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決算時の労働保険料の処理について

著者 経営1年生 さん

最終更新日:2022年05月08日 23:39

会社設立1年目の経理初心者です。
昨年6月会社設立。
今月5月が決算月で労働保険料の帳簿付けで悩んでおります。
従業員雇用し始めたのが12月で、12月に労働保険の概算保険料を納付しました。
その時の仕訳は会社負担分を法定福利費従業員負担分を立替金として計上し、毎月の給与から従業員負担分を預り金として控除し立替金と相殺しておりました。
12月から3月にかけ従業員退職が多くあり、その為概算保険料支払い時の立替金を相殺しきれずマイナスとして残っているのですが、これを決算時にどのように処理すればよいのかわからず頭を抱えています。
マイナスのままでよいのか、他の勘定科目で未収の処理をするのか、4月以降の預り金で相殺をしてよいのか(それでもマイナスが残るのですが…。)調べても答えが分からず質問させていただきました。
初心者過ぎて見当はずれの質問をしておりましたら申し訳ございませんが、ご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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Re: 決算時の労働保険料の処理について

著者ユキンコクラブさん

2022年05月09日 09:33

立替金がマイナス。。。という事だと、概算保険料の納付自体が少なかったのでしょうか?
文面から読み取ると、立替金がそのまま残っているという事でよいのでしょうか?そうなると立替金がマイナスで残っている部分が気になります。

貴社の仕訳:わかりやすく数字を入れてみました。
<概算保険料納付時>
法定福利費(事業主負担:労災+雇用)10,000 / 現預金 11000
立替金 (労働者負担:雇用)     1,000 /

<給与を支払った時>雇用保険部分のみ
給与 100/ 預り金(雇用保険) 100
預り金100/立替金 100 

12月~3月までの預り金を100ずつとして、合計を400とすると、立替金はそのまま600残っていることになりますが。。。マイナスになっていますか?


ちなみに、、
労働保険料の支払い等の流れについて


①概算保険料支払い(原則4月~翌年3月までの給与支払予定額で決める)
労災保険料:全額事業主負担
雇用保険料労働者負担分+事業主負担

②給与から雇用保険料を徴収

③毎年6月1~7月10日までに 確定保険料+概算保険料支払
確定保険料(貴社の場合:12月~3月までの保険料精算分)
概算保険料(貴社の場合:4月~来年3月までの給与予定額にかかる保険料

となります。

実務としては、仕訳は複雑にせず、簡潔にしてもらっても問題ありません。
法定福利費勘定のみを使用して相殺仕訳をしていくこともできます。
<概算保険料を払った時>
法定福利費 11000/ 現金預金 11000

<給与から雇用保険料を徴収したとき>
給与 100/ 法定福利費 100

<確定保険料を支払った時>(概算分を含めて)
法定福利費 13000/ 現預金 13000

労働保険料の実態に合わせるのであれば、労働保険料はあくまでも先に保険料を納付する前払い(仮払い)になります。
<概算保険料を納付したとき>
前払費用労災保険料) 11000/ 現預金 11000

<給与より雇用保険を徴収したとき>
給与 100 /預り金(雇用保険) 100

<確定保険料を払った時> 概算保険料が多かった場合
法定福利費        9000/前払費用(前年度概算保険料) 11000
(確定保険料の事業主負担分)  
預り金(給与より徴収した分)500/
前払費用(今年度概算保険料)9500/ 現金預金 8000

※概算保険料が少なかった場合
法定福利費        11000/前払費用(前年度概算保険料)11000
(確定保険料分の事業主負担) 
預り金           2000/
前払費用(今年度概算保険料)13000/現預金 15000

この方法だと、確定保険料を支払った時だけ法定福利費が増加することになり、決算年度に影響が出ることがあります。

そのほかにも仕訳方法はいくつかあります。参考にしてみてください。
https://www.keihi.com/column/21564/

Re: 決算時の労働保険料の処理について

著者たなだいさん

2022年05月09日 10:51

> 会社設立1年目の経理初心者です。
> 昨年6月会社設立。
> 今月5月が決算月で労働保険料の帳簿付けで悩んでおります。
> 従業員雇用し始めたのが12月で、12月に労働保険の概算保険料を納付しました。
> その時の仕訳は会社負担分を法定福利費従業員負担分を立替金として計上し、毎月の給与から従業員負担分を預り金として控除し立替金と相殺しておりました。
> 12月から3月にかけ従業員退職が多くあり、その為概算保険料支払い時の立替金を相殺しきれずマイナスとして残っているのですが、これを決算時にどのように処理すればよいのかわからず頭を抱えています。
> マイナスのままでよいのか、他の勘定科目で未収の処理をするのか、4月以降の預り金で相殺をしてよいのか(それでもマイナスが残るのですが…。)調べても答えが分からず質問させていただきました。
> 初心者過ぎて見当はずれの質問をしておりましたら申し訳ございませんが、ご教授いただければ幸いです。
> よろしくお願いいたします。

立替預り両建て消去なんて、とある上場子会社が実際にやっていた処理です。
見当違いなんてことはありませんのでご安心ください。

さて、本題ですが、今回は立替金残高を未収入金に振り替えます。
ここで注意なのが、未収入金に振替するのは3月末での精算残高であり、
5月末の決算残高ではないということです。
4月及び5月は労働保険の計算上翌期と同じ扱いになるため、
会計上も合わせてあげた方が混乱は少ないと思います。

料率で計算すると、完全一致はしません。
雇用保険対象額に料率をかけた理論値と、預り金の金額に乖離が少ないようであれば、
預り金を正しい金額として立替金と両建て消去し未収入金に振り替えます。

もしわかりづらい説明でしたら申し訳ありません。
初の決算、頑張ってください。

Re: 決算時の労働保険料の処理について

著者経営1年生さん

2022年05月09日 22:40

> 立替金がマイナス。。。という事だと、概算保険料の納付自体が少なかったのでしょうか?
> 文面から読み取ると、立替金がそのまま残っているという事でよいのでしょうか?そうなると立替金がマイナスで残っている部分が気になります。

ユキンコクラブ様
とても丁寧なご返答誠にありがとうございます!
立替金のマイナスについて、ユキンコクラブ様のご賢察の通り立替金が残っている状態で、預かり金で回収しきれなかった為、マイナスと表現してしまっておりました。
労働保険料の支払いの流れや様々な仕分け方法があるとの情報、欲しかった情報満載で大変感謝しております。
改めてやりやすい方法で仕分け方法を検討していきたいと思っております。
ありがとうございました!

Re: 決算時の労働保険料の処理について

著者経営1年生さん

2022年05月09日 22:43

> 立替預り両建て消去なんて、とある上場子会社が実際にやっていた処理です。
> 見当違いなんてことはありませんのでご安心ください。
>
> さて、本題ですが、今回は立替金残高を未収入金に振り替えます。
> ここで注意なのが、未収入金に振替するのは3月末での精算残高であり、
> 5月末の決算残高ではないということです。
> 4月及び5月は労働保険の計算上翌期と同じ扱いになるため、
> 会計上も合わせてあげた方が混乱は少ないと思います。
>
> 料率で計算すると、完全一致はしません。
> 雇用保険対象額に料率をかけた理論値と、預り金の金額に乖離が少ないようであれば、
> 預り金を正しい金額として立替金と両建て消去し未収入金に振り替えます。
>
> もしわかりづらい説明でしたら申し訳ありません。
> 初の決算、頑張ってください。

たなだい様
温かいお言葉とご丁寧なご回答を頂き大変感謝しております。
知りたかった情報そのままズバリを頂き大変参考になりました!
決算を頑張って乗り切ろうと思います。
ありがとうございました!

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