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労働時間フリーの「労働者」とは? その2

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労働時間フリーの「労働者」とは? その2
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前回に引き続き、労働時間を把握する義務がない労働者について、
取り上げていきます。

今回は、社外で業務を行うセールスマンや記者など、使用者の指揮
監督(時間管理)が及ばないケースです。

通常、使用者には労働者の時間を管理する義務が課されています。

労働基準法では、労働時間に応じて賃金を支払うという考え方を基
本とすることが背景にあります。

しかし、朝から晩まで出社せず、出ずっぱりのような場合には何時
間働いたかが把握できません。

このような場合に限り、「所定労働時間」つまり、契約した労働時
間働いたこととみなすものとされています。

例えば朝から直行で帰りも直帰のような場合、所定労働時間(例え
ば9:00から18:00までの8時間・休憩1時間)を働いたものとみ
なします。

もちろん、明らかに所定労働時間をオーバーしているような場合に
は、その時間もカウントしなければなりません。

資料がない場合、オーバーした時間のカウントは最終的に労使など
当事者の話し合いで決めることになります。

多くの場合はカウント時間に対して実労働時間が多くなるというの
が慣習となっているため、営業マンなどは割を食っているところが
あります。

当事者の合意で労働時間賃金を決定するというのはユニークです
が、あまり不均衡があってはせっかくの勤務が長続きしません。

この当たり、お互い不満が生じないように納得のいく落としどころ
を見つける必要がありそうです。

もちろん、過労などにならないようセーブする義務がなくなったわ
けではありませんので、コミュニケーションの機会を設けて仕事の
状況を把握する必要があります。

労働時間をカウントできない外勤などの場合のみ利用できるシステ
ムですが、知識として持っておけば役立てる機会もあるかもしれま
せん。

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◆ 未経験者を短期で戦力化する方法とは?
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私が日頃中小企業の人事のお手伝いをしていて、人材の確保に関す
る悩みを良く聞きます。

多くのケースは経験者が必要なのに、なかなか集まらない…といっ
たものです。

そもそも即戦力になる経験者は金のタマゴ、どこへ行っても引っ張
りだこです。

そんな状況で、特に中小企業は採用が難しい!

経験を持った、あるいは優秀な人材は(処遇の差もありますが)ど
うしても大企業へ流れていく傾向があるようです。

労働力人口が頭打ちになっている今、各企業では即戦力ばかりを追
ってはいられません。

未経験者を戦力化して使えるようにすることが求められています。

しかも、できる限り早く、できる限り安く、です。

大田区に本社がある製造アウトソーシング受託(工場のライン業務
を受託する)業の会社の研修を参考に取り上げてみましょう。

この会社では、求人情報誌への掲載から未経験者を中心に雇入れを
行っていましたが、定着率が良くないという問題を抱えていました。

そこで、この会社では研修のシステムを改善しました。

まず最初の一週間でモラルや潜在能力の確認など、意識改革や動機
付けを行っていきます。

二週間目でパソコン、安全衛生、品質管理などの基礎知識、および
高圧ガス、有機溶剤などの有害作業関連の知識を修得します。

三週間目からは本格的な専門教育、拡散、CVD、スパッタ、フォ
トリソグラフ、ドライエッチング、イオン注入…(何のことだか私
は分かりません。。)などについて行います。

さらに、理論を理解した四週目から実機を使った研修、五週目で配
属先に対応した研修と行い、以上の全五週間でシロウトが一人前に
なる!というのが売りの研修コースです。

こうしたコースが組めるのは、
・実機が使える
・実務経験豊富な講師が多数いる
などの強みを持つからなのですが、どこか学べるところもありそう
な気がします。

動機付け、能力の棚卸しを研修の最初に持ってくるというのは、
「意欲の低い」または「不安の大きい」シロウトを戦力化するには
良い方法です。

メンタル面をクリアにして勉強に身を入れてもらったほうが、研修
の効率(コストパフォーマンス)が良いのは言うまでもありません。

ウチの会社はそんなヤツは採用しない!というのなら話は別ですが、
なかなかそうは上手く行かないのが現状です。

能力面だけならシロウトをいきなり最前線に放り込む荒業もありま
すが、当事者の誰かが苦労をするのが目に見えていますね(笑)。

もちろん、ミスマッチにもつながりかねません。

結局、一人前の従業員を作るには、どこかで対価を支払うことが必
要ということではないでしょうか。


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