相談の広場
お世話になります。
この度派遣さんの正社員登用を検討しております。
その場合皆さまは面接や試験など実施されておりますでしょうか。
それとも何もなく明日から社員という流れでしょうか。
他社様の事例を伺いたくよろしくお願いいたします。
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社労士として、回答します。
派遣先が派遣労働者を正社員として直接雇用する場合、
まず、対象派遣労働者の同意、派遣元への通知、
そして、採用の際は、通常の労働者と同様、
①労働条件通知書の交付(あるいは、雇用契約書を交わす)
②就業規則等の周知
③雇い入れ時の安全衛生教育の実施
④雇い入れ時の健康診断の実施
⑤各種社会保険制度への加入
⑥マイナンバーの収集
等が必要です。
また、対象派遣労働者に関する派遣先管理台帳は、
派遣が終了した日=直接雇用した日から
3年間までは保存しなければなりません。
上記、必要な書類を整備すれば、
面接や試験を実施するかは御社の自由ですが、
①~⑥をきちんと実施するためにも、
また、派遣元と派遣先は違う会社で、
就業規則、賃金規程等、当然ながら異なるわけですから、
正社員登用後の変化をきちんとわかってもらうためにも、
私は社労士として、面接等の実施をお勧めしています。
派遣労働者にしてみれば、勤務場所が変わらないわけですから、
どうしても、仕事の内容等もこれまでと同じという認識が抜けない人も
いるわけです。
正社員になってみたら、
人事異動で、全然違う業務になったとか、転勤を命じられたとか、
残業が増えたとか、リーダーを任されたとか、賃金が下がったとか、
派遣元とは別の会社で、しかも正社員として採用されたのだから
ある意味当たり前というような理由で、
やっぱり派遣時代の方がよかったと言って、
離職してしまうような元派遣労働者もいます。
また雇用する側にとっても、
派遣先としては、派遣労働者については
雇用管理は派遣元が責任を持つものだったので、
ある意味お客様を迎えているような立場であったわけです。
これが正社員になれば、賃金から退職トラブルまで、
すべての責任が発生するわけです。
派遣先は知らなかったけれど、組合活動に熱心で、
派遣労働者時代に給料で派遣元と揉めていて、
派遣先が直接雇用したら今度は矛先が派遣先に
向かって…なんてこともあるわけです。
お互い後から「こんなはずじゃなかった」
「こんな会社(労働者)だとは思わなかった」
ということにならないためにも、通常の転職と同様、
面接を実施しておいた方がよろしいかと思います。
ご不明な点等ございましたら、追加でご質問ください。
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