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労務管理

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自律神経失調症で長期有給休暇社員さんについて

著者 マキマキマッキー さん

最終更新日:2010年10月08日 10:07

いつもお世話になります。8月のお盆休み明けから自律神経失調症で長期休暇の社員さんがいます。本人とはメールで数回心配していますが、いかがでしょうか?時間の空いたときにお会いできればと打診をしています。長年勤めていただきました社員さんですが診断書を盾に有給完全消化まで持久戦を決め込むつもりなのか?いやはや困っています。会社としても今後の対応もあり担当のお客様からの会社の対応も問われています。本人は、退職も考えているとの事ですがはっきりとした意思表示がありません。自己都合退職か会社都合退職なのかの判断もありどのように対応すれば適切なのかご指導ください。宜しくお願い申し上げます。

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Re: 自律神経失調症で長期有給休暇社員さんについて

マキマキマッキーさん  こんにちは

「うつ病」ここ最近、企業責任者からこの病での社員との対応を如何様にすべきなのか、精神診療に携わる医師への相談が頻発しています。
医師は、完治するまでの責務を負ってはいますが、それらから生じる問題については難しいとの御説明があります。
基本は、長期療養等で完治せず、企業の業務等に支障をきたすと判断されれば、両者はじめ関係機関の判断をあおり、解雇権の行使も可能とも認められています。
それに至るまでには、労基法はじめとする充分なるチェックが必要でしょう。
半年、一年程度ならば解雇ではなく、休職等の方向も必要とも思います。
参考事例の判断がHp掲載されていますので、添付しておきます。

東芝ソリューションHPより
大塚 昌子 社会保険労務士案内 
-精神疾患への対応-
http://www.toshiba-sol.co.jp/4s/SuperStream/column_02_04.htm

Re: 自律神経失調症で長期有給休暇社員さんについて

著者HOFさん

2010年10月08日 14:12

> マキマキマッキーさん  こんにちは
当社でも対応に苦慮しました。

規程で、傷病で長期欠勤をした場合の期限を確認し、お医者様と貴社双方がその期間内での復帰は難しいと確認されれば退職になります。

確認したいのは
1、病気の原因が業務及び職場に起因するものかどうか?
2、本人に原因があっても、職場環境や業務が発病させたかどうか?
3、職場環境や業務が少なからず関与したとしても、発症しない人との差は何か?
4、職場環境は改善可能か?
5、改善(異動含む)して発症しにくい状況になるか。つまり復帰できるか?

正直、ほしい答えはもらえませんでした。
1年近く治療しても「医学的にはこれ以上進行しないと思うが、何が起こるかわからないし、本人がストレスに感じれば、悪化する場合もある」って感じで、「結局どうなの?」か不明です。

病気だから仕方が無いと思いますが、本人も、「復帰したい」でも今の会社の職場環境では「悪化するような気がする」
「ではどこが改善されたらいいと思う」とか「他に働きたい職場は?」ときいても、「あの人のここが嫌」とか「分からない」でした。
毎回、「治ってないな」と確認できるだけでした。
根気よく本人と話し合い、とりあえず治療に専念していただきながら、徐々に現職復帰を希望するか、異動を希望するか、それ以外(退職の意味)を選択するかを、相談します。

社内規定に期限を明記されていなくても、傷病手当が約1年半ですから、長くても1年くらいで回復に向かって、その後復帰の準備を始めるのが基本的な期間ではないでしょうか?

医師の了解をいただいたうえで、当社では3カ月過ぎたくらいから(まだ話してはいけないとなれば期間を開けて)、様子伺いの際に「今後のこと」を議題にします。

医師から言われたのですが、「給料もらっているのだから、我慢しろ」というようなことは言ってはいけないそうです。

ご参考になれば。

休職発令は?

著者ちょとまってさん

2010年10月12日 14:03

確認したいのですが?
有給休暇を取得中ということですが、休職発令はされていないのですしょうか?

有給休暇の取得は妨げられないということ
一方、その理由がうつ病なら、その具体を知ることは当然だと思います。

御社には安全配慮義務があります。最近の判例で、労働者が、会社側の言い方が悪いとのことも訴えている事例がありますが、裁判所は「そんなことはあり得る」と訴えを退けています。

健康状態を把握することですが、退職の前に
休職期間が必要なので、すぐ退職とはいかないと思います。休職はノーワークノーペイで。

Re: 自律神経失調症で長期有給休暇社員さんについて

著者マキマキマッキーさん

2010年10月12日 14:52

> マキマキマッキーさん  こんにちは
>
> 「うつ病」ここ最近、企業責任者からこの病での社員との対応を如何様にすべきなのか、精神診療に携わる医師への相談が頻発しています。
> 医師は、完治するまでの責務を負ってはいますが、それらから生じる問題については難しいとの御説明があります。
> 基本は、長期療養等で完治せず、企業の業務等に支障をきたすと判断されれば、両者はじめ関係機関の判断をあおり、解雇権の行使も可能とも認められています。
> それに至るまでには、労基法はじめとする充分なるチェックが必要でしょう。
> 半年、一年程度ならば解雇ではなく、休職等の方向も必要とも思います。
> 参考事例の判断がHp掲載されていますので、添付しておきます。
>
> 東芝ソリューションHPより
> 大塚 昌子 社会保険労務士案内 
> -精神疾患への対応-
> http://www.toshiba-sol.co.jp/4s/SuperStream/column_02_04.htm

akijin様 有難うございます
半年、一年程度ならば解雇ではなく、休職等の方向も必要とも思います。ということですから気長に本人の回復に期待しつつ
フォローしていきます

Re: 自律神経失調症で長期有給休暇社員さんについて

著者マキマキマッキーさん

2010年10月12日 15:23

> > マキマキマッキーさん  こんにちは
> 当社でも対応に苦慮しました。
>
> 規程で、傷病で長期欠勤をした場合の期限を確認し、お医者様と貴社双方がその期間内での復帰は難しいと確認されれば退職になります。
>
> 確認したいのは
> 1、病気の原因が業務及び職場に起因するものかどうか?
> 2、本人に原因があっても、職場環境や業務が発病させたかどうか?
> 3、職場環境や業務が少なからず関与したとしても、発症しない人との差は何か?
> 4、職場環境は改善可能か?
> 5、改善(異動含む)して発症しにくい状況になるか。つまり復帰できるか?
>
> 正直、ほしい答えはもらえませんでした。
> 1年近く治療しても「医学的にはこれ以上進行しないと思うが、何が起こるかわからないし、本人がストレスに感じれば、悪化する場合もある」って感じで、「結局どうなの?」か不明です。
>
> 病気だから仕方が無いと思いますが、本人も、「復帰したい」でも今の会社の職場環境では「悪化するような気がする」
> 「ではどこが改善されたらいいと思う」とか「他に働きたい職場は?」ときいても、「あの人のここが嫌」とか「分からない」でした。
> 毎回、「治ってないな」と確認できるだけでした。
> 根気よく本人と話し合い、とりあえず治療に専念していただきながら、徐々に現職復帰を希望するか、異動を希望するか、それ以外(退職の意味)を選択するかを、相談します。
>
> 社内規定に期限を明記されていなくても、傷病手当が約1年半ですから、長くても1年くらいで回復に向かって、その後復帰の準備を始めるのが基本的な期間ではないでしょうか?
>
> 医師の了解をいただいたうえで、当社では3カ月過ぎたくらいから(まだ話してはいけないとなれば期間を開けて)、様子伺いの際に「今後のこと」を議題にします。
>
> 医師から言われたのですが、「給料もらっているのだから、我慢しろ」というようなことは言ってはいけないそうです。
>
> ご参考になれば。


HOF 様
半年、一年程度ならば解雇ではなく、休職等の方向も必要とも思います。

Re: 自律神経失調症で長期有給休暇社員さんについて

著者HOFさん

2010年10月12日 17:06

>
>
> HOF 様
> 半年、一年程度ならば解雇ではなく、休職等の方向も必要とも思います。

ありがとうございます。

当社の例は、病欠が頻発し、長期休職の相互確認(社員、主治医、会社)をして、長期休職の認定後の1年半の期間の内、復帰先や勤務時間の相談や復帰部署との調整、(段階的に)復帰できるかどうかの見極めに半年はかかると踏んで、1年くらい経過してからという意味でした。当社の場合、認定後18か月という期間が設定されており、その範囲で復帰していただくとして、1年で解雇という意味ではありません。

医師の許可をいただいても、3ヶ月くらいでは本人も復帰の自信が無い場合が多いので、回復と親交を繰り返し、何度か話をして、1年くらいしてやっと具体的な復帰に向けた相談になりました。
そこから希望職場・業務や処遇なども調整し(希望部署の受け入れもかなり時間がかかります)期限ぎりぎりに、時短で復帰となりました。病欠が始まって2年くらい(長期休職から18か月)かかりました。

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