相談の広場
最終更新日:2010年09月30日 13:39
いつも勉強させていただいております。
この度65歳で会社から籍が外れる者がおります。
弊社の規定上65歳で退職となり、会社との新規雇用関係は結ばない。となっております。
しかし、本人から『協力企業(外注)』として契約して欲しいといわれました。
弊社としては長年尽力いただいた方なので、雇用関係を結ばない形で働いていただくことができないかを模索しております。
その内容につきましていくつかご質問があります。
1、本人がひとり親方として独立した場合、契約を結ぶことはできますか?
2、業務内容に配送業務が含まれるのですが、弊社のリース車を運転させることはできますか?
3、雇用関係以外で仕事を発注することはできますか?
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> いつも勉強させていただいております。
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> この度65歳で会社から籍が外れる者がおります。
> 弊社の規定上65歳で退職となり、会社との新規雇用関係は結ばない。となっております。
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> しかし、本人から『協力企業(外注)』として契約して欲しいといわれました。
> 弊社としては長年尽力いただいた方なので、雇用関係を結ばない形で働いていただくことができないかを模索しております。
>
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> その内容につきましていくつかご質問があります。
>
> 1、本人がひとり親方として独立した場合、契約を結ぶことはできますか?
> 2、業務内容に配送業務が含まれるのですが、弊社のリース車を運転させることはできますか?
> 3、雇用関係以外で仕事を発注することはできますか?
タダッチさん
1 可能です。
2 可能です。(使用料などの請求があるとベター)
3 業務委託契約・請負契約が考えられます。
*条文記載内容には勤務などの文言を含まず、あくまでも委託・下請けを念頭において作成の事
横から失礼します
労働者か外注(個人事業主)かの違いは、
いざ「怪我した」とか「契約解除?解雇だ」というときに問題になります。
問題を予防する上では、「個人事業主に対する外注である」証拠を積み重ねる必要があります。
労働者であるか外注であるかの見極めは複数の要因で総合的に勘案します。
ポイントは下記のとおり。
・仕事の依頼に対して、拒否する自由がないのは労働者。
拒否する自由があれば個人事業主。
・業務の内容、遂行方法に対する指揮命令を受けるのが労働者。
結果よければすべてヨシの扱いなのが個人事業主。
・勤務場所、時間について管理されるのが労働者。
自由に自分のことを決めることができるのが個人事業主。
・労務提供に代替者(ぴんちひったー)を使えないのが労働者。
ピンチヒッターを使えるのが個人事業主。
・労働時間の拘束に対して報酬を受けるのが労働者。
労働内容の結果(成果)に対して報酬を受けるのが個人事業主。
・仕事に使う機械や器具類や自動車などを貸与されるのが労働者。
自前の機械や器具類や自動車を使うのが個人事業主。
・その会社に専属するのが労働者。
ほかの会社とも自由に契約できるのが個人事業主。
・源泉徴収や社会保険料の控除などがあるのが労働者。
外注費でもらうのが個人事業主。
ご質問では、車を貸与とのことですが、
利用料をとらないと従業員要素になってしまいます。
ガソリン代も自前で払わせないといけません。
実務上の注意としては、
外注契約時に、それらの料金を上乗せして外注料を支払うように
工夫しておいてあげる必要があるでしょう。
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