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超・
成果主義「ハイブリッド型
人事制度」を作る! vol.41
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【世の
成果主義批判を排す!!!】
企業業績に結びつく
人事制度を構築するため「ハイブリッド型
人事制度」を
提唱しています。
湯浅経営センター:湯浅哲彦
blackbox@silver.ocn.ne.jp
http://www.yuasa-keiei-center.com/
▼ブログ「経営コンサルタントのハイブリッド日記」はこちら▼
http://blog.livedoor.jp/yuasa5717/
▼ブログ「経営コンサルタントかく語りき」はこちら▼
http://plaza.rakuten.co.jp/yuasa5717/
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みなさん、こんにちわ。湯浅です。
三寒四温という言葉があります。この季節、寒い日が三日続いて四日目には
暖かくなるということで、日々春が近づいていることを表しています。
しかし、今年は三温四寒といっていいようで、暖かい日が続きこのまま春に
なるのかなと思ったら急に寒い日がやってくる、という妙な陽気になってきま
した。
異常気象ということらしいですが、毎年異常気象という言葉を聞いていれば、
何が異常なのかよく判りません。
所詮、我々は正常と異常の狭間で生きているということなのでしょう。
その狭間で頑張って、
人事制度を作り上げましょう。
□今回のテーマ :
人事制度ペンタゴンについて検討する!
3月8日(木)
午前10時にまぐまぐ工業を訪問し、新
人事制度策定会議に出席する。
出席者:社長、専務、工事部長、
総務部長、
人事コンサルタント(以下「HR
C」と略す)
場 所:まぐまぐ工業会議室
☆ハイブリッド型
人事制度の「
報酬制度」を検討する!
HRC「前回は月例
賃金について検討しました。
今日は
賞与・ボーナスについて見ていきたいと思います。」
総務部長「これまでのボーナスは、
基本給に支給率と
出勤率を掛けて計算して
いました。」
工事部長「それに社長の匙加減がある・・・と。」
社 長「その匙加減がいい加減しんどくなってきたんだ。」
専 務「それで
人事制度を整備しようというわけですね。」
社 長「整備というより改革だ。」
専 務「それで、ボーナスはどのようにしましょう。
ハイブリッドな感じとはどのようなものなんでしょうか?」
HRC「ハイブリッドなボーナスといったって、
賃金と変わりませんよ。
成果・行動・能力・仕事・年功をどのように配分するかということで
すから。」
総務部長「前回と同じように配分比率を決めるわけですね。」
HRC「そうです。ただし、
賞与・ボーナスについては総額管理ということを
考えましょう。」
総務部長「どういうことでしょうか。」
HRC「まず、今期の
賞与・ボーナスは社員全員で○○万円と決めてしまいま
す。
そして、その総額を社員全員で分けるという考え方です。」
工事部長「その分け方を、成果・行動・能力・仕事・年功の配分で決めるんで
すね。」
HRC「そうです。
賞与・ボーナス総額の決め方ですが、その時の企業業績を大きく反映
させるのがいいでしょう。」
工事部長「会社が儲かれば、我々社員のボーナスも増えるということ。」
HRC「
人事考課の結果によって、そのボーナス総額を分け合うということで
す。」
専 務「それでは、早速配分を決めてしまいましょう。
工事部からいきましょうか。」
※ひとしきり議論し、次のようにまとめる。
工事部
上 級 中 級 初 級
成 果 100 80 60
行 動 0 20 40
能 力 0 0 0
仕 事 0 0 0
年 功 0 0 0
工事部長「ボーナスは成果に重点をおいて考えたので、なかなかいい配分だと
思います」
専 務「次は
総務部です。」
※ここでもひとしきり議論し、まとめる。
総務部
上 級 中 級 初 級
成 果 80 60 40
行 動 20 40 40
能 力 0 0 20
仕 事 0 0 0
年 功 0 0 0
総務部長「工事部ほどではありませんが、やはり成果に重点を置いた配分にな
りました。
初級にも成果を求めるところが画期的ですね。」
HRC「次に考えなければならないのは、上級・中級・初級間の配分です。」
総務部長「上級職の社員と初級職の社員が
人事考課で同じ点数ならボーナスが
同じ金額というのはおかしいですからねえ。」
専 務「シンプルに3:2:1でどうですか。」
社 長「そんなもんだろう。」
HRC「それでは具体的にどのようにボーナスを算出するのか説明していきま
しょう。
賞与・ボーナスの支給月は7月と12月ですね。その
賞与・ボーナス
を支給するための
人事考課は6月と11月に行います。」
総務部長「これがその
人事考課表です。」
HRC「考課決定欄の横にあるウェイトが前回今回と二回にわたって話し合っ
たウェイトを記入します。」
専 務「5段階で評価した点数にそのウェイトをかけて点数欄に記入するんで
すね。」
HRC「そうです。
その点数を縦に合計して合計欄に記入します。そして、合計点数を5
で割った数字を考課点数欄に記入します。
工事部長「なるほど、考課点数は100点満点になるのか。」
HRC「その合計点数に先ほど決めた上級・中級・初級のウェイトを掛け合わ
せて持ち点を計算します。」
総務部長「なるほど。この持ち点がボーナスを決定するんですね。」
HRC「各人のボーナス額はこの計算式にあてはめて算出します。」
※ホワイトボードに書き出す。
社員一人ひとりの
賞与・ボーナス額
=(各人の持ち点数/社員全員の持ち点数合計)×
賞与・ボーナス支給総額
工事部長「一度計算してみないと解らないなあ。」
専 務「工事部、
総務部でシミュレーションしてみましょうか。」
総務部長「ちょうど、
賃金見直しに合わせて
人事考課を行いますから、それを
援用しましょう。」
社 長「この
賃金見直しから楽できるんだろうな。」
専 務「大丈夫ですよ。大船に乗った気でいて下さい。」
社 長「それが心配なんだ。」
HRC「社長、みんなやる気なんですから暖かく見守って下さい。
今日はこれぐらいにしましょう。」
◎時計の針はちょうど12時半を指していた。
(※)ハイブリッド型
人事制度 :
http://www.yuasa-keiei-center.com/
を参考にして下さい。
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△
人事制度を作りたい方、作り変えたい方! まず、ご相談下さい。
ご相談は無料です。
blackbox@silver.ocn.ne.jp
△ご意見、ご感想、ご質問等をお寄せ下さい。
誌面作りの参考にさせていただきたいと思っています。
blackbox@silver.ocn.ne.jp
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湯浅経営センター
代表:湯浅哲彦
〒584-0073
大阪府富田林市寺池台3-19-24
tel:0721-29-9486
fax:0721-29-9486
携帯:090-2285-1006
e-mail:
blackbox@silver.ocn.ne.jp
URL:
http://www.yuasa-keiei-center.com/
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超・成果主義「ハイブリッド型人事制度」を作る! vol.41
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【世の成果主義批判を排す!!!】
企業業績に結びつく人事制度を構築するため「ハイブリッド型人事制度」を
提唱しています。
湯浅経営センター:湯浅哲彦
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みなさん、こんにちわ。湯浅です。
三寒四温という言葉があります。この季節、寒い日が三日続いて四日目には
暖かくなるということで、日々春が近づいていることを表しています。
しかし、今年は三温四寒といっていいようで、暖かい日が続きこのまま春に
なるのかなと思ったら急に寒い日がやってくる、という妙な陽気になってきま
した。
異常気象ということらしいですが、毎年異常気象という言葉を聞いていれば、
何が異常なのかよく判りません。
所詮、我々は正常と異常の狭間で生きているということなのでしょう。
その狭間で頑張って、人事制度を作り上げましょう。
□今回のテーマ : 人事制度ペンタゴンについて検討する!
3月8日(木)
午前10時にまぐまぐ工業を訪問し、新人事制度策定会議に出席する。
出席者:社長、専務、工事部長、総務部長、人事コンサルタント(以下「HR
C」と略す)
場 所:まぐまぐ工業会議室
☆ハイブリッド型人事制度の「報酬制度」を検討する!
HRC「前回は月例賃金について検討しました。
今日は賞与・ボーナスについて見ていきたいと思います。」
総務部長「これまでのボーナスは、基本給に支給率と出勤率を掛けて計算して
いました。」
工事部長「それに社長の匙加減がある・・・と。」
社 長「その匙加減がいい加減しんどくなってきたんだ。」
専 務「それで人事制度を整備しようというわけですね。」
社 長「整備というより改革だ。」
専 務「それで、ボーナスはどのようにしましょう。
ハイブリッドな感じとはどのようなものなんでしょうか?」
HRC「ハイブリッドなボーナスといったって、賃金と変わりませんよ。
成果・行動・能力・仕事・年功をどのように配分するかということで
すから。」
総務部長「前回と同じように配分比率を決めるわけですね。」
HRC「そうです。ただし、賞与・ボーナスについては総額管理ということを
考えましょう。」
総務部長「どういうことでしょうか。」
HRC「まず、今期の賞与・ボーナスは社員全員で○○万円と決めてしまいま
す。
そして、その総額を社員全員で分けるという考え方です。」
工事部長「その分け方を、成果・行動・能力・仕事・年功の配分で決めるんで
すね。」
HRC「そうです。
賞与・ボーナス総額の決め方ですが、その時の企業業績を大きく反映
させるのがいいでしょう。」
工事部長「会社が儲かれば、我々社員のボーナスも増えるということ。」
HRC「人事考課の結果によって、そのボーナス総額を分け合うということで
す。」
専 務「それでは、早速配分を決めてしまいましょう。
工事部からいきましょうか。」
※ひとしきり議論し、次のようにまとめる。
工事部
上 級 中 級 初 級
成 果 100 80 60
行 動 0 20 40
能 力 0 0 0
仕 事 0 0 0
年 功 0 0 0
工事部長「ボーナスは成果に重点をおいて考えたので、なかなかいい配分だと
思います」
専 務「次は総務部です。」
※ここでもひとしきり議論し、まとめる。
総務部
上 級 中 級 初 級
成 果 80 60 40
行 動 20 40 40
能 力 0 0 20
仕 事 0 0 0
年 功 0 0 0
総務部長「工事部ほどではありませんが、やはり成果に重点を置いた配分にな
りました。
初級にも成果を求めるところが画期的ですね。」
HRC「次に考えなければならないのは、上級・中級・初級間の配分です。」
総務部長「上級職の社員と初級職の社員が人事考課で同じ点数ならボーナスが
同じ金額というのはおかしいですからねえ。」
専 務「シンプルに3:2:1でどうですか。」
社 長「そんなもんだろう。」
HRC「それでは具体的にどのようにボーナスを算出するのか説明していきま
しょう。
賞与・ボーナスの支給月は7月と12月ですね。その賞与・ボーナス
を支給するための人事考課は6月と11月に行います。」
総務部長「これがその人事考課表です。」
HRC「考課決定欄の横にあるウェイトが前回今回と二回にわたって話し合っ
たウェイトを記入します。」
専 務「5段階で評価した点数にそのウェイトをかけて点数欄に記入するんで
すね。」
HRC「そうです。
その点数を縦に合計して合計欄に記入します。そして、合計点数を5
で割った数字を考課点数欄に記入します。
工事部長「なるほど、考課点数は100点満点になるのか。」
HRC「その合計点数に先ほど決めた上級・中級・初級のウェイトを掛け合わ
せて持ち点を計算します。」
総務部長「なるほど。この持ち点がボーナスを決定するんですね。」
HRC「各人のボーナス額はこの計算式にあてはめて算出します。」
※ホワイトボードに書き出す。
社員一人ひとりの賞与・ボーナス額
=(各人の持ち点数/社員全員の持ち点数合計)×賞与・ボーナス支給総額
工事部長「一度計算してみないと解らないなあ。」
専 務「工事部、総務部でシミュレーションしてみましょうか。」
総務部長「ちょうど、賃金見直しに合わせて人事考課を行いますから、それを
援用しましょう。」
社 長「この賃金見直しから楽できるんだろうな。」
専 務「大丈夫ですよ。大船に乗った気でいて下さい。」
社 長「それが心配なんだ。」
HRC「社長、みんなやる気なんですから暖かく見守って下さい。
今日はこれぐらいにしましょう。」
◎時計の針はちょうど12時半を指していた。
(※)ハイブリッド型人事制度 :
http://www.yuasa-keiei-center.com/
を参考にして下さい。
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△人事制度を作りたい方、作り変えたい方! まず、ご相談下さい。
ご相談は無料です。
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△ご意見、ご感想、ご質問等をお寄せ下さい。
誌面作りの参考にさせていただきたいと思っています。
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代表:湯浅哲彦
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