━━━━ 2020/10/12(第884号)━━━
■実践!社長の財務
東京メトロポリタン
税理士法人
税理士 北岡修一
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『
役員退職慰労
引当金を考える』
●中小企業、特にオーナー系の企業にとって最大の
債務
とは何でしょうか?
それは、創業オーナーの
退職金です。
もちろん、もっと多額の
借入金を借りている場合もある
でしょうが、普段あまり意識していないので、計算して
みるとインパクトは思った以上に大きくなることが多い
です。
●
役員退職金については、
役員退職慰労金規定などがあ
ある場合は、本来は
負債の部に計上する必要があります。
ただ、中小企業では計上していないことが多いですね。
規定がない場合も多いですし、規定があっても、
損金に
なるわけではないので、計上していない、ということも
あるかと思います。
また、あまり表に出したくない、というのもあるのかも
知れません。
●会社は、創業オーナーが
退職しても、継続していくこ
とが前提です。
少しずつでも会社を成長発展させようと思い、社員を雇
って経営をしている社長であれば、自分の後も継続して
いくことを前提に、経営をしている方がほとんどでしょう。
そうであれば、
役員退職金についても真剣に考えておく
必要があります。
●やはり一番多いのは、生命保険で
退職金を準備してい
るケースです。
逓増
定期保険などで、1/2
損金、1/2は
保険積立金として
資産の部に計上しているような場合です。
この場合は、1/2の部分は
損金になっており、簿外に積み
立てていることになります。
この場合であっても、
資産に積み立てている
保険積立金
は、いずれは
役員退職金として出ていきますので、その
見合いとして
役員退職慰労
引当金に積み立てておくべき
です。
●現在のB/Sを見て、
自己資本比率がそれなりに高いと
思っていても、実は
役員退職慰労金を計上すると、それ
程高くない、というようなことが多いかも知れません。
そうなると、経営判断も見誤ってしまう可能性がありま
すね。
そうならないよう、将来確実に見込まれるものは、引当
金をしっかり積んで、厳しく見ておいた方がよいと思い
ますが、いかがでしょうか?
━━━【
セカンドオピニオン!】━━━
■税務、経営、
事業承継、自社株対策等の
セカンドオピニオン等を
ご希望の方、下記サイトにて、ご案内しています。
【
税理士セカンドオピニオン】
現在の顧問
税理士以外に、専門家の意見を聞いてみたいとお考えの
経営者・オーナー様必見!
⇒
https://www.tm-tax.com/2ndopinion/
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相続、
相続税対策に関心のある方は、下記メルマガも是非、
お読みください。
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●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に貢献
する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中
小企業が、「強い会社」「儲かる会社」になるために、財務・
会計
を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。
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◆ご意見、質問、感想、ご相談など
→
kitaoka@tmcg.co.jp
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人
http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
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【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1
新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991
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http://www.mag2.com/ )
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<編集後記>
先週末は台風も近づき、ちょっと寒かったですね。気が付いて
みればもう10月も中盤に差し掛かっていますので、今年もあと
2カ月半というところ。コロナに翻弄されあっという間に時が過
ぎていった感じです。まだまだ感染者は収まっていませんが、
最大の注意を払いつつも、最近はコロナの意識が占める割合は
少しずつ下がってきた感じがしますね。
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■実践!社長の財務
東京メトロポリタン税理士法人
税理士 北岡修一
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『役員退職慰労引当金を考える』
●中小企業、特にオーナー系の企業にとって最大の債務
とは何でしょうか?
それは、創業オーナーの退職金です。
もちろん、もっと多額の借入金を借りている場合もある
でしょうが、普段あまり意識していないので、計算して
みるとインパクトは思った以上に大きくなることが多い
です。
●役員退職金については、役員退職慰労金規定などがあ
ある場合は、本来は負債の部に計上する必要があります。
ただ、中小企業では計上していないことが多いですね。
規定がない場合も多いですし、規定があっても、損金に
なるわけではないので、計上していない、ということも
あるかと思います。
また、あまり表に出したくない、というのもあるのかも
知れません。
●会社は、創業オーナーが退職しても、継続していくこ
とが前提です。
少しずつでも会社を成長発展させようと思い、社員を雇
って経営をしている社長であれば、自分の後も継続して
いくことを前提に、経営をしている方がほとんどでしょう。
そうであれば、役員退職金についても真剣に考えておく
必要があります。
●やはり一番多いのは、生命保険で退職金を準備してい
るケースです。
逓増定期保険などで、1/2損金、1/2は保険積立金として
資産の部に計上しているような場合です。
この場合は、1/2の部分は損金になっており、簿外に積み
立てていることになります。
この場合であっても、資産に積み立てている保険積立金
は、いずれは役員退職金として出ていきますので、その
見合いとして役員退職慰労引当金に積み立てておくべき
です。
●現在のB/Sを見て、自己資本比率がそれなりに高いと
思っていても、実は役員退職慰労金を計上すると、それ
程高くない、というようなことが多いかも知れません。
そうなると、経営判断も見誤ってしまう可能性がありま
すね。
そうならないよう、将来確実に見込まれるものは、引当
金をしっかり積んで、厳しく見ておいた方がよいと思い
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◆「会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
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<編集後記>
先週末は台風も近づき、ちょっと寒かったですね。気が付いて
みればもう10月も中盤に差し掛かっていますので、今年もあと
2カ月半というところ。コロナに翻弄されあっという間に時が過
ぎていった感じです。まだまだ感染者は収まっていませんが、
最大の注意を払いつつも、最近はコロナの意識が占める割合は
少しずつ下がってきた感じがしますね。