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成長し続ける企業に!サービス業専門
社労士日記(第728回)
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おはようございます。
メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。
このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている
人事担当者
同業の
社労士さん
へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。
テーマは
「
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。
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◎お客様の売上アップのため!サービス業専門
社労士日記
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒
http://archive.mag2.com/0000250571/index.html
小松潤一
社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp http://www.style-neo.com
-------------------------------------------------------------
目次
■はじめに
■組織論5
--------------------------------------------------------------
■はじめに
昨日の日本代表戦
相手に1点を取られたところくらいまでは覚えているのですが
不覚にも眠ってしまいました。
気がついたら朝の6時
すぐに結果を知ろうと携帯片手にチェック
そしてユーチューブでハイライトシーンを今見ていました。
やっぱり生で見ないと面白くないですね。
寝てしまったこと少し後悔しました。
さあて明日はなでしこジャパンですね。
これだけサッカーが続くと面白いですね。
特にワールドカップ予選はめっちゃ盛り上がります。
話は変りますが今日も昨日の続き
-------------------------------------------------------------
■組織論5
続きです。
(作り話です)
次期社長を決めるテストが開始された。
テストは簡単だった。
副社長と専務が管理している店の目標達成率が高い方が
勝利する仕組みだ。
副社長である兄は、料理人としての技術はないが天才的な
経営力で、広告や効率化を考えて売上を伸ばすタイプだ
専務である弟は、天才的な料理人で現場の職人からの信頼も厚い
料理に対してこだわりを持っていて美味しい料理と最高の接客を
もとに売上を伸ばすタイプだ
兄派閥は喜んだ。
「よしこの勝負もらった。我々は飲食店を利益体質にする仕組みを持っている
あっちは職人ばかりで売上なんてそんなに興味がないし目標は達成できないだろう」
弟派閥も喜んだ
「向こうは効率とかシステム化とか頭になくどうすれば美味しい料理を提供して
お客様に喜んでもらえるかなんて考えていない。
結局飲食店はサービス業だ。効率やシステマチックにした飲食店が目標を達成できないだろ」
真っ二つに分かれた戦いは徐々に弟派閥に有利になって行った。
どんどんと達成率で兄派閥は負け越すようになっていたのだ。
弟派閥会議
「よしこのままいけば勝利は間違いない。やっぱり料理は美味しさを追求しなければ」
「そうだな。向こうは効率化とかシステム化とかばっかりだもんな!」
「そうだな。よしこの勢いに乗ってもっと差をつけるために営業時間を
伸ばしてみよう。みんなの
労働時間は増えるのだがこの際仕方ない
どんどんやってみよう。ね?専務」
今まで黙っていた専務は重い口を開きます。
弟
「たしかに料理は美味しい料理を提供してお客様に喜んでもらえるから
当社は成り立っている。
そのために努力は惜しまないつもりだが、このままの状態では
現場の社員が浪費してしまって疲れ切ってしまう。
兄貴のやっていることすべてが悪いことでなく良い面もたくさんある
労働時間を増やしてしまったら働いている社員の家族は誰も喜ばない
我々の仕事はお客様を喜ばすことだ
そのためには社員が笑顔で働いてくれないといけない
美味しさを追求してもっと効率よく出来ないかを考えよう
営業時間や
労働時間を増やす前にやるべきことはたくさんある」
専務がを副社長擁護するような発言を聞いた部下たちは驚いた。
【飲食店は味だ!!!!システム化なんて不必要だ!】
そう思っている部下がたくさんいたのだ
兄派閥会議
「このままではまずい。何か手を打たなければ、
大々的にネット広告をしてみたらどうだろうか?」
「もっとコストダウンした食材で利益を確保してはどうだろうか?
生ビールではなく発泡酒を中心に出してみたらどうだろうか?」
「いやいや飲食店の基本は美味しい料理だ。その基本を忘れてはだめだ」
「しかしそう言ってもこのままでは負ける」
「そうだ思い切ってテレビCMを流してみよう」
「バカそれをやったら専務側の売上も上がるだろ!!!」
こんな会議が続いている時に副社長である兄が重い口を開いた。
兄
「確かに効率やシステム化をすることによりお客様へのサービス価格が下がって
喜ばれるかもしれない。しかし飲食店は結局サービス業だ。
美味しい料理があってお客様が喜んでくれて当社は成り立っている。
システム化を実施するのであればお客様のためだ。当社の
従業員のためでなく
お客様のために実施するのだ。
その大前提を忘れている。
我々の仕事はお客様を喜ばすことだ
そのためには社員が笑顔で働いてくれないといけない
美味しさを追求してもっと効率よく出来ないかを考えよう」
副社長が専務を擁護するような発言を聞いた部下たちは驚いた。
【飲食店は効率だ!!!!お客様の笑顔なんて不必要だ】
そう思っている部下がたくさんいたのだ
お互いに考えが合わない部下たちは上司である副社長と専務との
考えの違いを感じ取り
退職するものまで現れた。
そしてついに結果が出た。
弟の方が目標を達成したのだ。
次期社長は弟に決まった。
それと同時に兄は会社を
退職することとなった。
続く
よかったら感想をください
info@style-neo.jp
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創造人材
株式会社
小松潤一
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■はじめに
昨日の日本代表戦
相手に1点を取られたところくらいまでは覚えているのですが
不覚にも眠ってしまいました。
気がついたら朝の6時
すぐに結果を知ろうと携帯片手にチェック
そしてユーチューブでハイライトシーンを今見ていました。
やっぱり生で見ないと面白くないですね。
寝てしまったこと少し後悔しました。
さあて明日はなでしこジャパンですね。
これだけサッカーが続くと面白いですね。
特にワールドカップ予選はめっちゃ盛り上がります。
話は変りますが今日も昨日の続き
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■組織論5
続きです。
(作り話です)
次期社長を決めるテストが開始された。
テストは簡単だった。
副社長と専務が管理している店の目標達成率が高い方が
勝利する仕組みだ。
副社長である兄は、料理人としての技術はないが天才的な
経営力で、広告や効率化を考えて売上を伸ばすタイプだ
専務である弟は、天才的な料理人で現場の職人からの信頼も厚い
料理に対してこだわりを持っていて美味しい料理と最高の接客を
もとに売上を伸ばすタイプだ
兄派閥は喜んだ。
「よしこの勝負もらった。我々は飲食店を利益体質にする仕組みを持っている
あっちは職人ばかりで売上なんてそんなに興味がないし目標は達成できないだろう」
弟派閥も喜んだ
「向こうは効率とかシステム化とか頭になくどうすれば美味しい料理を提供して
お客様に喜んでもらえるかなんて考えていない。
結局飲食店はサービス業だ。効率やシステマチックにした飲食店が目標を達成できないだろ」
真っ二つに分かれた戦いは徐々に弟派閥に有利になって行った。
どんどんと達成率で兄派閥は負け越すようになっていたのだ。
弟派閥会議
「よしこのままいけば勝利は間違いない。やっぱり料理は美味しさを追求しなければ」
「そうだな。向こうは効率化とかシステム化とかばっかりだもんな!」
「そうだな。よしこの勢いに乗ってもっと差をつけるために営業時間を
伸ばしてみよう。みんなの労働時間は増えるのだがこの際仕方ない
どんどんやってみよう。ね?専務」
今まで黙っていた専務は重い口を開きます。
弟
「たしかに料理は美味しい料理を提供してお客様に喜んでもらえるから
当社は成り立っている。
そのために努力は惜しまないつもりだが、このままの状態では
現場の社員が浪費してしまって疲れ切ってしまう。
兄貴のやっていることすべてが悪いことでなく良い面もたくさんある
労働時間を増やしてしまったら働いている社員の家族は誰も喜ばない
我々の仕事はお客様を喜ばすことだ
そのためには社員が笑顔で働いてくれないといけない
美味しさを追求してもっと効率よく出来ないかを考えよう
営業時間や労働時間を増やす前にやるべきことはたくさんある」
専務がを副社長擁護するような発言を聞いた部下たちは驚いた。
【飲食店は味だ!!!!システム化なんて不必要だ!】
そう思っている部下がたくさんいたのだ
兄派閥会議
「このままではまずい。何か手を打たなければ、
大々的にネット広告をしてみたらどうだろうか?」
「もっとコストダウンした食材で利益を確保してはどうだろうか?
生ビールではなく発泡酒を中心に出してみたらどうだろうか?」
「いやいや飲食店の基本は美味しい料理だ。その基本を忘れてはだめだ」
「しかしそう言ってもこのままでは負ける」
「そうだ思い切ってテレビCMを流してみよう」
「バカそれをやったら専務側の売上も上がるだろ!!!」
こんな会議が続いている時に副社長である兄が重い口を開いた。
兄
「確かに効率やシステム化をすることによりお客様へのサービス価格が下がって
喜ばれるかもしれない。しかし飲食店は結局サービス業だ。
美味しい料理があってお客様が喜んでくれて当社は成り立っている。
システム化を実施するのであればお客様のためだ。当社の従業員のためでなく
お客様のために実施するのだ。
その大前提を忘れている。
我々の仕事はお客様を喜ばすことだ
そのためには社員が笑顔で働いてくれないといけない
美味しさを追求してもっと効率よく出来ないかを考えよう」
副社長が専務を擁護するような発言を聞いた部下たちは驚いた。
【飲食店は効率だ!!!!お客様の笑顔なんて不必要だ】
そう思っている部下がたくさんいたのだ
お互いに考えが合わない部下たちは上司である副社長と専務との
考えの違いを感じ取り退職するものまで現れた。
そしてついに結果が出た。
弟の方が目標を達成したのだ。
次期社長は弟に決まった。
それと同時に兄は会社を退職することとなった。
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