相談の広場
新規オープンの店の仕事に携わり、朝5時~深夜2時まで働く日が続きました。通勤に30分以上かかるので、1時間、2時間の睡眠時間はざらでした。疲労も重なり、3年ぶりに「てんかん」の発作が出てしまい、仕事中に倒れました。会社は労働が過酷だったことを認め、これからはシフト通り仕事ができるよう人も増やしていくと約束しました。
が、いまも朝6時から夜10時近くまでの勤務です。
その後、会社から「念書」が届きました。
内容は、
「てんかん」により個人業務および店舗業務運営に支障が生じた場合、会社からの指示に従い出勤停止および自己都合退職の対応を行うことを誓約します。
なお、持病が原因での勤務時間、通勤時間、会社行事に参加する時間においての事故、傷病については、その治療、賠償について個人の責任により対処を行うことを誓約します。
というようなものでした。
サインすることに不安があります。
この内容には、過重労働に関することもなにも記載されていないので、過重労働をさせないうえでの約束ならしかたがありませんが、このペースで働きながらではまだ不安があります。
知識がなくて申し訳ありませんが、念書というのは、こういう内容でよいものなのでしょうか?
そして、持病を持っている以上、労働時間などには関係なくやはり私自身が不利になってしまうのでしょうか?
スポンサーリンク
みいすけ さん、こんばんは。
・・・ちょうど「電通事件」の詳細を見た後に貴殿のスレを見ましたのでレスすることにしました。
ご質問内容を見た限り、貴殿の会社は「安全配慮義務」を怠っています。
「安全配慮義務」とは、「労働契約法第5条」に明記されましたが、『使用者は、労働契約に伴い、労働者の生命・身体等の安全に配慮しなければならない』という事です。これは確立した判例法理(電通事件のような判例)を法文化したもので、労働契約を締結すれば契約に付随して発生する使用者の義務なのです。この「生命・身体等の安全」には、労働者の心身の健康も含まれ、労働者が過重労働によって脳・心臓疾患等を発症したり、仕事上のストレスなどによって鬱病になったりしないよう、使用者は業務管理や職場環境の整備に配慮する必要があるのです。
「朝5時~深夜2時まで働く日が続きました」
「会社は労働が過酷だったことを認め、これからはシフト通り仕事ができるよう人も増やしていくと約束しました。が、いまも朝6時から夜10時近くまでの勤務です。」
・・・と言う経緯がありながら、そういう内容の念書を送って来るという事は、会社は「安全配慮義務」を認識しながら、万が一のときの為にそれを糊塗しようとしているとしか私には思われません。
「労災」である、と私が断言する訳にはいきませんが、その様な過酷な労働内容ですと、そう主張されてもいいはずです。
また、その様な念書にサインする必要はありません。会社が強要してくるならば、然るべき機関(労働基準監督署、労働相談所等)に相談なさった方が良いかと思います。
その様な対応をする会社が、貴殿に万が一の事があったときに最善の措置をするでしょうか?絶対にありえません。
万が一の事があったとき、苦しまれるのは貴殿とご家族です。
どうか最悪な事態となる前に、ご自愛いただき、会社には然るべき措置をするよう主張されても良いかと思います。
ご参考
⇒ http://www.ynbms.info/2007/03/post_40.html
⇒ http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/roudou/an-eihou/060401.html
⇒ http://homepage1.nifty.com/rouben/saiban/000324dentsu.htm
以上、ご参考にしていただければ。
みいすけ さん、おはようございます。
蛇足なのですが。
最初のレスのとき、貴殿の持病と労災関係でご紹介しようとした先があります。ご参照ください。
⇒ http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/10324/12096/57456860
私が考えた「最悪の事態」というのは、こういう事態も含むという事なのです。
貴殿にとって気分のいい内容ではないだろうと思い敢えて添付しませんでしたが、やはり知らないより、こういう事もあると知っておかれたほうが良いでしょうし、
なにより、ご自分の健康が第一であり、それがご家族にもとっても何よりなことである事だけは再度申し上げたい気持ちからレスいたします。
どのカテゴリーに投稿しますか?
選択してください
1~7
(7件中)
お知らせ
2024.4.22
2023.11.1
2023.9.1
スポンサーリンク
スポンサーリンク
[2022.7.24]
[2019.11.12]
[2018.10.10]