今回は、
借入金とリースについてお話します。
よく、
固定資産を買うとときに、
「
借入金でやったほうがいいか、リースにしたほうがいいか」
という質問を受けることがあります。
「
借入金」も「リース」も、どちらも借金であることには
変わりありません。
ただ、
契約内容が違い、返済内容が違うだけです。
「
借入金」は、おカネを借りて、そのおカネに
利息をつけて返していく。
「リース」は、モノをリース会社に買ってもらい、その使用料という
かたちで返済をしていく。
「リース」の場合も、もし
契約期間の途中でそのモノを使わなくなった
としても、当初の
契約したお金はすべて返済しなければなりません。
そのため、
借入金もリースも、どちらも返済しなければならない
借金には、かわりないのです。
それでは、どちらがいいでしょうか。
賛否両論あるところだとは思いますが、ここでは
リースを推したいと思います。
なぜか。
このメールマガジンのテーマである
「経理の仕組みをカンタンにする」ためには、
リースのほうが適しているからです。
借入金は、毎月分割で返済していきます。
このとき、元金均等で返していけば、月々の返済額は、
利息が違うので変わります。
管理均等なら、月々の返済額は同額ですが、元金と
利息の内訳が
毎
月変わります。
つまり、それだけ経理処理の手間が増えます。
また、
固定資産は、毎年「
減価償却」という手続きで
費用化していかなくてはなりません。
これも、一手間かかります。
さらに、「償却
資産申告」もしなければならず、償却
資産税も
場合によってはかかってきます。
また、保険のことも考えなければなりませんね。
じゃあ、リースのほうはどうでしょうか。
毎月定額のリース料を支払っていくだけ。
あとは、何の処理も必要ありません。
借入金と同じように、残高管理(あと何回分で、いくら残っているのか)は
しなければなりませんが、これもリースの一覧表を消しこんでいくだけ
ですから、
借入金の管理と同じです。
そして、大きいのが、「資金の流れと損益計算が一致する」
ということです。
つまり、 入金って、利益と考えたくなりますよね。
また、支払って、
借入金の返済であっても、
費用って考えたくなりますよね。
借入金の場合には、入金も利益でない代わりに、返済も
費用では
ありません。あたりまえですが。
それに対して、リースのほうは、リース料の支払=
費用となります。
つまり、「資金の流出=
費用の発生」とすることができ、
イメージがつかみやすいのです。
借入金でやると、
「返済は○○円だけど、この分は
費用にならないから、
その分利益が出て、税金を払わなければならない。
資金繰りは大丈夫かなあ」
という計算をしなくてはなりません。
そのような手間をかけるよりも、リースにしてしまったほうが
楽ですよね。
クルマのリースがはやっているのも、この手間が省けることが大きいです。
支払総額は、どちらが有利かはケースバイケースなので、
一概には言えません。
ただ、ここでは、「カンタンな経理」という点から
リースをお勧めします。
今回は、借入金とリースについてお話します。
よく、固定資産を買うとときに、
「借入金でやったほうがいいか、リースにしたほうがいいか」
という質問を受けることがあります。
「借入金」も「リース」も、どちらも借金であることには
変わりありません。
ただ、契約内容が違い、返済内容が違うだけです。
「借入金」は、おカネを借りて、そのおカネに利息をつけて返していく。
「リース」は、モノをリース会社に買ってもらい、その使用料という
かたちで返済をしていく。
「リース」の場合も、もし契約期間の途中でそのモノを使わなくなった
としても、当初の契約したお金はすべて返済しなければなりません。
そのため、借入金もリースも、どちらも返済しなければならない
借金には、かわりないのです。
それでは、どちらがいいでしょうか。
賛否両論あるところだとは思いますが、ここでは
リースを推したいと思います。
なぜか。
このメールマガジンのテーマである
「経理の仕組みをカンタンにする」ためには、
リースのほうが適しているからです。
借入金は、毎月分割で返済していきます。
このとき、元金均等で返していけば、月々の返済額は、
利息が違うので変わります。
管理均等なら、月々の返済額は同額ですが、元金と利息の内訳が
毎月変わります。
つまり、それだけ経理処理の手間が増えます。
また、固定資産は、毎年「減価償却」という手続きで
費用化していかなくてはなりません。
これも、一手間かかります。
さらに、「償却資産申告」もしなければならず、償却資産税も
場合によってはかかってきます。
また、保険のことも考えなければなりませんね。
じゃあ、リースのほうはどうでしょうか。
毎月定額のリース料を支払っていくだけ。
あとは、何の処理も必要ありません。
借入金と同じように、残高管理(あと何回分で、いくら残っているのか)は
しなければなりませんが、これもリースの一覧表を消しこんでいくだけ
ですから、借入金の管理と同じです。
そして、大きいのが、「資金の流れと損益計算が一致する」
ということです。
つまり、 入金って、利益と考えたくなりますよね。
また、支払って、借入金の返済であっても、
費用って考えたくなりますよね。
借入金の場合には、入金も利益でない代わりに、返済も費用では
ありません。あたりまえですが。
それに対して、リースのほうは、リース料の支払=費用となります。
つまり、「資金の流出=費用の発生」とすることができ、
イメージがつかみやすいのです。
借入金でやると、
「返済は○○円だけど、この分は費用にならないから、
その分利益が出て、税金を払わなければならない。
資金繰りは大丈夫かなあ」
という計算をしなくてはなりません。
そのような手間をかけるよりも、リースにしてしまったほうが
楽ですよね。
クルマのリースがはやっているのも、この手間が省けることが大きいです。
支払総額は、どちらが有利かはケースバイケースなので、
一概には言えません。
ただ、ここでは、「カンタンな経理」という点から
リースをお勧めします。