おはようございます。
社会保険労務士の内海 正人です。
先週のアマゾンキャンペーンは多くの人にご参加頂きました。
2冊とも無事総合1位を獲得できました。
本当にありがとうございました。
ところで、この前が桜の季節と思ったら、あっという間に5月もおわりです。
今日の日差しは、初夏の感じが漂っていますね。
この季節、新入社員は「5月病」にかかりやすくなっています。
新しい生活、特に会社にも慣れ始めて「なんとなくやる気が出ない」
という話をよく聞きます。
会社としても、いきなりやる気をなくされても困りますよね。
しかし、多くの会社で、やる気が低下した社員が増えているのも事実です。
新入社員に限らず、ベテラン社員までもが同じ状況となっています。
その原因は現在の経済環境にあるといわれています。
確かに「100年に1度の不況」といわれている経済環境です。
多くの会社では「生き残り」をかけて、ぎりぎりの経営を行っています。
その結果、社員に対する「圧」は一段と高まっています。
そして、
○
雇用の不安
○ 将来の不安
が高まっています。
厳しい時代になればなるほど、社員の
モチベーションが重要となります。
しかし、わが国では
モチベーションが年々下がっているのです。
内閣府の調べによる「国民生活選好度調査」では、
「仕事についての満足感」を持つ社員の割合が
○ 1978年・・・30.5%
○ 1987年・・・21.7%
○ 1996年・・・18.3%
○ 2005年・・・16.6%
となっているのです。
これは「国全体の経済活力低下が問題である」とコメントしています。
そして、原因の第一が「経営者や上司への信頼の低下」となっているのです。
つまり、リーダーに対する不信感が年々高まっているのです。
また、
雇用の多様化から「生きがい・やりがいの変化」も上げられます。
これは各年代の社員の
雇用の背景などが影響しています。
最近の傾向としては、
お金よりも「仕事の達成感」「自分の仕事が重要だ」と感じた時などです。
給料や
福利厚生よりも、仕事そのものに対する
○ 達成感
○ 充実感
○ 誇り
などといったメンタルな部分への関心が高いことが分かります。
さらに、
モチベーションに大きく影響しているのが
職場の人間関係です。
2007年に発表された厚生労働省の「
労働者健康状況調査」によると
「約6割の社員が仕事や職場生活に関する強いストレスを感じている」
とのことです。
その中でもっとも多いのが「職場の人間関係」なのです。
職場の人間関係がギクシャクしていては、
モチベーションが高まるはずがありません。
具体的には、人間関係が悪化 → コミュニケーション不足
→ 他の社員に対する疑心暗鬼 → 更なる人間関係悪化
を繰り返すこととなっているのです。
こうなってしまったら、仕事どころではありません。
しかし、長い時間ではびこった負の
資産を
いきなり取り除くことも難しいのです。
急に経営者や上司の信頼関係が高まることもないし、
受身で仕事を捕らえている人が「仕事にやりがい」を求めるには
時間がかかるでしょう。
しかし、職場の人間関係に関しては、工夫によって変えられます。
人事異動、
配置転換を多様すれば、その解消になる可能性が高いでしょう。
その際は、職場にはびこる「悪化した人間関係」のモトを
会社が把握しなければなりません。
そのためには
○ 社員とのコミュニケーション量を増やす
○ 社員とのコミュニケーションの質を高める
○ 特定の社員ではなく、多くの社員とのコミュニケーションを図る
などを実施するのです。
そして、職場環境を悪化させる原因を仮定し、
対策を講じるのです。
まずは、ここからです。
日々の問題を取り除くことにより、仕事がしやすくなり、
余裕が生まれます。
余裕が生まれれば、マイナスのことではなく、
プラスのことも考えられるようになります。
そうすれば、負のスパイラルから抜け出せるのです。
まずは「職場の人間関係」の改善から、行動しましょう。
このことは、早ければ、早いほどいいのです。
○ 顧問
契約
○ 単発の有料相談
○
就業規則の作成
○
雇用契約書の作成 のお問い合わせは
( 料金表は下記に記載 )
https://www.roumu55.com/komon.html
---------------------------------------------------------------------
日本中央
社会保険労務士事務所・(株)日本中央
会計事務所
取締役・
社労士 内海正人
●電 話 → 03-3539-3047
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おはようございます。
社会保険労務士の内海 正人です。
先週のアマゾンキャンペーンは多くの人にご参加頂きました。
2冊とも無事総合1位を獲得できました。
本当にありがとうございました。
ところで、この前が桜の季節と思ったら、あっという間に5月もおわりです。
今日の日差しは、初夏の感じが漂っていますね。
この季節、新入社員は「5月病」にかかりやすくなっています。
新しい生活、特に会社にも慣れ始めて「なんとなくやる気が出ない」
という話をよく聞きます。
会社としても、いきなりやる気をなくされても困りますよね。
しかし、多くの会社で、やる気が低下した社員が増えているのも事実です。
新入社員に限らず、ベテラン社員までもが同じ状況となっています。
その原因は現在の経済環境にあるといわれています。
確かに「100年に1度の不況」といわれている経済環境です。
多くの会社では「生き残り」をかけて、ぎりぎりの経営を行っています。
その結果、社員に対する「圧」は一段と高まっています。
そして、
○ 雇用の不安
○ 将来の不安
が高まっています。
厳しい時代になればなるほど、社員のモチベーションが重要となります。
しかし、わが国ではモチベーションが年々下がっているのです。
内閣府の調べによる「国民生活選好度調査」では、
「仕事についての満足感」を持つ社員の割合が
○ 1978年・・・30.5%
○ 1987年・・・21.7%
○ 1996年・・・18.3%
○ 2005年・・・16.6%
となっているのです。
これは「国全体の経済活力低下が問題である」とコメントしています。
そして、原因の第一が「経営者や上司への信頼の低下」となっているのです。
つまり、リーダーに対する不信感が年々高まっているのです。
また、雇用の多様化から「生きがい・やりがいの変化」も上げられます。
これは各年代の社員の雇用の背景などが影響しています。
最近の傾向としては、
お金よりも「仕事の達成感」「自分の仕事が重要だ」と感じた時などです。
給料や福利厚生よりも、仕事そのものに対する
○ 達成感
○ 充実感
○ 誇り
などといったメンタルな部分への関心が高いことが分かります。
さらに、モチベーションに大きく影響しているのが
職場の人間関係です。
2007年に発表された厚生労働省の「労働者健康状況調査」によると
「約6割の社員が仕事や職場生活に関する強いストレスを感じている」
とのことです。
その中でもっとも多いのが「職場の人間関係」なのです。
職場の人間関係がギクシャクしていては、
モチベーションが高まるはずがありません。
具体的には、人間関係が悪化 → コミュニケーション不足
→ 他の社員に対する疑心暗鬼 → 更なる人間関係悪化
を繰り返すこととなっているのです。
こうなってしまったら、仕事どころではありません。
しかし、長い時間ではびこった負の資産を
いきなり取り除くことも難しいのです。
急に経営者や上司の信頼関係が高まることもないし、
受身で仕事を捕らえている人が「仕事にやりがい」を求めるには
時間がかかるでしょう。
しかし、職場の人間関係に関しては、工夫によって変えられます。
人事異動、配置転換を多様すれば、その解消になる可能性が高いでしょう。
その際は、職場にはびこる「悪化した人間関係」のモトを
会社が把握しなければなりません。
そのためには
○ 社員とのコミュニケーション量を増やす
○ 社員とのコミュニケーションの質を高める
○ 特定の社員ではなく、多くの社員とのコミュニケーションを図る
などを実施するのです。
そして、職場環境を悪化させる原因を仮定し、
対策を講じるのです。
まずは、ここからです。
日々の問題を取り除くことにより、仕事がしやすくなり、
余裕が生まれます。
余裕が生まれれば、マイナスのことではなく、
プラスのことも考えられるようになります。
そうすれば、負のスパイラルから抜け出せるのです。
まずは「職場の人間関係」の改善から、行動しましょう。
このことは、早ければ、早いほどいいのです。
○ 顧問契約
○ 単発の有料相談
○ 就業規則の作成
○ 雇用契約書の作成 のお問い合わせは
( 料金表は下記に記載 )
https://www.roumu55.com/komon.html
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日本中央社会保険労務士事務所・(株)日本中央会計事務所
取締役・社労士 内海正人
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