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選択制確定拠出年金

みなさん、こんにちは!
私は最近、酒を飲みすぎた翌朝などテキメンに身体が不調となります。
テレビやパソコンの文字も随分と見えにくくなりました。
加齢に伴う(と思われる)症状(老眼など)が、“気のせいかな?”という程度
から“確実に加齢のせいだ”に変わって来たような気がします(だけど未だ、
それに抵抗したりもしていますが……)。
物忘れもひどくなりました(なったような気がします)。

年を取ると、誰でも物忘れをするようになるといわれます。私も妻から指摘されるまでもなく
“最近、物忘れがひどいなぁ”と密かに心配しているのです。
何かしようとしていても、その途中でボンヤリとしたり、別のことを考えたりすると、
もう「その前に」何をしようとしていたのか思い出せません。
若い頃なら、ぼんやりしても、何かに気をとられても、すぐに「その前に」考えていたことを思い出せました。
復元力があったのでしょう。
今は復元力がだいぶ弱って、いわば、ゴムが古びて伸びきった状態になっているのかもしれません。
先日、七十歳になった人と話をしていたら、「昔、『七十になると(精神的に)楽だよー』と言われたこと
があるけど、なってみると、ホント、楽だよ!」と聞きました。心強い限りです。
でも、もしかすると、その「楽さ」というのは、物忘れをしてしまうから、「面倒くさいこと」が
「頭に残らなくなる」ということかもしれないのですが・・・・。

でも、私はこんなことにはメゲズ、今もしぶとく元気にしています。
ある調査によると、高齢者の80~90%は元気な、健常人だそうです。だから、電車の中でもハイキング帰り
の元気な高齢者グループが優先席を占拠しているんです!  

最近ドンドンと定年退職で職場を去っているオジサン達がいます。
社会では、彼らを十把一絡げに「団塊の世代」と呼んでいますが、彼らの本音は、塊(かたまり)として
見られることに腹を起てているのです。
この世代は、「教養もあり、金もあって、自分自身に自信も持っています」。
だから、十把一絡げではなく、「俺に相応しい」とか「私に相応しい」多様な生活スタイルを望んでいます。
それ故「団塊の世代」と塊(かたまり)で取り扱うのではなく、俺(私)を特別の個として扱えと主張して
いるのです。
そういえばある時期、化粧品会社やアパレルメーカーが、中高年向女性向け商品で「五十代のための・・・」
と対象年令をはっきり打出して、同世代女性に総スカンを喰った事がありました。
団塊世代を年令でくくるのは、この世代に無視されるかもしれません。
この世代は、本音では「老いを気にしているけれど」、自分の回りの者には「未だ年寄りとして扱って貰いたくない」
と願っている結構、取り扱いが難しい世代でもあるのです。

さて、
前回の「精神障害者の雇用義務付け」についての話、如何でしたでしょうか。
今回は、「選択制確定拠出年金」についての話をします。

──────────◆ 目 次 ◆──────────────
○ 「選択制確定拠出年金
───────────────────────────────
選択制の確定拠出年金では,確定拠出年金の掛金を会社が拠出するのではなく,
従業員の給与等から振替えます。だから、従業員の給与は減ることになり、
中には「給与が減るのは困る」という方もいるでしょう。
従って、この選択性では、希望者だけに制度を選択させます。全員一律加入ではなく
任意加入にするのが本制度のポイントです。
 例えば,給与月額が30万円の従業員で,制度を選択しなかった場合は30万円を
給与として支給します。他方2万円を確定拠出年金の掛金として選択した場合は、
28万円を給与として支給します。その際の掛金の上限は,通常の確定拠出年金と同じで,
他の企業年金に加入していない場合は月額51,000円,他の企業年金に加入している場合は
月額25,500円です。

 この制度を選択した従業員は,月々の給与が減ることになりますが,効率的に老後資金を
積み立てることができるというメリットを得られます。
会社から給与をもらうと税金(所得税)がかかりますが,確定拠出年金の掛金には税金が
かかりません。また,確定拠出年金の運用益にも税金はかかりません。
Qさらには,給与から振替えた掛金分は標準報酬月額が下がるので,社会保険料が削減されます。
これは従業員負担分だけではなく会社負担分も削減されます。然し,月々の社会保険料の負担が
減るということは,将来受給する公的年金の額が減る可能性があります。
これは給与水準等の状況により個人差があるので,この制度を選択する前にシミュレーション
することをお勧めしています。

 具体的な制度設計の際,給与から振替えることができる掛金が一律ですと,従業員にとっては
使い勝手が悪く,選択する従業員が少なくなる可能性があります。
希望者が少ない場合,それに対応している金融機関は限られているので,その際は工夫が必要です。
 例えば,掛金にランクを設けて選択できるようにするという方法があります。掛金の最低を
月額5,000円として,10,000円,15,000円,20,000円というようにランクを設定して,
この中から掛金を選択して貰うようにすれば、従業員は加入しやすくなるでしょう。

それでは,上記のような制度提案を金融機関が積極的に行っているかというと,制度発足までに
時間や手間がかかるので行っていないのが現状です。
ただ,最近では,新聞等で取り上げられる機会も増えており,一部の専門家や機関の中には積極的に
提案しているところもあるようです。
しかし、中には,節税効果や社会保険料削減効果ばかりを強調した提案もあり,さらには従業員
詳細を説明することなく制度導入しているところもあるようなので,問題も多いと聞きます。
このような導入方法では,後になって労使トラブルを招くおそれがありますので,制度導入の際は,
労使が話し合って,きちんと制度を理解したうえで導入するべきでしょう。
若し、具体的にご検討をしたい等の希望がある場合は、弊事務所にご相談下さい。

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