• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

業界の競争構造を浮き彫りにするファイブフォース分析とは?

======================================================================
『ビジネスパーソン最強化プロジェクト通信』 vol.443発行部数:21253部
【今回のテーマ】:ファイブフォース分析
【分野】:経営戦略【難易度】:★★★
+*----------------------------------------------------------------*+
◆『ビジプロ通信』は読者数2万人を超える日本最大級のMBAメルマガです◆
======================================================================
■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■□□■
□■■     
■■      ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座

■■    発行:MBA Solution, Inc. http://www.mbasolution.com/ 
□■■           
■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■■□□■□□■
======================================================================

こんにちは。『ビジプロ通信』ナビゲーターの安部です。


来週9日開催の早朝勉強会&交流会“MBAモーニングクラブ”ですが2月25日
発売の『Big Tomorrow』の“驚くほど頭がさえる朝活の習慣!”という特集の
中で「最新のMBA理論をビジネスの第一線で活躍するトップMBAホルダーが、
わかりやすく解説。人脈づくりにもなりそう」というコメントと共にご紹介
いただきました。書店にお立ちよりの際は是非とも『Big Tomorrow』をお手に
とってお確かめ下さいね!

その影響からか今回非常に多くの方にご参加を表明いただき、既に定員の
倍近い30名を大幅に超える方にお申し込みいただいています。

予約していた会場は多くても24名程度の定員にしか対応できませんので、急遽、
隣のMax60名収容できる会場に変更しました。今回の早朝勉強会は朝日新聞
出版社様の取材が入る予定なので、あまり窮屈な会場も見映えが悪いですしね。

そこで、最終的に定員を40名に仕切り直して募集を行いたいと思います。

参加される方は、電力系財団法人の元常務理事の方や東証一部上場企業の課長、
はたまた若手コンサルタントに至るまで非常にバラエティに富んでいますので、
ビジネスに役立つ人脈を築けるのではないでしょうか。(^^)

開催が来週に迫っていますのでご興味のある方はお早めにお申し込み下さいね。

⇒ http://www.mbajp.org/i/s/26l.html

皆様にお会いできるのを楽しみにしています!


それでは、今回も『ビジプロ通信』張り切ってお届けしていきますので
最後までお付き合いの程よろしくお願いします!

======================================================================
【今号のコンテンツ】

1.1日3分で身につけるMBA講座
2.最強ビジネスパーソンの本棚
3.MBA Solution Business Collegeからのご案内

======================================================================


『タツヤとレイナの1日3分で身につけるMBA講座』からスタートです!


======================================================================

【登場人物の紹介】

源達哉(タツヤ):
入社10年目の中堅社員。

五月女玲奈(レイナ):
今春短大を卒業。入社したばかりの新入社員。

+*----------------------------------------------------------------*+


それではMBA講座のはじまり、はじまり・・・


+*----------------------------------------------------------------*+

【1.1日3分で身につけるMBA講座】


第193回:業界の競争構造を浮き彫りにするファイブフォース分析とは?


レイナ:「タツヤ先輩、昨年のWindows7の発売でパソコン市場も活況を呈して
きましたね。今後もパソコンは私達の生活やビジネスに無くてはならないもの
になるから、将来性の高いパソコン市場に参入することを検討しようかって
部長が言ってましたよ。」

タツヤ:「ネットブックなどでもパソコンのユーザー層が広がったからね。
市場としては大きいものがあるよね。」

レイナ:「やっぱり、タツヤ先輩もパソコン市場に参入した方がいいって意見
なのね。」

タツヤ:「いやいや、賛成っていうわけではないよ。やっぱり新しい市場に
参入するからには本当に自社が目標とする収益を上げることができるかどうか
慎重に分析する必要があるんだ。」

レイナ:「それはそうね。ただ、市場が大きいというだけで、自社がその市場
の中で競争に勝てなければ、無駄な投資に終わることも考えられますからね。
ところで新規市場に参入する際は一体どんな分析を行えばいいんですか?」

タツヤ:「ああ、いろいろな分析が必要だけど、そのうちの一つにファイブ
フォース分析というものがあるんだ。」

レイナ:「ファイブフォース分析?」

タツヤ:「そう。ファイブフォース分析っていうのは、業界の競争構造を5つ
の要因から分析して、収益が上げやすい業界かどうかを判断するんだよ。」

レイナ:「5つの要因から収益が上げやすい業界かどうかを判断する?」

タツヤ:「そういうこと。ファイブフォース分析では業界を “売り手の力”、
“買い手の力”、“代替品の脅威”、“新規参入業者の脅威”、“業界内の
競合の程度”という5つの要因から分析していくんだ。」

レイナ:「様々な要因から新規に参入する市場を分析する必要があるのね。」

タツヤ:「そうだね。まず、“売り手の力”では供給業者との力関係を分析し
ていくんだ。たとえば、パソコンメーカーにとって、供給業者ってどのような
企業が考えられる?」

レイナ:「そうね。CPUだとインテルだし、OSだとマイクロソフトですね。」

タツヤ:「だとすると売り手との力関係はどうなる?」

レイナ:「圧倒的にインテルやマクロソフト、つまり売り手の力の方が強い
ですね。」

タツヤ:「だから“売り手の力”においては、圧倒的にパソコンメーカーの方
が不利になるってことがわかるだろう。続いて“買い手の力”はどうだろう?
買い手というのは商品を購入する顧客のことだけどね。」

レイナ:「買い手というとパソコンメーカーにとっては家電量販店が主な買い
手になると思います。ヤマダ電機とかビックカメラ、ベスト電器などが主な
買い手ですね。」

タツヤ:「それじゃあ、買い手との力関係はどうかな?」

レイナ:「やっぱり、家電量販店の方が強いですね。家電量販店に売って
もらわないとパソコンの売上も上がらないでしょうから。」

タツヤ:「そうだね。そうするとパソコンメーカにとって“買い手の力”も
不利な状況だって結論付けることができるよね。それじゃあ、代替品はどう?」

レイナ:「パソコンにとって代替品といえば、携帯電話ですよね。最近発表
されたアップルのiPadなんかも今後は代替品になってくるのかしら。」

タツヤ:「だとすると、“代替品の脅威”はどうなる?」

レイナ:「携帯電話は今や日本で1億台を超える出荷台数だし、ほとんど
持っている人がいないと言っても過言ではないですね。その携帯でインター
ネットやメールができれば高いパソコンを敢えて購入する必要がないと考える
ユーザーが多くいても不思議じゃないわね。」

タツヤ:「つまり、パソコンメーカーにとって、携帯電話などの代替品に対す
る大きな脅威が存在するわけだね。このファイブフォース分析についてはまだ
まだ分析しなきゃいけないことがあるから、それらは次回に説明していこう。」

+*----------------------------------------------------------------*+

今回は業界の競争構造を分析するファイブフォース分析のうち、3つの要因に
ついてお届けしました。次回は残り2つの要因と、可能であればより進んだ
活用法についてお届けしていく予定ですのでお楽しみにお待ち下さい。

尚、本メルマガのバックナンバーは『MBA Media Online』で公開しています
ので、よろしかったらご訪問下さい。
⇒ http://www.mbasn.com/

=====================================================================


それでは続いて良質なビジネス書を紹介する『最強ビジネスパーソンの本棚』
をお届けします。


======================================================================

【2.最強ビジネスパーソンの本棚】


最近、業績不振で経営が厳しい状況に追い込まれる企業が後を絶ちません。

企業の立て直しは、様々なしがらみの関係で、もしかするとゼロからスタート
するより難しいかもしれません。経営陣が、機能しなくなったビジネスモデル
を再構築したり、モチベーションの下がった社員を奮い立たせたりして業績を
回復することは大変な困難を伴うということです。

2002年、そんな業績不振の企業の社長として就任し、バイタリティ溢れる行動
で見事企業を再生したビジネスパーソンがいます。

そう、みなさんもご存じのローソン社長、新浪剛史氏です。

新浪氏は当時43歳という異例の若さで上場企業の社長に就任し話題となりま
した。私も2002年当時、テレビの特集ではつらつと部下に指示を下す新浪氏の
働き振りを見て、自分自身もこのようなリーダーでありたいと憧れたことを
思い出します。

新浪氏が社長に就任した当時のローソンは、社員に覇気がなく、コンビニ業界
首位のセブンイレブンを追撃する意欲すらなかったそうです。新浪氏は、就任
当初を振り返って「僕が来た当時、ローソンは砂漠のようだった・・・」と
ローソンの状況を砂漠にたとえています。水をやってもやっても社員は吸収
することなく、徒労に終わる日々の連続だったのです。

そんなローソンを変えたのは、トップ自らが『失敗したら親会社の三菱商事に
戻ればいい』という退路を断って、志と熱意を持って仕事に取り組む姿勢
でした。

社員はそんな新浪氏の“熱い”コミュニケーションに徐々に心を動かされ始め、
ようやくチャレンジャーとして、その才能を如何なく発揮し始めたのです。

それは、遂に“砂漠に梨が育ち始めた”瞬間でもありました。
そして、その後のローソンの快進撃については説明するまでもないでしょう。

今、企業は多かれ少なかれ2002年当時のローソンと同じ状況に立たされていま
す。経営者を始めとして、企業で働く社員にとっても先の見えない苦しい戦い
を強いられています。

そのような環境下で、働けど働けど、その努力は砂漠が水を吸うが如く無力化
し、成果が上がらない状況に頭を悩ませているビジネスパーソンも多いかも
しれません。

そんなお悩みをお持ちの方に是非ともお読みいただきたいのが新浪氏の
ローソンでの奮闘を綴った『砂漠で梨をつくる ローソン改革2940日』。

本書では、新浪氏が2940日もの歳月をかけてローソンという大企業病に冒され
た企業体質をアグレッシブなチャレンジャーに変革させてきた経緯が余す
ところなく描かれています。

◎ 企業のビジョンを達成するために必要なものは何か?
◎ 企業は元々何のために活動しているのか?
◎ 苦しい環境の中で社員のモチベーションを高める方法とは?
◎ 我々社員はどのような心構えで仕事に取り組むべきなのか?

・・・などなど、ビジネスの意義、そして働くことの意義を再確認する意味
でも多くのビジネスパーソンにお読みいただきたい1冊です。
⇒ http://www.mbajp.org/i/s/27w.html


<<独断と偏見によるビジプロ通信書籍判定(^^;>>
◎ 砂漠で梨をつくる ローソン改革2940日
【対象者】モチベーションを高めて仕事の成果を上げたいビジネスパーソン
【難易度】易しい
【必読度】★★★★☆(4)

詳しくは⇒ http://www.mbajp.org/i/s/27w.html


======================================================================


最後にMBA Solution Business CollegeからMBA講座のご案内です。


======================================================================

【3.MBA Solution Business College からのお知らせ】


毎回たくさんの受講生にご参加いただいているMBA Solution Business College
のベーシックMBA講座。次回はマーケティング戦略講座を開催します。

どんな環境においても確実に売れる仕組みを構築するスキルを身につけたい方
は是非ともご参加を検討下さい。

以下、マーケティング戦略講座のご案内になります。


企業で最も重要なものは“売上”です。そしてその最も重要な売上を左右する
のが“マーケティング戦略”と言えます。顧客を獲得して売上を上げなければ
どのような企業でも事業が立ち行かなくなってしまいます。それはトヨタや
NTTなどの大企業にとっても、商店街で事業を営む小さな商店にとっても
なんら変わらない絶対的な真実です。

ですからどのような企業にとっても売上を上げるためにマーケティングスキル
を蓄積していくことは企業の存続に関わる重要な課題と結論付けることが
できるでしょう。

この「できる!MBAベーシック講座マーケティング戦略」では、マーケティン
グを初めて学ばれる方でもマスターできるように、マーケティング理論の基本
から、実践での応用方法まで実例を豊富に挙げながらわかりやすくお伝えして
いきます。

<講座内容>
この講座ではマーケティングプロセスのフレームワークなどマーケティングの
基本を学んでいきます。爆発的なヒット商品を生み出すための市場の細分化
(セグメンテーション)、ターゲティング、ポジショニングを始めとして、
マーケティング戦略の根幹を成す商品戦略、価格戦略、プロモーション戦略、
流通戦略など事例を踏まえた演習に取り組んでマーケティングスキルを身に
つけることができます。

<受講対象>
● どんな環境においても売れる仕組みの構築方法を知りたい方。
● MBA的なマーケティングに興味のある方。

<開催概要>
開講日程: 2010年3月14日(日) PM 1:10~PM 4:30
開催場所: 東京国際フォーラム ガラス棟 会議室
定員: 20人

お申し込みはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/27a.html


前回参加の受講生の方からこんなご意見をいただいていますので、
お申し込みの際の参考にして下さい↓
+*----------------------------------------------------------------*+

MBA経営戦略受講させていただき、頭がすっきりしました。
特にアドバンテージマトリクスは初めて内容を知り勉強になりました。

ALL About等で阿部さまの記事を読ませていただいていました。
今回は直にお話が聞けるいい機会に恵まれました。

3月9日の早朝勉強会、14日のマーケティングも受講予定です。
よろしくお願いいたします。

+*----------------------------------------------------------------*+

やはり御社が作るケーススタディはわかりやすく,実務に応用しやすいと
実感しました。

今後独立を考えている私にとって,非常に有意義な講義でした。
ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

+*----------------------------------------------------------------*+

お申し込みはこちらから⇒ http://www.mbajp.org/i/s/27a.html

======================================================================

【編集後記】

昨年11月に徳光さん司会のニュース番組で“朝活”に関する私のコメントが
放送されたのですが、同じディレクターさんから再度テレビ出演のオファーを
頂戴しました。

今週末収録なのですが、最近はテーマに関して30分ほど喋って、その中で企画
に沿ったコメントを編集していただけるようお願いしています。

最初にテレビ東京のワールドビジネスサテライトに出演した時はディレクター
の質問に的確に答えなきゃいけないというプレッシャーで真面目に質問に
対する回答を用意していましたが、番組では企画の流れから当初予定されて
いたコメントと違うものが採用されることも多く、事前に用意した堅苦しい
コメントよりは、テーマに関して自由にのびのびと知っていることを話した方
がより視聴者の皆様に共感いただけると気付きました。

本番では10秒から30秒程度のカットですから、30分もテーマに添って喋れば、
どこかしら面白いコメントがあるでしょう。(笑)

さてさて、今回も緊張することなくのびのびと収録に臨みたいと思います。
(^^)

======================================================================

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

メルマガと合わせて発行者の著書もよろしくお願いしますm(_ _)m
ビジネスに役立つ知識が満載です!

☆『メガヒットの「からくり」』
http://www.mbajp.org/i/s/21v.html
↑最新刊。メガヒット発売中です!

☆『トップMBA直伝!7日でできる目標達成』
http://www.mbajp.org/i/s/w8.html
↑お陰様で11刷のベストセラーとなっています!

☆『ファイナンスがスラスラわかる本』
http://www.mbajp.org/i/s/w9.html
↑今やビジネスパーソンに必須のファイナンス理論をわかりやすく!


それではまた次回あなたにお会いできるのを楽しみにしています!

======================================================================

発行責任者: 安部 徹也

略歴:
九州大学経済学部経営学科卒業後、現三井住友銀行入行。銀行退職後、
グローバルビジネスでの起業を目指し、インターナショナルビジネスで世界
トップクラスのビジネススクールであるThunderbirdに留学し、MBAを取得。
トップMBAのみ加入が許されるΒΓΣ(ベータ・ガンマ・シグマ)会員。

卒業後、米国人パートナーと共に経営コンサルティング事業を開始。MBA
Solutionの代表に就任し、現在に至る。著書に『メガヒットのからくり』、
『ファイナンスがスラスラわかる本』、『トップMBA直伝!7日でできる目標達
成』などがあり、テレビやラジオ、雑誌、新聞など数多くのマスメディアでも
活躍。

発行者からひとこと:
このメルマガは“MBA理論をマスターしてビジネスを楽しく!”をコンセプト
にお届けしています。『100万人のビジネスパーソンに役に立つMBA理論を
学んでいただく』ことをビジョンとして一歩一歩目標達成に向けて地道に努力
していますので、よろしかったらお友達にこのメルマガを紹介するなどご協力
いただけると嬉しいです!⇒ http://mbasolution.com/magtop.htm

発行元:株式会社 MBA Solution
- The Best Solution for Your Business
URL : http://www.mbasolution.com

MBA Solution Business College
URL : http://www.mbajp.org

ご意見・ご要望はとってもウェルカムです!以下のホームページから
お願いします。(このメルマガへ返信しても届きませんのでご注意!)
→ http://www.mbasolution.com/opinion.htm

=====================================================================

※メールマガジンの配信中止はメルマガスタンドをご確認の上、
ご自身で以下のサイトから行って下さい。
http://www.mbasolution.com/cancel.htm

======================================================================

絞り込み検索!

現在22,386コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP