<創刊号>
コンピテンシーって何だ!
組織・企業の発展のためには、自社の保有する経営資源であるヒト、モノ、カネ、情報な
どを最大限に活用しなければならないことはいまさら申し上げるまでもありません。中でも
人財(人材ではない)の育成は、頭の中では分かっていても、どこの組織・企業でも思うよ
うな成果が上がっていないのが実情なのです。欲しいときに、あるいは忙しい時に多めに採
用しておき、業績にかげりが出たらリストラというのでは、「付加価値を生んでくれるはず
の卵である人材」が流出し、古くから言われている「企業は人なり」とか「人は石垣、人は
城」はどこかに吹っ飛んでしまうでしょう。
1.一口に言って、
コンピテンシーとは
コンピテンシーとは、心理学上「高業績者の成果達成に見られる行動特性」であるといわ
れており、保有している能力ではなく、「行動として現れた能力」なのです。
2.仕事の「成果物・アウトプットは何か」を考えてみましよう
私は、仕事上で多くの経営者・経営トップの方とお話しする機会があります。多くの経営
者・トップの方は、即戦力の人財が欲しいとおっしゃるのです。今いる社員に対して、不満
や物足りなさをいつも感じているのです。
一方私は、
離職者を対象とする研修機関で時々講師をさせていただいていますが、どのコ
ースも満員の盛況ぶりです。研修機関では主として新しい知識、手法、スキルを学ぶカリキ
ュラムになっています。その上で
履歴書、職務経歴書の書き方や面接の受け方もレクチャー
し、希望する職種や企業に面接に行っていただいています。しかしながら、就職の決定率は
30~40%のようです。
失業率が5%強の中にあってなぜ就職決定率が低いのでしょうか。年齢の壁もありますが、
多くの経営者・経営トップの方は「面接をしてみたが、当社で成果に貢献してくれる人財に
は見えなかった。だから
採用を断念した」とおっしゃるのです。そこには
採用する側と求職
者の間に大きなギャップがあるわけです。(中には内定をもらったが断ったといって胸を張
っている人もいますが・・・)
まずは現在担当されている仕事の「成果物・アウトプットは何か」と自問し、紙に書き出
してみて欲しいと思います。
離職者の方は、前職の仕事あるいは再就職を希望する仕事にお
ける「成果物・アウトプットは何か」と自問してみて下さい。
その上で、人に負けない「成果物・アウトプットを出しているか、あるいは出せるか」と
自問し、同様に紙に書き出してみて欲しいと思います。
自信を持って「出している、あるいは出せる」ということになりましたでしょうか。
これから解説する
コンピテンシーを磨いて行動力を発揮すれば、90~100%成果に貢
献できるのです。そこで
コンピテンシーについて分かりやすく解説していきます。知人、同
僚、友人へもご購読をお勧め願います。
最初は少し理論めいたことから解説しますが、話はだんだん具体的になっていきますので、
是非継続してお読みいただきたいと思います。
次回に続く
次回は「
コンピテンシーに公式なんてあるの?」を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メルマガ】
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ 投稿記事の著作権は、記事の執筆者に帰属します。無断で転載・複製・頒布することを深く禁じます。
▼ 当サイトの全てのコンテンツ(コンテンツ内に投稿された情報を含む)・リンク先の情報をご利用される際には、専門機関に問い合わせるなど十分な確認をなさってから実践するようにしてください。
▼ 当サイトの全てのコンテンツ(コンテンツ内に投稿された情報を含む)・リンク先の情報をご利用されたことによる損害等の保証は当サイト及びコンテンツ内に投稿された執筆者を含め一切負いかねますので予めご了承願います。
<創刊号>コンピテンシーって何だ!
組織・企業の発展のためには、自社の保有する経営資源であるヒト、モノ、カネ、情報な
どを最大限に活用しなければならないことはいまさら申し上げるまでもありません。中でも
人財(人材ではない)の育成は、頭の中では分かっていても、どこの組織・企業でも思うよ
うな成果が上がっていないのが実情なのです。欲しいときに、あるいは忙しい時に多めに採
用しておき、業績にかげりが出たらリストラというのでは、「付加価値を生んでくれるはず
の卵である人材」が流出し、古くから言われている「企業は人なり」とか「人は石垣、人は
城」はどこかに吹っ飛んでしまうでしょう。
1.一口に言って、コンピテンシーとは
コンピテンシーとは、心理学上「高業績者の成果達成に見られる行動特性」であるといわ
れており、保有している能力ではなく、「行動として現れた能力」なのです。
2.仕事の「成果物・アウトプットは何か」を考えてみましよう
私は、仕事上で多くの経営者・経営トップの方とお話しする機会があります。多くの経営
者・トップの方は、即戦力の人財が欲しいとおっしゃるのです。今いる社員に対して、不満
や物足りなさをいつも感じているのです。
一方私は、離職者を対象とする研修機関で時々講師をさせていただいていますが、どのコ
ースも満員の盛況ぶりです。研修機関では主として新しい知識、手法、スキルを学ぶカリキ
ュラムになっています。その上で履歴書、職務経歴書の書き方や面接の受け方もレクチャー
し、希望する職種や企業に面接に行っていただいています。しかしながら、就職の決定率は
30~40%のようです。
失業率が5%強の中にあってなぜ就職決定率が低いのでしょうか。年齢の壁もありますが、
多くの経営者・経営トップの方は「面接をしてみたが、当社で成果に貢献してくれる人財に
は見えなかった。だから採用を断念した」とおっしゃるのです。そこには採用する側と求職
者の間に大きなギャップがあるわけです。(中には内定をもらったが断ったといって胸を張
っている人もいますが・・・)
まずは現在担当されている仕事の「成果物・アウトプットは何か」と自問し、紙に書き出
してみて欲しいと思います。離職者の方は、前職の仕事あるいは再就職を希望する仕事にお
ける「成果物・アウトプットは何か」と自問してみて下さい。
その上で、人に負けない「成果物・アウトプットを出しているか、あるいは出せるか」と
自問し、同様に紙に書き出してみて欲しいと思います。
自信を持って「出している、あるいは出せる」ということになりましたでしょうか。
これから解説するコンピテンシーを磨いて行動力を発揮すれば、90~100%成果に貢
献できるのです。そこでコンピテンシーについて分かりやすく解説していきます。知人、同
僚、友人へもご購読をお勧め願います。
最初は少し理論めいたことから解説しますが、話はだんだん具体的になっていきますので、
是非継続してお読みいただきたいと思います。
次回に続く
次回は「コンピテンシーに公式なんてあるの?」を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メルマガ】 コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる
⇒
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ 投稿記事の著作権は、記事の執筆者に帰属します。無断で転載・複製・頒布することを深く禁じます。
▼ 当サイトの全てのコンテンツ(コンテンツ内に投稿された情報を含む)・リンク先の情報をご利用される際には、専門機関に問い合わせるなど十分な確認をなさってから実践するようにしてください。
▼ 当サイトの全てのコンテンツ(コンテンツ内に投稿された情報を含む)・リンク先の情報をご利用されたことによる損害等の保証は当サイト及びコンテンツ内に投稿された執筆者を含め一切負いかねますので予めご了承願います。