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上司の二つ人間観 「人間なまけもの者論」VS「人間信頼論」

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本・日・の・み・ど・こ・ろ
C┃O┃N┃T┃E┃N┃T┃S┃  2006年10月31日 
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    ┗ 上司の二つ人間観 「人間なまけもの者論」VS「人間信頼論」  

┗ 労働力を買い入れるという考え方 
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    ■□■ 上司の二つ人間観 「人間なまけもの者論」VS「人間信頼論」  ■□■   
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上司はスタッフのモチベーションをどのようにして上げていくかという問題に直面します。

その基本として、人間をどういう存在とみるかという人間観が上司に求められます。

つまり、それがはっきりしない事には、方向付けができないと言う事です。

日本に昔から存在する「性善説」「性悪説」

この見方の違いは、支援するうえで、根本的な方向の違いとなって現れます。


上司の2つの人間観

●「人間なまけもの者論」

労働者はそもそも働くことを避け、なまけたいはずであるから、飴とムチで機嫌ををとり

強制的に指示しなければならない。

監督者は人を見張り、きちんと指示し、進度をチェックする。

この人間観に立つ人は、自分についても、他人から命令されるのを望み、厳格に統制されないと

動かないと決めてしまっているためにスタッフへの対応が監視的・命令的になります。

●「人間信頼論」

その人間観は、人間は本来働く事が好きで、遊びや休息と労働は同じである。

この考え方に立つと、人間は責任を持って自発的に仕事に取組みたいと望み、仕事の中で

創意工夫したいと考えるものである。

人間は周囲から邪魔が入らない限り、自己成長を望んでいる。

仕事は遊びの延長であり、遊びに熱中できれば仕事にも熱中できる。

人間はそもそも、成長したり、創造したり、働いたりする意欲が備わっている存在で、

その意欲が自然に発揮できる状況に置くことが大切である。


上司の人間観が「人間なまけもの者論」の近いものであれば、人間不信を前提として

接する事になり、モチベーションアップには程遠いものになります。

上司の人間観は少なくとも「人間信頼論」でなければならないのです。


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    ■□■ 労働力を買い入れるという考え方 ■□■   
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いまだに労働力を買い入れるという考え方をしている会社があります。

スタッフは一日会社に買われているのだから、労働時間は会社に全て捧げるべきだからである。

この考え方は地主は農夫の労働力を朝から晩まで買い取り、身をかがめて汗を流し監視状態で作業を

しなければならいとう考え方と同じ考え方なのです。

この場合、管理する側の生産性の算定は極めて簡単で作られた製品の数を数えればよいのだし、

生産のピッチを計れば良いわけですから管理は極めて簡単ですが、この状況の下でのスタッフは平均的生産性

レベルにで満足してしまいます。

このように古風な精神構造組織で見られるスタッフの行動は・・・・

●出来るだけ体力を節約するように心掛ける。

●監視されている時だけ作業する。

●厄介な事は先送り、常に弁解を用意し、熱心なスタッフにブレーキをかける。

思い当たる事はありませんか?

これも「人間なまけもの者論」の考え方なのです。


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