自営業の父親を扶養することについて

返信が無いので書き込みますが、専門知識がありません。

> 社員が自営業の父親を税扶養に入れたいと申し出てきたのですが、
> ①その場合何か条件はあるのでしょうか?

本人と生計を一にしていて、
平成21年中の所得の見積額が38万円以下です。

自営業者の所得の見積額には注意が必要です。
パート・アルバイト等の給与所得者の場合は、
年収103万円以下（給与所得控除額65万円を引く）で判断しますが、
自営業の場合には、給与所得控除額65万円を引きません。
自分で経費を計算しているので、その分と、
青色申告者に対しては、青色申告特別控除を引きます。
年度収入はまだ確定してないので、見込み額を概算記入してもらって、判断するしかないと思います。

> ②母親に収入があるようなのですが、その場合は母親が配偶者として扶養したほうがよいとおものですが、別居中で連絡が取れないという場合はどうなるのでしょうか？

別居中で連絡が取れないって事は、生計を一にする配偶者じゃないと思いますが、
母親から父親に送金等があり、母親が「控除対象配偶者」又は「配偶者特別控除」で申告するのか確認する必要があります。

> ③②の件で生計を一にしていないもしくは別居しているという証明が必要でしょうか?

健康保険の被扶養者に入れる場合には必要ですが、
所得税の控除の場合には不要です。
（不要だと思います。自信はありません。）

> ④そもそも社員の今年の収入が100万いかないくらいなのですが、年末調整で税金が0になるのではないかと思うのです。その場合父親を税扶養に入れる意味はないと思うのですが、正しいでしょうか?

正しいのか分かりません。
市民税の計算とかもあるので、本人が申告書に書いた内容で処理すれば良いと思います。

> ⑤もし社員の収入が所得税を取られるくらい高くて今年どうしても父親を扶養に入れたいという場合は父親の所得を証明しないといけないのではないかとおもうのですが、自営業ということは今年の収入はわからないのでどうするのでしょうか？とりあえず扶養にいれないで来年に父親の収入がわかってから確定申告にいくとかでしょうか？

上に書いてしまいましたが、申告書には「見込み額」を記入してもらい、申告書通りの処理でよいと思います。
来年の確定申告で父親が扶養親族に入れないぐらい所得があったら、本人に確定申告で訂正してもらって下さい。

もし、本人が確定申告で訂正しなかった場合は、会社へ通知書が届きますので、対応すれば問題ないです。
（確定申告の訂正が遅れた場合にも、通知書が届きます。）
1.　市民税を特別徴収している場合には、市町村から市民税の変更通知が届きます。（扶養控除の否認、所得控除額の更正など）
　　変更月を確認して、給与の控除額と市民税の納付額を変更すれば良い。
2.　税務署から扶養控除等の是正通知書が届きます。
　　回答書に記入して、納付書で追加納付すれば良い。

> いろいろあって混乱してしまってよくわからないのでどれかひとつでもいいので教えていただけたらと思っています。よろしくお願いいたします。

回答ありがとうございました。
見当もつかなかったので本当に助かりました。

> 自営業の場合には、給与所得控除額65万円を引きません。
> 自分で経費を計算しているので、その分と、
> 青色申告者に対しては、青色申告特別控除を引きます。


特にこの件をまったく忘れてました。
どうも両親のことを社員のほうがいろいろ言いたくないこととかあるようでこちらも手探りでしたが、基本的には本人の申告どおりにするしかないのですね・・・・。是正勧告がこないことを願ってとりあえずは今年の処理をしたいと思います。ありがとうございました。