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労務管理

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残業手当の算出方法について

著者 うさぎ さん

最終更新日:2009年07月17日 19:17

いつも勉強させていただいております。
基本的なことで恐縮ですが、下記の件ご教授いただけませんでしょうか?

・月所定労働時間・・・22日×8時間=176時間
月給・・・33万円
・残業時間・・・40時間/月

の内容で月給基本給残業手当に振り分けたいのです。


①月の総労働時間を出す
 
 所定労働時間176H+残業時間40H×1.25(50H)
                       =226H
②時給を出す

 月給330,000円÷226H=1,460.176・・・
                 
残業単価を出す
 1,460.176×1.25=1,825.22・・・

④円未満を四捨五入して、残業手当を出す
 1,825円×40H=73,000円

基本給を出す
 330,000円-73,000円=257,000円

この考え方でよろしいでしょうか?残業時間を1.25倍する点が理解できないのですが・・・。
ご教授の程よろしくお願いいたします。

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Re: 残業手当の算出方法について

著者Mariaさん

2009年07月18日 02:00

残業時間を1.25倍するのを、“月の総労働時間”を計算していると思っているから混乱するんだと思いますよ。
月の総労働時間を計算しているのではなく、
何時間分の給与に“相当”するのか、“換算”しているのだと考えてください。
ご質問の例ですと、
残業手当分=40H×(時間単価×1.25)
       =40H×1.25×時間単価
       =50H×時間単価
ですよね。
すなわち、40時間の残業は、50時間の通常勤務に相当するわけです。
こうやって換算してから時間単価を計算しないと、
割増の考慮されていない間違った時間単価で計算されてしまいます。

割増賃金を給与に含める場合の計算は、
単純に方程式で考えたほうが理解しやすいのではないでしょうか。
基本給分と残業手当分の計算式は、
基本給分=176H×時間単価
残業手当分=40H×(時間単価×1.25)
ですよね。
これを合わせて330,000円になればいいわけですから、
(176H×時間単価)+{40H×(時間単価×1.25)}=330,000円
となります。
これを計算すると、
(176H+40H×1.25)×時間単価=330,000円
226H相当×時間単価=330,000円
時間単価=330,000円÷226H相当
      =1460.176・・・
となります。

Re: 残業手当の算出方法について

著者うさぎさん

2009年07月18日 07:55

Maria様

ありがとうございます!わかりやすくご説明くださったので納得できました。
Maria様の的確で親切なご回答は本当に助かります。

今後も勉強していきます。ありがとうございました。

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