こんにちは。社会保険労務士の田中です。
今年はあまり残暑がなく、穏やかに秋となった印象です。
総務でもこれから年末調整の準備に入るまでは穏やかな時季だと思います。
就業規則の見直しをするのも良いのではないでしょうか。
☆☆☆☆ 私傷病による休職・復職はトラブルが多い ☆☆☆☆
私傷病による休職と復職は労使トラブルの多い所です。
しかし、そんな労使トラブルも就業規則の定め方によって
ある程度は防ぐことができます。
よくある休職・復職トラブルと、就業規則での防止策を
何回かに分けてお伝えします。
☆☆☆☆ 勤務状態が不安定な従業員を雇用し続ける問題 ☆☆☆☆
休職事由の一つに、怪我や病気があります。
そして病気によっては、休職と復職が繰り返されることがあります。
それが数年間に及ぶということも決して稀な事ではありません。
会社としては、長期間に渡って勤務状態が不安定な従業員を
雇用し続けなければならないという負担が生じます。
☆☆☆☆ どのように就業規則を見直せばよいか ☆☆☆☆
休職回数に制限を設ける方法があります。
例えば「在職中に○回」や「勤続年数〇年ごとに○回」などです。
古い就業規則では定められていないケースが多く見られます。
実際には規定の文言などを工夫する必要がありますが、
基本的な考え方としてご理解ください。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。(2022.09.21)
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社会保険労務士 田中事務所
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※ 代表の田中が直接、担当しています。
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『休職トラブルを就業規則で防止』は次の7コラムがあります。
1 休職期間の長期化を防ぐ。
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-176479/
2 社保料は毎月発生して、月変はできない。
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-176501/
3 復職できると判断するのは、本人? 主治医? 会社?
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-176512/
4 復職できないと解雇になるのか?退職になるのか?
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-176545/
5 休職期間の適当な長さはどのくらいなのか。
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-176562/
6 休職は社員が望めば必ずできる制度なのか?
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-176572/
7 休職は書面で始期、期間などを明確にして伝える。
https://www.soumunomori.com/column/article/atc-176595/