相談の広場

このエントリーをはてなブックマークに追加

労務管理

労務管理について、みんなに相談したり、分かるときは教えてあげたりと、相互協力のフォーラムです!

総務の森イチオシ記事が満載: 経営ノウハウの泉(人事労務~働き方対策まで)

直接雇用orフリーランス(委託)契約について

著者 たまき1004 さん

最終更新日:2021年09月10日 16:59

私は人材会社の担当者です。
職業訓練を行う専門学校へ講師派遣を行っておりましたが、
派遣を収束することとなりました。
長くお付き合いのある専門学校でしたので、
今後も情報提供はさせて頂きたいと考えております。

派遣が難しいとなると、専門学校にて講師を直接雇用する
もしくはフリーランス契約とすることを提案しました。

雇用について詳しい方へおうかがいします。
下記についてご回答いただけましたら幸いです。
宜しくお願いいたします。

直接雇用の場合】
■専門学校側のメリット・デメリット
■雇われる側のメリット・デメリット

【フリーランス契約の場合】
■専門学校側のメリット・デメリット
■雇われる側のメリット・デメリット

スポンサーリンク

Re: 直接雇用orフリーランス(委託)契約について

著者ユキンコクラブさん

2021年09月12日 11:15


> 【直接雇用の場合】
既に雇用されている従業員と同様になります。
社会保険健康保険厚生年金雇用保険、労災の保障が必要になります。
安全管理、時間管理、時間外労働割増賃金も必要になります。
専門学校の従業員ですので、雇用内容によっては、授業以外の業務(電話応対などの受付、学校内施設整備:清掃など)もしてもらえるかもしれません。

雇われる側としては、
時間管理されるため、自由に行動できない(安易に休むこともできない)。
毎月の収入が安定する。
社会保険等の保障が充実しますが、
講師(自分の担当)以外の業務(受付、清掃、他の授業の代理などなど)も行わなければいけなくなることもあります。


> 【フリーランス契約の場合】
個人事業主となりますので、雇われるという概念はありません。
業務委託請負委託になります。

学校側としては、
委託した業務以外の業務はさせられない
時間管理も行えない(時間管理をすると従業員と判断されることがある)
委託内容に応じた報酬委託料)をしはらうことになるため、経費削減できる。

講師側としては、
収入が不安定になる(委託業務が限定される)
委託料の範囲内の業務になるため、時間がかかるものについての保障がないことがある。
個人事業主のため、国保、国年の加入となり全額自己負担で、学校側からの保障がなくなる。(労災もない、業務がなくなったことによる失業の保障もない)
請求書経費の管理、確定申告による納税などの手間が増える。
が、時間管理されない分、自分の都合で業務を行えるようになります(自宅で仕事ができる、日程の調整ができるなど)
専門性を生かした仕事ができるようになります。



給与(安定と不安定)と、保障(社会保険失業、労災)の部分の違いと
業務内容(全般とするか、限定とするか)の違いになりますが、
生活するうえで一番大切な部分でもあります。

Re: 直接雇用orフリーランス(委託)契約について

著者たまき1004さん

2021年09月13日 12:00

ユキンコクラブ様

この度は、大変わかりやすいご回答を賜り、
誠に有難うございました。

講師の方の大半は掛け持ちや兼業でいらっしゃるので、
フリーランス契約で問題ないかと思います。
あとはメリット、デメリットを勘案いただき、
学校側がどちらを選択されるか、というところですが、
学校経営も厳しいようですので、
おそらくフリーランスで検討されると思います。

大変参考になりました。

たまき

> > 【直接雇用の場合】
> 既に雇用されている従業員と同様になります。
> 社会保険健康保険厚生年金雇用保険、労災の保障が必要になります。
> 安全管理、時間管理、時間外労働割増賃金も必要になります。
> 専門学校の従業員ですので、雇用内容によっては、授業以外の業務(電話応対などの受付、学校内施設整備:清掃など)もしてもらえるかもしれません。
>
> 雇われる側としては、
> 時間管理されるため、自由に行動できない(安易に休むこともできない)。
> 毎月の収入が安定する。
> 社会保険等の保障が充実しますが、
> 講師(自分の担当)以外の業務(受付、清掃、他の授業の代理などなど)も行わなければいけなくなることもあります。
>
>
> > 【フリーランス契約の場合】
> 個人事業主となりますので、雇われるという概念はありません。
> 業務委託請負委託になります。
>
> 学校側としては、
> 委託した業務以外の業務はさせられない
> 時間管理も行えない(時間管理をすると従業員と判断されることがある)
> 委託内容に応じた報酬委託料)をしはらうことになるため、経費削減できる。
>
> 講師側としては、
> 収入が不安定になる(委託業務が限定される)
> 委託料の範囲内の業務になるため、時間がかかるものについての保障がないことがある。
> 個人事業主のため、国保、国年の加入となり全額自己負担で、学校側からの保障がなくなる。(労災もない、業務がなくなったことによる失業の保障もない)
> 請求書経費の管理、確定申告による納税などの手間が増える。
> が、時間管理されない分、自分の都合で業務を行えるようになります(自宅で仕事ができる、日程の調整ができるなど)
> 専門性を生かした仕事ができるようになります。
>
>
>
> 給与(安定と不安定)と、保障(社会保険失業、労災)の部分の違いと
> 業務内容(全般とするか、限定とするか)の違いになりますが、
> 生活するうえで一番大切な部分でもあります。
>
>

Re: 直接雇用orフリーランス(委託)契約について

著者たまき1004さん

2021年09月13日 12:00

ユキンコクラブ様

この度は、大変わかりやすいご回答を賜り、
誠に有難うございました。

講師の方の大半は掛け持ちや兼業でいらっしゃるので、
フリーランス契約で問題ないかと思います。
あとはメリット、デメリットを勘案いただき、
学校側がどちらを選択されるか、というところですが、
学校経営も厳しいようですので、
おそらくフリーランスで検討されると思います。

大変参考になりました。

たまき

> > 【直接雇用の場合】
> 既に雇用されている従業員と同様になります。
> 社会保険健康保険厚生年金雇用保険、労災の保障が必要になります。
> 安全管理、時間管理、時間外労働割増賃金も必要になります。
> 専門学校の従業員ですので、雇用内容によっては、授業以外の業務(電話応対などの受付、学校内施設整備:清掃など)もしてもらえるかもしれません。
>
> 雇われる側としては、
> 時間管理されるため、自由に行動できない(安易に休むこともできない)。
> 毎月の収入が安定する。
> 社会保険等の保障が充実しますが、
> 講師(自分の担当)以外の業務(受付、清掃、他の授業の代理などなど)も行わなければいけなくなることもあります。
>
>
> > 【フリーランス契約の場合】
> 個人事業主となりますので、雇われるという概念はありません。
> 業務委託請負委託になります。
>
> 学校側としては、
> 委託した業務以外の業務はさせられない
> 時間管理も行えない(時間管理をすると従業員と判断されることがある)
> 委託内容に応じた報酬委託料)をしはらうことになるため、経費削減できる。
>
> 講師側としては、
> 収入が不安定になる(委託業務が限定される)
> 委託料の範囲内の業務になるため、時間がかかるものについての保障がないことがある。
> 個人事業主のため、国保、国年の加入となり全額自己負担で、学校側からの保障がなくなる。(労災もない、業務がなくなったことによる失業の保障もない)
> 請求書経費の管理、確定申告による納税などの手間が増える。
> が、時間管理されない分、自分の都合で業務を行えるようになります(自宅で仕事ができる、日程の調整ができるなど)
> 専門性を生かした仕事ができるようになります。
>
>
>
> 給与(安定と不安定)と、保障(社会保険失業、労災)の部分の違いと
> 業務内容(全般とするか、限定とするか)の違いになりますが、
> 生活するうえで一番大切な部分でもあります。
>
>

Re: 直接雇用orフリーランス(委託)契約について

著者たまき1004さん

2021年09月13日 12:00

ユキンコクラブ様

この度は、大変わかりやすいご回答を賜り、
誠に有難うございました。

講師の方の大半は掛け持ちや兼業でいらっしゃるので、
フリーランス契約で問題ないかと思います。
あとはメリット、デメリットを勘案いただき、
学校側がどちらを選択されるか、というところですが、
学校経営も厳しいようですので、
おそらくフリーランスで検討されると思います。

大変参考になりました。

たまき

> > 【直接雇用の場合】
> 既に雇用されている従業員と同様になります。
> 社会保険健康保険厚生年金雇用保険、労災の保障が必要になります。
> 安全管理、時間管理、時間外労働割増賃金も必要になります。
> 専門学校の従業員ですので、雇用内容によっては、授業以外の業務(電話応対などの受付、学校内施設整備:清掃など)もしてもらえるかもしれません。
>
> 雇われる側としては、
> 時間管理されるため、自由に行動できない(安易に休むこともできない)。
> 毎月の収入が安定する。
> 社会保険等の保障が充実しますが、
> 講師(自分の担当)以外の業務(受付、清掃、他の授業の代理などなど)も行わなければいけなくなることもあります。
>
>
> > 【フリーランス契約の場合】
> 個人事業主となりますので、雇われるという概念はありません。
> 業務委託請負委託になります。
>
> 学校側としては、
> 委託した業務以外の業務はさせられない
> 時間管理も行えない(時間管理をすると従業員と判断されることがある)
> 委託内容に応じた報酬委託料)をしはらうことになるため、経費削減できる。
>
> 講師側としては、
> 収入が不安定になる(委託業務が限定される)
> 委託料の範囲内の業務になるため、時間がかかるものについての保障がないことがある。
> 個人事業主のため、国保、国年の加入となり全額自己負担で、学校側からの保障がなくなる。(労災もない、業務がなくなったことによる失業の保障もない)
> 請求書経費の管理、確定申告による納税などの手間が増える。
> が、時間管理されない分、自分の都合で業務を行えるようになります(自宅で仕事ができる、日程の調整ができるなど)
> 専門性を生かした仕事ができるようになります。
>
>
>
> 給与(安定と不安定)と、保障(社会保険失業、労災)の部分の違いと
> 業務内容(全般とするか、限定とするか)の違いになりますが、
> 生活するうえで一番大切な部分でもあります。
>
>

1~5
(5件中)

    スポンサーリンク

    経営ノウハウの泉より最新記事

    スポンサーリンク

    労働実務事例集

    労働新聞社 監修提供

    法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

    注目のコラム

    注目の相談スレッド

    PAGE TOP