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労務管理

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傷病休職からの復職者の勤務について

著者 勿忘草 さん

最終更新日:2022年05月09日 16:24

いつも勉強させていただいております。

似たような状況の復職者に対応された方がおられましたら、ご意見をいただきたく質問させていただきます。

昨年5月から11月までうつ病により傷病休職していたた社員がおります。
それ以前にも休職の履歴のあるかたです。
12月から復職、特別措置として復職時に有給休暇を付与しました。
しかし有休を使い切り1月から時差出勤が増え、3月、4月は全日時差出勤という状態です。
休んではいないのですが一日も通常通り出勤できていない状況で、これが続いていくのが果たしていいものなのか、と気になっております。

担当医からはこのまま様子見というだけでこれといった話はございません。
このような状況でなにか会社側でできること、対応策、取り入れられる制度などございましたらご教示いただけますと幸いです。

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Re: 傷病休職からの復職者の勤務について

著者ぴぃちんさん

2022年05月09日 16:47

こんにちは。

貴社の休職からの復職の条件がわかりませんが,休職からの完全な復帰したという状況でしょうか。

そうであれば,私個人がたびたび時差出勤(遅刻でしょうか?)しているのを是認できる状況であるのかどうかでしょう。

是認できる状況になく,それが傷病による影響であると考えるのであれば,現在の状態を産業医の先生に相談することが望ましいかと思います。



> いつも勉強させていただいております。
>
> 似たような状況の復職者に対応された方がおられましたら、ご意見をいただきたく質問させていただきます。
>
> 昨年5月から11月までうつ病により傷病休職していたた社員がおります。
> それ以前にも休職の履歴のあるかたです。
> 12月から復職、特別措置として復職時に有給休暇を付与しました。
> しかし有休を使い切り1月から時差出勤が増え、3月、4月は全日時差出勤という状態です。
> 休んではいないのですが一日も通常通り出勤できていない状況で、これが続いていくのが果たしていいものなのか、と気になっております。
>
> 担当医からはこのまま様子見というだけでこれといった話はございません。
> このような状況でなにか会社側でできること、対応策、取り入れられる制度などございましたらご教示いただけますと幸いです。

Re: 傷病休職からの復職者の勤務について

著者ユキンコクラブさん

2022年05月09日 17:28

貴社の時差出勤がどのような物かわかりませんが、
始業時間を遅らせることで、終業時刻も遅らせるとか
(通常8:00~17:00勤務を 9:00~18:00にしているとか)
それとも、始業時刻を遅らせたうえで、短時間勤務なのか?

職場復帰の条件がどのような条件で復帰されたのかわかりませんし、
時差出勤を会社が認めているのか、単に個人の判断で行っているのか、遅れて出勤することについて、いつも連絡があるのか等の経緯もわかりませんが、
貴社としてはどうしたいのでしょうか?その点がはっきりすると、対応の方法も決まってくると思います。
あとは、通院経緯や、診察結果など口頭でもよいので、定期的に(月に1回から2回、通院の都度など、、)報告させ、今後どのように働けるのかを確認したほうが良いのでは?

また、厚生労働省から治療と仕事の両立のためのガイドラインも出ています。
できるところから始めてみてはいかがでしょう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115267.html






> いつも勉強させていただいております。
>
> 似たような状況の復職者に対応された方がおられましたら、ご意見をいただきたく質問させていただきます。
>
> 昨年5月から11月までうつ病により傷病休職していたた社員がおります。
> それ以前にも休職の履歴のあるかたです。
> 12月から復職、特別措置として復職時に有給休暇を付与しました。
> しかし有休を使い切り1月から時差出勤が増え、3月、4月は全日時差出勤という状態です。
> 休んではいないのですが一日も通常通り出勤できていない状況で、これが続いていくのが果たしていいものなのか、と気になっております。
>
> 担当医からはこのまま様子見というだけでこれといった話はございません。
> このような状況でなにか会社側でできること、対応策、取り入れられる制度などございましたらご教示いただけますと幸いです。

Re: 傷病休職からの復職者の勤務について

著者boobyさん

2022年05月09日 17:30

衛生管理者として産業保健業務を行っています。
ご相談の「担当医」が主治医のことでしたら、こうなるのは当然です。

主治医は患者の立場に立ち、患者を完治(精神的な場合は完治ではなく寛解でしょうが)するのが仕事です。そのプロセスにおいて会社がどんなに損害を被っても彼には損害に対して責任はないのです。業務外のことですので。

従業員が50名以上入れば産業医がいるでしょう。ご相談者さんが行くのは産業医の下です。もし従業員が50名未満で産業医設置義務がないなら地域の産業保健総合支援センターに就業規定をもって相談に行って下さい。産業医および産業保健総合支援センターは会社側に立って会社の損害を最小限に食い止めるための支援をしてくれます。

もし「担当医」が産業医のことでしたら、解任して新しく別の産業医に委託することを勧めます。

ご参考まで。



> いつも勉強させていただいております。
>
> 似たような状況の復職者に対応された方がおられましたら、ご意見をいただきたく質問させていただきます。
>
> 昨年5月から11月までうつ病により傷病休職していたた社員がおります。
> それ以前にも休職の履歴のあるかたです。
> 12月から復職、特別措置として復職時に有給休暇を付与しました。
> しかし有休を使い切り1月から時差出勤が増え、3月、4月は全日時差出勤という状態です。
> 休んではいないのですが一日も通常通り出勤できていない状況で、これが続いていくのが果たしていいものなのか、と気になっております。
>
> 担当医からはこのまま様子見というだけでこれといった話はございません。
> このような状況でなにか会社側でできること、対応策、取り入れられる制度などございましたらご教示いただけますと幸いです。

Re: 傷病休職からの復職者の勤務について

著者勿忘草さん

2022年05月09日 17:49

ぴぃちん様

ご回答ありがとうございます。

復職時は本人の通院先の担当医からの意見と、会社での本人面談を経て、本人の希望で復職となりました。

現状、回復すると信じて容認している状況ですが、正直この状態が回復に繋がっていくのか疑問でもあります。

ご指摘いただいたように、産業医からの意見を伺えるよう上司と相談してみたいと思います。

Re: 傷病休職からの復職者の勤務について

著者勿忘草さん

2022年05月10日 09:26

ユキンコクラブ様
ご意見ありがとうございます。
いつも的確なご意見、拝見しております。

> 貴社の時差出勤がどのような物かわかりませんが、
> 始業時間を遅らせることで、終業時刻も遅らせるとか
> (通常8:00~17:00勤務を 9:00~18:00にしているとか)
> それとも、始業時刻を遅らせたうえで、短時間勤務なのか?

時差出勤については
遅れてきた分退社時間を後ろにずらし8時間勤務しております。
本来は渋滞などで遅れた場合などに使われています。
なので、制度趣旨とは違うけれど、病気だから大目に見よう、という状態です。
(上司の承認があるので、こちらでなにか言えるものではないのですが)

> 職場復帰の条件がどのような条件で復帰されたのかわかりませんし、
> 時差出勤を会社が認めているのか、単に個人の判断で行っているのか、遅れて出勤することについて、いつも連絡があるのか等の経緯もわかりませんが、
> 貴社としてはどうしたいのでしょうか?その点がはっきりすると、対応の方法も決まってくると思います。

復帰時には通常通りの8時間勤務で話しておりました。
ただ、すぐに完璧にはいかないと思うので少しの遅刻や欠勤は許容しましょうね、というのが会社の見方です。
現状では時差出勤の連絡も会社の予定表に自宅PCから書き込むのみとなっており、病気とは言えやったもん勝ちなのかなあと腑に落ちないところがあります。
ご意見いただいて、会社側の希望(道筋)を一度整理する必要性を強く感じました。


> あとは、通院経緯や、診察結果など口頭でもよいので、定期的に(月に1回から2回、通院の都度など、、)報告させ、今後どのように働けるのかを確認したほうが良いのでは?
> また、厚生労働省から治療と仕事の両立のためのガイドラインも出ています。
> できるところから始めてみてはいかがでしょう。
> https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115267.html

上司からの本人面談の際に、病状の細かな部分も聞き取りいただけるよう、ご教示いただいたガイドラインも参考に、もう一度相談したいと思います。
何より、本人ファーストになりすぎていた部分もあるので、会社側の希望も踏まえて今後の働き方について本人としっかりとした話し合いの場を設けることが必要だと感じました。
ご意見いただき少し頭がすっきしました。
ありがとうございます。

Re: 傷病休職からの復職者の勤務について

著者勿忘草さん

2022年05月10日 11:07

booby様

衛生管理者の立場からのアドバイス、ありがとうございます。

主治医と産業医とで優先するものが違うこと
それを聞いて主治医からの意見が特に無いということが腑に落ちました。
本人が治ることが優先、そうであれば確かに本人が望むように動けるのが一番ですよね。

当社にも産業医はいるので、病状等再確認後にまずはそちらに相談したいと思います。
ただ専門が内科なので、どこまで結果がでるのか。。。
(地方で産業医の選択肢が少なく横のつながりもあるため、別の産業医を選任することは難しそうです。)
精神面でのフォローを専門としている産業医をと、まずは上司の耳に入れておきます。いつかのために。

取り急ぎ、御礼まで。



> 衛生管理者として産業保健業務を行っています。 
> ご相談の「担当医」が主治医のことでしたら、こうなるのは当然です。
>
> 主治医は患者の立場に立ち、患者を完治(精神的な場合は完治ではなく寛解でしょうが)するのが仕事です。そのプロセスにおいて会社がどんなに損害を被っても彼には損害に対して責任はないのです。業務外のことですので。
>
> 従業員が50名以上入れば産業医がいるでしょう。ご相談者さんが行くのは産業医の下です。もし従業員が50名未満で産業医設置義務がないなら地域の産業保健総合支援センターに就業規定をもって相談に行って下さい。産業医および産業保健総合支援センターは会社側に立って会社の損害を最小限に食い止めるための支援をしてくれます。
>
> もし「担当医」が産業医のことでしたら、解任して新しく別の産業医に委託することを勧めます。
>
> ご参考まで。

Re: 傷病休職からの復職者の勤務について

著者銀座産業医事務所さん (専門家)

2022年05月16日 00:26

まずは現状が貴社として許容範囲かどうかを明確にしていただくのが良いと存じます。出社時間が乱れ気味ということで、この点だけでも本人に状態の確認が必要と考えられます。加えて最も重要と思われるパフォーマンスはいかがでしょうか。

何かしらが許容範囲ではないとしたら、病気療養後の方であり産業医に意見を聞くことが妥当です。ただし産業医に相談しにくかったり、専門外だと言われたり(本当はこれは無しのはずですが)した場合は、総務人事や上司で、本人と面談をすることも選択肢です。
体調などの状況の確認をしつつ、例えばですが、
・現状の勤怠またはパフォーマンスでは不十分であること
・もし不調が原因であるならば心配であり主治医に十分相談すること
を明確に伝えることです。

本人了承の上、会社から主治医に手紙を書いても構いません。主治医は本人の味方であり、会社のことまで考えてくれているかは分かりません。例えばですが、「弊社では週5日の定時勤務ができ、復職直後より従前の8割以上の業務遂行が可能であると考えられる場合に復職を許可している・・・現状出社時間は不安定でありパフォーマンスは・・・」などを伝え、会社の立場への理解を求めても良いでしょう。主治医に会いに行く担当者様もいます。本人は主治医に、毎日例外的な「時差出勤」をしている事実や、従前と比べた仕事の達成度を伝えられているでしょうか。

病気だから大目に見よう、というのは、曖昧なまま誰も何も言えず、すなわち悪化の途中で止められないため、周囲も疲弊しきった上に結局再療養となりがちです。
復職時に(早めの)再療養を考慮する要件を明確にしておくと良いです。例えばですが、「遅刻・欠勤・早退・当日急な年休利用が2週間で2回あった場合には就業継続について再評価」と伝えておくなどです。

以上、ある程度はっきりさせた上で本人含め共有しておくことで、まだ不調があるのに、あるいは不調が再燃したのに働かせてしまう、ということを避けられます。本人の健康を守る観点でも安全配慮義務上も対応しやすくなります。ご参考になりましたら幸いです。

Re: 傷病休職からの復職者の勤務について

著者勿忘草さん

2022年05月16日 09:04

銀座産業医事務所 様

ご意見ありがとうございます。
わかりやすく大変勉強になります。

会社としての勤務状況の許容範囲、産業医・主治医の判断と協力依頼、復職時の再療養の要件 など曖昧になっている部分に心当たりがありました。

> 病気だから大目に見よう、というのは、曖昧なまま誰も何も言えず、すなわち悪化の途中で止められないため、周囲も疲弊しきった上に結局再療養となりがちです。

まさにこの通りで、以前に同じ病気で休職されていた方なので下手なことは言えないなと臆病になっている部分があったことは否定できないです。
現状を整理し、再療養の判断基準も設けておくべきだったと反省しています。
遅ればせながら今からでも産業医の意見をもとに基準を設定し、本人とも共有したいと思います。本人の甘えの部分であれば目標をはっきりさせることで改善されることもあるかもしれません。改善が見られないようであれば、悪化の可能性も念頭に置いて今後も注意深く見守るとともに、他にできることを考えていかなければならないと思います。

いただいた意見を生かして、両者にとってよい形になっていくよう、対応していきたいと思います。
わかりやすくポイントを押さえたご意見、感謝いたします。

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