◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
中小企業経営者・幹部向けメールマガジン
業績回復のきっかけは社内にあった
「社員がやる気を出す秘訣」 vol.66 2006/8/22(火)
並木
労務経営事務所
http://homepage2.nifty.com/803/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
-----------------
■ 今日の目次 ■
-----------------
・「経営分析しただけで満足している??」
・ 次回予告
・ 当事務所の書籍と小冊子のご案内
----------------------------------------------------------
■ 経営分析しただけで満足している?
----------------------------------------------------------
前回は、小さくても1位の製品や業界や地域があると、1位集中の原則
・1位
経費割安の原則で会社の利益率が良くなり、給与水準も高く
できますので優秀なひとが
採用出来ます。
同業よりも1割から2割給与水準を高くすると、人材が完全に差別化
されますから、利益率は更に2割から3割以上もよくなります。
という話でした。
見逃した方はこちらでご覧になれます。
↓
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-12589/sdo-new/
今日は「経営分析しただけで満足している?」という話です。
SWAT分析というのがあります。
商工会などでも無料でやってくれることもあるようです。
自社の強みと弱み、外部環境における機会と脅威を分析するものです。
しかし、それ自体は大変いいことですが、それを社員に説明しただけ
だったり、社長がそれを見ながら悩んでいるだけで終わっていることが
多いのが残念です。
SWAT分析結果をもとに、「我社の弱みはここか!今度セミナー出席して
勉強してこよう」という社員がいるのでしょうか?
あるいは、社長がひとり考えているだけで、解決するのでしょうか?
強大な資金力によるシステムや支店、工場数により売上利益を押し上げる
大企業と違い、中小企業の場合は人の力で売上利益を作っていかなければ
なりません。
ですから、社員を巻き込みながら戦略を進めていかなければならない
わけです。
それともう一つ重要なことは、弱みを克服するより、自社の強みを伸ばす
ほうが効果的ということです。
そもそも、あまり欠点がないからこそ大きくなれた大企業は、学校時代
から優等生で欠点の少ない社員が仕事をしています。
だから、会社も人も弱点のほうが少ないので、弱い部分をテコ入れする
と業績は向上します。
これに対して、欠点の多い中小企業が少しばかり欠点を克服しても、
普通になるだけで、顧客の支持が上がるとは限らない場合が多いのです。
このきびしい時代に間に合わないかもしれません。
逆に長所を伸ばしていけば、その長所目当てにお客が増えるかも
しれません。
「うちあたりに長所があるのかね?」
でも、実際にお客さんいるんでしょ?
そのお客さんは何で皆さんの会社を選んだのでしょうか?
必ず何らかの理由はあるものです。
私も、新規にご
契約いただいたとき「数あるなかで、うちを選んでくれた
理由はなんですか?」と聞いています。
そうすると「小さい会社向けのようだから」とか
「あんまり、むずかしいことは言わなくて、わかりやすいから」
「近いから」「たまにくるセミナー案内やホームページをよく見てた」
とか言ってもらえます。
あまりたいした理由ではないのですが、小さい会社に絞り、業績向上
に貢献していけば、その部分で情報が広まったりして紹介をいただけた
りします。
また、最近の新規のお客さんを購買日を中心に時系列に並べていき、
年齢や地域や購買動機などを記入していくと、ある傾向がつかめるかも
知れません。
それを分析し、その傾向部分を徹底して伸ばしていくとが、いわいる
「差別化」というものではないでしょうか?
また、それに合わせて社員を訓練し、その努力のプロセスを評価し処遇
をしていくことが不可欠です。
経営資源のない中小企業の場合は、人の力で売上利益を作って
いかなければならないからです。
その場合の社員評価も、協調性が5点満点中の3点、
積極性が5点満点中の4点などのような減点主義ではなく、
社長の方針のなかで、どんな貢献があったかを重点的にプラス評価
してもらいたいと思います。
中小企業社員のなかには、能力はあるけど、何か欠点があって大企業では
働けない人がいたり、あるいは子供の頃からあまり褒められた経験が
ないため、褒められることに飢えている人が多いものです。
だから、欠点を一つひとつ見ていくのではなく、その個性と仕事レベル
に合わせて良かった点を重点的に見ていって下さい。
必ず大企業にはない特徴が磨かれて「差別化」になり、それを気に入って
くれた顧客が選んでくれるでしょう!
お互いに頑張りましょう。
次回は「時流はローテク」
をお送りします。
===================================
■当事務所の書籍と小冊子のご案内
===================================
●書籍のご案内
会社で何か新しい取り組みをするとき、それを定着させるための仕組み
を作らないと続きません。
そして仕組みとは、強制して社員にやらせ、その努力のプロセスや結果
が、昇給や
賞与に反映されることです。
社長の方針どおりに頑張った社員の
賞与が増えたという現実・事実が
わかった時、社員は「社長は本気なんだ」と感じ、初めてやる気に
なります。
http://tinyurl.com/7cd9z
●関東地区中小企業
役員様限定 無料小冊子
7番8番の製品、サービスを取り揃えても、供給過剰時代では顧客に
選んでもらえない。「中小企業は範囲を絞って1位を狙え!」
http://homepage2.nifty.com/803/sasshi.htm
★セミナー講師引き受けます。
ご興味がある方はメールやお電話でご連絡下さい
E-mail:
fwpe2780@mb.infoweb.ne.jp
tel 0480-62-7491
==================================================================
発行元 : 並木
労務経営事務所
http://homepage2.nifty.com/803/
お問い合わせ : E-mail:
fwpe2780@mb.infoweb.ne.jp
発行協力 : 「まぐまぐ」
http://www.mag2.com/
メルマガ登録変更解除:
http://www.mag2.com/m/0000137325.htm
発行者Webサイト:
http://homepage2.nifty.com/803/merumaga.html
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
中小企業経営者・幹部向けメールマガジン
業績回復のきっかけは社内にあった
「社員がやる気を出す秘訣」 vol.66 2006/8/22(火)
並木労務経営事務所
http://homepage2.nifty.com/803/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
-----------------
■ 今日の目次 ■
-----------------
・「経営分析しただけで満足している??」
・ 次回予告
・ 当事務所の書籍と小冊子のご案内
----------------------------------------------------------
■ 経営分析しただけで満足している?
----------------------------------------------------------
前回は、小さくても1位の製品や業界や地域があると、1位集中の原則
・1位経費割安の原則で会社の利益率が良くなり、給与水準も高く
できますので優秀なひとが採用出来ます。
同業よりも1割から2割給与水準を高くすると、人材が完全に差別化
されますから、利益率は更に2割から3割以上もよくなります。
という話でした。
見逃した方はこちらでご覧になれます。
↓
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-12589/sdo-new/
今日は「経営分析しただけで満足している?」という話です。
SWAT分析というのがあります。
商工会などでも無料でやってくれることもあるようです。
自社の強みと弱み、外部環境における機会と脅威を分析するものです。
しかし、それ自体は大変いいことですが、それを社員に説明しただけ
だったり、社長がそれを見ながら悩んでいるだけで終わっていることが
多いのが残念です。
SWAT分析結果をもとに、「我社の弱みはここか!今度セミナー出席して
勉強してこよう」という社員がいるのでしょうか?
あるいは、社長がひとり考えているだけで、解決するのでしょうか?
強大な資金力によるシステムや支店、工場数により売上利益を押し上げる
大企業と違い、中小企業の場合は人の力で売上利益を作っていかなければ
なりません。
ですから、社員を巻き込みながら戦略を進めていかなければならない
わけです。
それともう一つ重要なことは、弱みを克服するより、自社の強みを伸ばす
ほうが効果的ということです。
そもそも、あまり欠点がないからこそ大きくなれた大企業は、学校時代
から優等生で欠点の少ない社員が仕事をしています。
だから、会社も人も弱点のほうが少ないので、弱い部分をテコ入れする
と業績は向上します。
これに対して、欠点の多い中小企業が少しばかり欠点を克服しても、
普通になるだけで、顧客の支持が上がるとは限らない場合が多いのです。
このきびしい時代に間に合わないかもしれません。
逆に長所を伸ばしていけば、その長所目当てにお客が増えるかも
しれません。
「うちあたりに長所があるのかね?」
でも、実際にお客さんいるんでしょ?
そのお客さんは何で皆さんの会社を選んだのでしょうか?
必ず何らかの理由はあるものです。
私も、新規にご契約いただいたとき「数あるなかで、うちを選んでくれた
理由はなんですか?」と聞いています。
そうすると「小さい会社向けのようだから」とか
「あんまり、むずかしいことは言わなくて、わかりやすいから」
「近いから」「たまにくるセミナー案内やホームページをよく見てた」
とか言ってもらえます。
あまりたいした理由ではないのですが、小さい会社に絞り、業績向上
に貢献していけば、その部分で情報が広まったりして紹介をいただけた
りします。
また、最近の新規のお客さんを購買日を中心に時系列に並べていき、
年齢や地域や購買動機などを記入していくと、ある傾向がつかめるかも
知れません。
それを分析し、その傾向部分を徹底して伸ばしていくとが、いわいる
「差別化」というものではないでしょうか?
また、それに合わせて社員を訓練し、その努力のプロセスを評価し処遇
をしていくことが不可欠です。
経営資源のない中小企業の場合は、人の力で売上利益を作って
いかなければならないからです。
その場合の社員評価も、協調性が5点満点中の3点、
積極性が5点満点中の4点などのような減点主義ではなく、
社長の方針のなかで、どんな貢献があったかを重点的にプラス評価
してもらいたいと思います。
中小企業社員のなかには、能力はあるけど、何か欠点があって大企業では
働けない人がいたり、あるいは子供の頃からあまり褒められた経験が
ないため、褒められることに飢えている人が多いものです。
だから、欠点を一つひとつ見ていくのではなく、その個性と仕事レベル
に合わせて良かった点を重点的に見ていって下さい。
必ず大企業にはない特徴が磨かれて「差別化」になり、それを気に入って
くれた顧客が選んでくれるでしょう!
お互いに頑張りましょう。
次回は「時流はローテク」
をお送りします。
===================================
■当事務所の書籍と小冊子のご案内
===================================
●書籍のご案内
会社で何か新しい取り組みをするとき、それを定着させるための仕組み
を作らないと続きません。
そして仕組みとは、強制して社員にやらせ、その努力のプロセスや結果
が、昇給や賞与に反映されることです。
社長の方針どおりに頑張った社員の賞与が増えたという現実・事実が
わかった時、社員は「社長は本気なんだ」と感じ、初めてやる気に
なります。
http://tinyurl.com/7cd9z
●関東地区中小企業役員様限定 無料小冊子
7番8番の製品、サービスを取り揃えても、供給過剰時代では顧客に
選んでもらえない。「中小企業は範囲を絞って1位を狙え!」
http://homepage2.nifty.com/803/sasshi.htm
★セミナー講師引き受けます。
ご興味がある方はメールやお電話でご連絡下さい
E-mail:
fwpe2780@mb.infoweb.ne.jp
tel 0480-62-7491
==================================================================
発行元 : 並木労務経営事務所
http://homepage2.nifty.com/803/
お問い合わせ : E-mail:
fwpe2780@mb.infoweb.ne.jp
発行協力 : 「まぐまぐ」
http://www.mag2.com/
メルマガ登録変更解除:
http://www.mag2.com/m/0000137325.htm
発行者Webサイト:
http://homepage2.nifty.com/803/merumaga.html