲食業など書類送検　浜松労基署

浜松労働基準監督署は、労働基準法違反などの疑いで、浜松市中区の弁当・総菜製造業「おかず工房」と同区の飲食業「味源」、両社の女性役員（６３）を静岡地検浜松支部に書類送検した。

同署によると、おかず工房は従業員４人に２００８年５月～同年１０月の賃金計９７万円を、味源は従業員１人に同年５月の賃金約２９万円をそれぞれ支払わなかった疑い。

味源は、翌月も県が定める最低賃金（当時・時給６９７円）以上の賃金を同従業員に支払わなかった疑い。

まず、時給制を採用するのが望ましいと思われます、

その場合の単価ですが、職業別、地域別の最低賃金がありますので、最低賃金を確認して、最低賃金をクリアした金額に、その業界（近隣のラーメン店等の時給）の時給を参考にして、数十円単位で加算して、それぞれの方の能力に応じた時給を設定致します。

※この際になるべく低い時給に抑えるのが経営者としては望ましいです。（もちろん最低賃金以上）
※時給は他店より低額でも、頑張れば他店よりも多い給料がもられる制度の確立

さらに、残業、深夜手当については法定通りに支給して

店長には店長手当を支給して他の従業員との差別化によりモチベーションを維持して頂き、他の従業員の方で、リーダー的な方がいれば、主任手当等を支給する。

さらに、店長のモチベーションをUPさせる秘策として、売上高に応じて、月々手当を加算する方法を採用。


たとえば、ある一定の基準（月の売上高〇〇万円）を超えた場合、その超えた部分に対して数％を乗じた金額を売上手当として支給する方法等、色々と考えられます。

また、パートさんを含め、お店の改善提案について、毎月１回書面にて、提出してもらい、有効な改善提案を提案又は実施した際には、その貢献度に応じて、改善提案賞として１０００円程度を支給する。制度の創立等が望ましいです。

やはりラーメン屋さんでも、働いている方の仲の良い職場は、活気があり、お客さんも入りやすく繁盛するとおもいます。