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株式の損失責任はどの時点から時効スタート?

著者 OZ0930 さん

最終更新日:2007年10月11日 11:01

前社長が解任されました。
理由は、15年前に勝手に購入した株式の評価損を昨年度決算で償却し、その責任を取らせた形です。

株主(ほとんど姻戚者ですが)からは、多額の償却の損失(千万単位です)について、会社として賠償訴訟を起こすべきとの声があがりました。
しかし、総務部長は法律家に聞いたのか定かではありませんが、「15年前に購入した株式の損害は、既に10年前には償却額以上の損失が出ており、購入責任は15年前のもの、かつ損失責任も10年以上前のものであるから、時効が成立している」と言って「意味のない訴訟で無駄な経費を使うことの方がまずい」と言っています。

私は、昨年度決算で損失の償却を実施したのですから、そこで損失が確定し、時効はその時点から10年ではないかと思うのですが、どちらの判断が正しいのでしょうか?
ちなみに、評価損は昨年度償却しましたが株券はまだ会社が保有しています。

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Re: 株式の損失責任はどの時点から時効スタート?

著者トラきちさん

2007年10月11日 16:34

0Z0930さん、こんにちは。

 私も0Z0930さんの判断の方が正しいように思います。

 取締役の会社に対する責任は、10年の時効によって消滅
しますが、消滅時効の起算点は、損害発生が損害賠償請求権
発生の要件であることから、損害の発生したとき、つまり昨
年度であり、誤った経営判断をしたとき、15年前の購入時
ではないと思いますよ。

Re: 株式の損失責任はどの時点から時効スタート?

著者OZ0930さん

2007年10月12日 00:17

トラきちさん、こんにちは。
ありがとうございます。

再度、いただいたお知恵を使わせていただき、話をしてみます。

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