相談の広場
世間では「出向」という言葉がありますが、法律用語としては「出向」って無い様に思います。
解釈として「グループ企業内に対して、技術指導等の目的」とかで出向があるようです。
そこで気になるのは「グループ企業」の具体的な「定義は何か?」です。
①資本関係が少しでもありさえすれば、連結対象の会社でなくとも「グループ会社」でしょうか?(たとえばA社とB社のいずれかが、いずれかの株式を数%だけ持っている場合)
②間接的資本関係しかなくても「グループ会社」と呼べるか?(A社が、B社とC社の株を持っているが、BC間には資本関係が場合、BとCは「グループ」と呼べるのか?
これって、労務じゃなく、法務で質問した方がよかったみたいですね?
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こんにちは
確かに法的な定義がない言葉ですね。
一般論としては、既存の雇用契約の中で社員としての立場のままで、他の会社または事業所で仕事をすることとなります。 この場合に問題になるのは、”指揮命令権”は出向先に移行するのが一般的で、労働契約、労働協約の一部(例として就業日や就業時間等)が出向先に規定に従うので変更される点です。 賃金は不利益変更にならないよう、下がらないようにするのが通常ですが、その部分は出向元が補填することもあります。また、派遣契約と異なり、出向させる側の都合が強い(余剰人員の調整)ことがあります。
そうした特殊性から、一般的には資本関係のある会社でもないと、相手も受け入れられないのだと思います。
> ①資本関係が少しでもありさえすれば、連結対象の会社
>でなくとも「グループ会社」でしょうか?
> ②間接的資本関係しかなくても「グループ会社」と
>呼べるか?
ということで、私の理解では資本関係は、必要要件ではないと思います。ただし、上記のような特殊性から、無理が言える関係でしか成り立たないので、結果としてグループ会社になると思います。
その範囲は、無理が言える関係かという点にあるように思います。
ご質問にはありませんでしたが、
指揮命令権の委譲 と、就業規則や労働協約等の変更があるかが、重要な事項で、こうした点は出向前に、組合や出向者とは同意があることが必要と思います。
こんにちは、はじめまして。
私も以前『出向』についてついて調べましたので少しコメントします。
> 世間では「出向」という言葉がありますが、法律用語としては「出向」って無い様に思います。
そのとおり、法律上は明確になっておりません。
> 解釈として「グループ企業内に対して、技術指導等の目的」とかで出向があるようです。
> そこで気になるのは「グループ企業」の具体的な「定義は何か?」です。
>
> ①資本関係が少しでもありさえすれば、連結対象の会社でなくとも「グループ会社」でしょうか?(たとえばA社とB社のいずれかが、いずれかの株式を数%だけ持っている場合)
>
> ②間接的資本関係しかなくても「グループ会社」と呼べるか?(A社が、B社とC社の株を持っているが、BC間には資本関係が場合、BとCは「グループ」と呼べるのか?
>
> これって、労務じゃなく、法務で質問した方がよかったみたいですね?
資本関係は決して必要要件ではないようです。
結果として、資本関係にある会社さん同士で出向の形態を取る会社が多いようです。
就業規則等も出向先のものが適用されますが、資本関係にある会社だと出勤時間などが似通っており、出向の形態を取りやすいといった理由もあるかと思います。
そこで、私も関係する会社が某大企業と出向契約を結んでいましたが
今年、派遣に変えるということがありました。
以下のURLが出向の概念とともに非常に参考になったのですが、
『出向』と『派遣』を誤って理解している場合が多いです。
投稿者様ももしかしてそうではありませんか?
老婆心ながらご参照ください。
参考URL
http://www.asahi-net.or.jp/~RB1s-WKT/qa2200.htm
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