相談の広場
はじめて投稿します。よろしくお願いいたします。
「労働条件の不利益変更」にはならないのですが、なんとかならないものかと投稿させていただきました。無知なもので、どなたかお知恵を拝借できれば幸いです。
私は東京で一般企業に勤務しており今年で5年目です。4年目の昨年、新給与制度が施行され、給与が年功主義から能力主義へチェンジされました。頑張れば頑張った分だけ給与に反映するということで、大賛成だったのですが。。。
制度変更にともなう事業者側からの説明もあり、労働組合と確認書も交わしています。一方的に変更された訳ではありません。就業規則やそれに付随する規程もちゃんと変更になっています。
しかし今年になって、想定していなかった問題が発覚しました。3年目の後輩Aの給与が5年目の私の給与を上回ったのです。計算上(規程上)、金額については私も後輩も合っています。しかし、能力主義とは言え、後輩と私の能力に大差はありません。なぜこうなったかと言いますと・・・
新制度導入時に「新制度は昇給ペースを遅くするかわりに昇格については上げ幅を大きくする」と事業者側から説明がありました。この「昇格」が問題でした。規程では昇格の上げ幅について「その職階を必要最低年数で昇格した場合に特別昇給を与える」と記載があります(この文言はつい最近知りました)。私の現職階の下位職階における必要最低年数は2年で、私は昨年3年で昇格しました。後輩Aは今年2年で昇格しました。よって、特別昇給があり基本給が大幅にアップし、私の基本給を逆転したという訳です。なんとも悲しい話です。
当社の総務に昇格にかかる年数が1年違う理由を聞くと、能力という訳ではなくその年の財政状況や雇用人数で昇格は決めているとのことでした。そういうことなら尚更、このように制度移行に伴う基本給の逆転現象は想定していて、それで移行措置や特別措置は取らないのかと問い合わせたところ、「現状では考えていない。これからは頑張れば昇給ペースも早くなる。気持ちはわかるが頑張れ。」との回答でした。5・10年後に後輩に抜かれるなら自分の実力のなさを認めますが、移行初期でこのように差がでて、しかも能力の問題ではなく給与が逆転しているこの現象、どうにかならないでしょうか?
「規程どおり」「新制度になったから」と言われればそれまでなのですが、総務に対抗する術がありましたらご教示くださいますようよろしくお願いいたします。
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こんにちは
成果主義、年棒制という観点から、意見を申し上げます。
1.合理性、基準の明確化
書き込みから、評価基準は明確で客観性はあるように思います。(だからこそ、質問者は気づいて、原因も明確になったのですよね)ですから、規定には、それなりの合理性があると歯判断できるように思いました。
この点からの対抗は難しいように思います。
2.成果主義の基本
もう一つ、重要なのは、年棒制などの成果主義は、年齢や入社年数を重要視しません。だからこそ、後輩でも先輩以上の給与をとることがあります。 当社でも、入社年度が早い人や、年齢の低い人が、より高い給与をとる事例は多く、そのこと自体は社員は問題にしません。(気持ちの問題は別ですが)
3.評価の独立性
年棒制とは、会社と個々の契約であり、社員間の横並びの比較は原則として問題としません。 もちろん、性別・国籍など、成果とは無関係な部分での差別や、同一労働にも関わらず同一賃金といえないような差別や非合理性は問題に出来ます。
もし、「能力の問題ではなく給与が逆転」と言いきる自信がお有りでしたら、この点で会社と交渉することは可能と思います。 繰り返しますが、成果主義は個別契約ですから、基本的には労働者は会社側といくら交渉しようが自由と言えます。
万一 事が駄目でも、来年度の年棒での調整や、給与アップは可能かもしれません。
よい交渉結果をお祈りします。
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