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労務管理

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顧問契約内容の変更

著者 mまさ さん

最終更新日:2010年07月05日 17:08

新会社設立時、顧問契約を結んだ方がいるのですが、契約内容の変更をお願いしたいと思っております。
その際に、契約書を取り交わしている以上、変更は法律上無理なのか、違約金などが発生するのか、アドバイスを頂ければ有難いです。

契約内容を大雑把に書きますと、
①月々の報酬
契約期間(4年間)
上記2点が主な内容で、細かなところは決めていません。

契約変更内容>
②の契約期間を1年ごとの契約に切り替える。

顧問と私の間柄は、前の会社の上司(顧問)と部下(私)です。前会社の私の所属する部署が閉鎖となり、全員解雇となりました。
初めは、上司が代表となり独立し、同部署全員がその会社の社員として働くということで立ち上げの準備をしていましたが、起業一歩手前のところで、上司が起業を取りやめるといいました。
前会社でお世話になっていた顧客の皆さんには、既に新会社設立予定のご挨拶をしており、後は登記手続きを済ませるだけのところでした。
途中を端折りますが、いろいろ悩んだ結果、私が代表となり他のメンバーと共に、新会社を設立することになりました。

上司は新会社のメンバーには入っていませんが、仕事の知識や顧客との繋がりなどもあり、顧問として新会社に関わりたいと提案されたので、言われるままに顧問契約を交わしました。
設立当初は多少挨拶回りなどを一緒にしましたが、現在は、顧問としての仕事はまったく無く、たまに会社に顔を出すくらいです。
私としては、何かあったときの為と思い、顧問をお願いしているのですが、4年という期間はあまりにも長く、自分たちの仕事の保証も無いのに、顧問にだけ保証を与えるのは会社として厳しく思っております。

何か、アドバイスがあればお願い致します。

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Re: 顧問契約内容の変更

著者外資社員さん

2010年07月05日 21:58

こんにちは

解約に関する規定はないのでしょうか?
となると、契約期間を全うするか、相互合意によって内容を変更するしかありません。

> 契約内容を大雑把に書きますと、
> ①月々の報酬
> ②契約期間(4年間)
> 上記2点が主な内容で、細かなところは決めていません。
>
> <契約変更内容>
> ②の契約期間を1年ごとの契約に切り替える。

実態として業務もなく、支払いも大変ならば、状況を理解して、解約または変更に応じてくれるのではありませんか?

余計な話ですが、契約とは様々な可能性を考えて、行うものです。今回でも業務量に応じて支払うなど、経費を抑える方法はあったように思います。会社代表はリスク管理も含めて考えるべきだったと思います。

民法の契約解除の考え方

著者外資社員さん

2010年07月06日 09:09

追伸です。

顧問契約ですから、労働法等の縛りはありませんので、民法契約解除の条件で考えるのが相応しいと思います。

書き込みから読む限りは、相手は債務履行(仕事をしている)ので、貴方が法定解除権の行使は難しいと思います。
となると合意解除が相応しいと思います。

Re: 民法の契約解除の考え方

著者mまささん

2010年07月06日 11:17

> 追伸です。
>
> 顧問契約ですから、労働法等の縛りはありませんので、民法契約解除の条件で考えるのが相応しいと思います。
>
> 書き込みから読む限りは、相手は債務履行(仕事をしている)ので、貴方が法定解除権の行使は難しいと思います。
> となると合意解除が相応しいと思います。

アドバイス有難うございます。

色々と込み入った事情もあり、私が新会社設立の決断をしてから一ヶ月未満の猶予しかなく、金策などもかなり厳しい状態で設立した上、現在の顧客は、その上司が開拓した顧客という関係もあり、止む無く契約を結んでしまいました。

契約を結んだ以上、私もある程度納得はしています。
しかし、少人数の会社で、なるべく経費を削減していかなければ経営も厳しく、設立したばかりという事もあり、従業員の給与も抑えてもらっている状態なので、先々のことを考えると見直ししてもらう必要があるのではと思った次第です。

上司本人は、自分が犠牲になり、また、仕事を引き継いでやったと思っているようなので、なかなか素直に契約内容の変更に応じてくれるかが厳しいところです。

確かに、一部そういう面もありますが、資本金、運転資金、前会社からの設備・資産(現在の仕事に関係するもの)の譲渡契約及び、譲渡金支払などはすべて私一人で行なっております。(当然だとは思われますが)

特に、仕事に関係する事に関しては、上司個人として引き受けていた訳ではなく、会社としての取引になると思うのですが、その事については、前会社と私の会社との間で譲渡契約を交わしている以上、上司に権限などは無いと思われます。

ただし、仕事も人と人との繋がりが大切ですので、変に話がこじれて会社に悪い影響を及ぼさないようにしたいと思っております。

色々愚痴めいた事を書いて申し訳ございません。

頂いたアドバイスを参考に、じっくり話し合ってみたいと思います。

Re: 顧問契約解除

著者泉つかさ法務事務所さん (専門家)

2010年07月06日 15:34

横レスで失礼いたします。

顧問契約書には「顧問業務」が列挙もしくは例示されていませんか?口頭で約束した内容だけでしょうか?
約束した具体的な業務があれば、その業務を型通りにお願いし、フル稼働していただければ良いと思いますよ。業績貢献のために。
それで「これじゃ割に合わない」とか「もう下ろさせて」となるかも知れません。
元々、何もしないで時々顔を出せば報酬を払うなどと契約するはずありませんよね。何らかの「成果」を約束して契約しているはずで、企業でも(特に上場企業では)無駄な、成果物の無い、顧問契約は解消するよう、監査法人会計監査人)から異論が出るくらいです。

まずは、無駄にせず、働かせれば良くありませんか?
それで不平不満を言うなど以上に、業務上支障をきたせば、その時に履行義務違反で契約解消の交渉をすれば良いのでは。
顧客との兼ね合いもありますから、その点は十分考慮のうえご判断願います。

ご参考まで。

Re: 顧問契約解除

著者外資社員さん

2010年07月07日 08:00

すでにお話をしたが相手が厳しい状況に関わらず、判ってくれないのですね。

ならば、行政書士泉つかさ法務事務所さんのご意見に賛成です。 業務の範囲と解釈できることならば、どんどん働いてもらうしかないと思います。
御社が期待する成果も明示して、それを目標とすることは全く問題ありません。

もう一つご参考まで。顧問契約労働者と違い保護されていません。 ですから会社として労働者整理解雇せざるをえない状況ならば、むしろ顧問契約を切るだけの理由はあるという解釈は可能とは思います。もちろん、相手には言い分もあるし、場合によっては訴訟も辞せずという場合もありますが、それも含めて経営者は判断が必要と思います。
ただ、場合により、トラブルを恐れてはいけない場合もあり、なにより経営者は優先度をきめ決断するべきと思います。

Re: 顧問契約解除

著者泉つかさ法務事務所さん (専門家)

2010年07月07日 10:52

外資社員さんの仰るとおりです。

働かざる者食うべからず。
昔の名前だけで楽して稼げるようなことを許せば、他の方々にも示しがつかないし、全体のモチベーションを下げることにもなります。

(目障りだから)出社しなくて良いですよ、の方向は絶対に避け(それが業務指示になってしまいますから。)、働いて結果を出させましょう。

Re: 顧問契約解除

著者mまささん

2010年07月07日 17:27

外資社員さん、泉つかさ法務事務所さん、色々アドバイス有難うございます。

実際にはまだ具体的な話し合いはしておりません。
ただ、契約変更のお願いをしたい旨は伝えてあり、その時に『契約書があるから・・・云々』と言われまして、近々話し合いをすることになっているところです。

契約内容についてですが、期間、金額のみ具体的に記載してありますが、仕事の内容については、具体的な内容は取り交わしておりませんでした。
私の不徳の致すところであります。

実際、前会社では、上司が営業中心の仕事をし、私が現場を見るような形で仕事をしていました。

色々あり、私が代表として会社を立ち上げましたが、営業に関するところは手探りの部分が多く、まだまだ前会社から引き継いだ顧客に支えられている状態なので、上司(現顧問)の力も借りる場面も出てくると思われます。

要は、一日も早く、私自身が力を着ければ問題ない話なのですが、なかなか思うようには行きません。

皆さんが言われるとおり、どんどん仕事をしてもらうように、色々考えてみたいと思います。

Re: 顧問契約解除

著者泉つかさ法務事務所さん (専門家)

2010年07月07日 18:49

mまささん、良く分かりました、頑張ってください。

法的なアドバイスではありませんが、
営業中心に、現場を中心に、と言いましても、今やmまささんは経営者・代表者ですので、顧問を従えて得意先回り・挨拶回りをする必要はありますよね。
日頃のご愛顧に感謝し、お礼を述べ、時には顧問を抜きにでもTELをしたり、近くに用事がありましたのでと訪問したりすれば、いつの間にか人間関係・信頼関係は築けるものです。所詮、顧問は顧問、経営者の立場には勝てませんよ、相手方にとっても。

そうするうちに、必要がなくなりませんか?昔の肩書は。

Re: 顧問契約解除

著者mまささん

2010年07月08日 16:40

そうですね。

立場がどうであれ、色々な人から色々な事を吸収して、会社に役立てて行きたいと思います。

今は、前進あるのみ、あたって砕けろですからね。

泉つかさ法務事務所さん、外資社員さん、有難うございます。

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