2012年9月22日号 (no. 702)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【条文を示さずに"法的"にという表現を用いる不思議。】
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■法的にという言葉の胡散臭さ。
「法的には ~ です」という表現を見たり聞いたりすると、「ほう、そうなのか」と納得させられやすい。
単に「~です」と言うよりも、「法的には」という表現を付けたほうが聞いている人を説得しやすいですよね。聞いている側も、「法的に正しい」などと相手から言われれば、「そうか、正しいのか」とあまり考えずに納得してしまいがち。
不思議なものですが、「法的」という言葉が付加されると、表現が権威付けされます。権威付けというのは、普通の表現よりも信頼性が高く信じるに値すると思わせる手法です。一般人が「正しいです」と表現した場合と大学教授が「正しいです」と表現した場合を比較すると、後者のほうが信じられやすい。
誰が言ったかではなく何を言ったかで判断するべきと言われることがありますが、現実には何を言ったかよりも誰が言ったかを人は重視します。自宅の近所の路地を歩いているおじさんに言われたことよりも、大学の先生に言われたことの方を信じるでしょう。たとえ内容が同じであってもです。
風邪を引いたときも、「焼いたネギを喉に巻いておくといいんだ」とおばあちゃんが言っていても、医師が「それは気休めです」と言えば、やっぱり医師の言っていることに従うのではないでしょうか。
「法的には ~ です」という表現も上記と同じような効果があります。
法的に正しいと言われると信じてしまい、法的に間違いと言われても信じてしまう。そのため、言われた内容が間違っていても信じてしまう可能性があります。
病院の先生が言っているんだから間違いない。専門家がそう言っているんだから正しいのだろう。このようなミスリードを発生させることもできてしまう。
何らかの判断をするときに、「法的には」と表現するからには、何らかの法律に関連していないといけないはず。法律の根拠を伴って、法的に正しいですとか正しくないですなどと判断する。これが法的という言葉の正しい使い方。
では、「法的には~」という表現が使われるとき、法律とその条文が示されているかどうか。
法律を示さずに、法的に正しいですと言っていないか。条文を示さずに、法的には間違いですと言っていないか。テレビのコメンテーターの発言、ブログの記事、雑誌のコラムなど、「法的には」という表現が登場する場面は多々あります。
「法的には」と表現するとき、一緒に法律の内容についても示しているかというと、それは思いのほかに省略されていることに気づくでしょう。
■法的に表現するときは条文とセットで。
「そのような手続きは違法です」と言われると、「ああ、ダメなんだ」と反射的に思ってしまう。これは普通の感覚です。他者から「違法」などと言われてしまうと、ドキッとしますものね。
ドキッとするのはやむを得ないとしても、ちょっとだけ冷静になって考えてみると良いかもしれない。違法と言うけれども、それはどの法律の何条に違反しているのか。違法という言葉に対して反射的に萎縮するのではなく、どんな法律に違反しているのか、どの条文に違反しているのか。ここをキチンと確認するようにすれば、アタフタしなくなるかもしれない。
さらに、相手のハッタリという可能性もあります。違法という言葉で相手をビビらせようとする人がいないとも限らない。どこで見たかは忘れたけれども、個人が勝手に作ったと思われる貼り紙に「~は違法です」と書かれていて、「そんなことを禁止する法律があるのかなぁ、、」と思ったことがある。内容は覚えていないので信ぴょう性が薄いけれども、こういうハッタリで違法という言葉を使う人もいるのですね。
「違法と言いますけれども、どの法律の何条に違反しているのですか?」と相手に質問すれば、相手は困って逃げ出すのではないでしょうか。
「法的には正しいです」とか「法的には間違いです」と言う時には、法律上の根拠を示す作業を省いてしまいがちです。「そんな感じの法律があったよなぁ」という曖昧な記憶で発言しているかもしれないし、「ちゃんと法律の根拠があるけれども、あえて示すのはメンドクサイ」と考えて法律上の根拠を省略しているのかもしれないし、先ほどのようにハッタリで発言しているだけかもしれない。
いずれにせよ、「法的」という表現を用いるときは、キチンと法律そのものとの関連性を示す必要があります。
法的という表現ではないものの、「それは合法です」とか「それは法律違反です」という表現も同様です。これらの表現も法律との関連性を伴って表現しないといけない。
どの法律のどの条文に照らして合法なのか。どの法律のどの条文に照らして違反しているのか。何となくフィーリングで合法とか法律違反と言うのは控えたいところ。
上記のような表現は使いやすいものの、覚悟を決めず安易に使うと厄介な表現なのですね。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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不思議なものですが、「法的」という言葉が付加されると、表現が権威付けされます。権威付けというのは、普通の表現よりも信頼性が高く信じるに値すると思わせる手法です。一般人が「正しいです」と表現した場合と大学教授が「正しいです」と表現した場合を比較すると、後者のほうが信じられやすい。
誰が言ったかではなく何を言ったかで判断するべきと言われることがありますが、現実には何を言ったかよりも誰が言ったかを人は重視します。自宅の近所の路地を歩いているおじさんに言われたことよりも、大学の先生に言われたことの方を信じるでしょう。たとえ内容が同じであってもです。
風邪を引いたときも、「焼いたネギを喉に巻いておくといいんだ」とおばあちゃんが言っていても、医師が「それは気休めです」と言えば、やっぱり医師の言っていることに従うのではないでしょうか。
「法的には ~ です」という表現も上記と同じような効果があります。
法的に正しいと言われると信じてしまい、法的に間違いと言われても信じてしまう。そのため、言われた内容が間違っていても信じてしまう可能性があります。
病院の先生が言っているんだから間違いない。専門家がそう言っているんだから正しいのだろう。このようなミスリードを発生させることもできてしまう。
何らかの判断をするときに、「法的には」と表現するからには、何らかの法律に関連していないといけないはず。法律の根拠を伴って、法的に正しいですとか正しくないですなどと判断する。これが法的という言葉の正しい使い方。
では、「法的には~」という表現が使われるとき、法律とその条文が示されているかどうか。
法律を示さずに、法的に正しいですと言っていないか。条文を示さずに、法的には間違いですと言っていないか。テレビのコメンテーターの発言、ブログの記事、雑誌のコラムなど、「法的には」という表現が登場する場面は多々あります。
「法的には」と表現するとき、一緒に法律の内容についても示しているかというと、それは思いのほかに省略されていることに気づくでしょう。
■法的に表現するときは条文とセットで。
「そのような手続きは違法です」と言われると、「ああ、ダメなんだ」と反射的に思ってしまう。これは普通の感覚です。他者から「違法」などと言われてしまうと、ドキッとしますものね。
ドキッとするのはやむを得ないとしても、ちょっとだけ冷静になって考えてみると良いかもしれない。違法と言うけれども、それはどの法律の何条に違反しているのか。違法という言葉に対して反射的に萎縮するのではなく、どんな法律に違反しているのか、どの条文に違反しているのか。ここをキチンと確認するようにすれば、アタフタしなくなるかもしれない。
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「法的には正しいです」とか「法的には間違いです」と言う時には、法律上の根拠を示す作業を省いてしまいがちです。「そんな感じの法律があったよなぁ」という曖昧な記憶で発言しているかもしれないし、「ちゃんと法律の根拠があるけれども、あえて示すのはメンドクサイ」と考えて法律上の根拠を省略しているのかもしれないし、先ほどのようにハッタリで発言しているだけかもしれない。
いずれにせよ、「法的」という表現を用いるときは、キチンと法律そのものとの関連性を示す必要があります。
法的という表現ではないものの、「それは合法です」とか「それは法律違反です」という表現も同様です。これらの表現も法律との関連性を伴って表現しないといけない。
どの法律のどの条文に照らして合法なのか。どの法律のどの条文に照らして違反しているのか。何となくフィーリングで合法とか法律違反と言うのは控えたいところ。
上記のような表現は使いやすいものの、覚悟を決めず安易に使うと厄介な表現なのですね。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
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の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
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『残業管理のアメと罠』
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