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労務管理

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雇用継続制度での賃金の決め方

著者 おっとどっこい さん

最終更新日:2008年01月15日 13:49

ひとつご教授を頂きたいと思います。
現在、雇用継続制度(再雇用制度)の規程化に入っております。
再雇用のための審査条件は、ほぼ整っていますが、賃金の決定について悩んでおります。
他社の事例もいくつか確認をさせていただきましたが、どこも一長一短があり、それぞれ悩まれているようです。
先般、顧問の社会保険労務士に確認したところ、公的な援助は考えず、いくら支払うかで良いと言われました。
しかし、様々な書籍を確認しましたが、「在職老齢年金」「高年齢者雇用継続基本給付金」等も含み、個人・会社についてシュミレーションして吟味した方が良いというものが圧倒的です。
皆さんの会社は、どのような基準・考え方で運用されていますか?公的部分を考えず決定した場合は、どこに留意すれば良いのでしょうか?
今更の質問ですが、ご指導のほどよろしくお願いします。

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Re: 雇用継続制度での賃金の決め方

わたしもおっとどっこいさんのように
年金、雇用継続給付を想定した給与決めを当初は
実施していましたが、これでやると、
給与+年金+雇用給付の最大手取りをシミュレーションして
給与を逆算するような形になるため、給与と仕事の質、レベルがばらばらになってしまいます。
まさに、退職する人ごとに、退職後給与をオーダーメードすることになり、仕事中心の給与決めとはなりませんでした。
また、この方法で給与を決めたところで、残業を毎月してしまえば、当初もらえると思っていた年金の額もこれに応じさらに減額されてしまい、シミュレーションした意味がだんだんうすれていきます。

そこで、年金、雇用継続給付は度外視して、また、60歳前半で、まともな給与を出せばいかんせん年金はほとんどもらえないことを勘案し、現役中の貢献度(役職)に応じ、
部長級、課長級、一般社員級で3種類の定額にしました。
これにより、社内実務も簡素化されたばかりか、
定年退職者の給与決めに対する納得性も高まったと思います。

Re: 雇用継続制度での賃金の決め方

著者おっとどっこいさん

2008年01月26日 19:49

こころさん

 ご指導ありがとうございます。
 こころさんが例であげていただいた実例を見て「そうか!!」という感じで、何かがピンと来ました。
 今まで、退職時の給与は無視して、一律の単純な決定を前提にという方針を受けていましたが、この手がありましたね。
 退職時の役割・レベルも人によって大きな開きが予想され、一律では、出来る方ほど大きく下がってしまい、折角のノウハウの伝承も気分良くしていただけません。
 もし良ければ、部長級・課長級・一般級で、年収にどのくらいの差をつけられていますか?
 来週、今回のご指導を参考に考え、会社に提案してみたいと思います。
 今後ともよろしくお願いします。

Re: 雇用継続制度での賃金の決め方

おっとどっこいさん
お役に立てて嬉しいです。
>  もし良ければ、部長級・課長級・一般級で、年収にどのくらいの差をつけられていますか?
うちの会社の場合、部長と課長の間で60万円、
課長と一般社員との間で同様に60万円です。
月給は部長三本、一般二本、課長はその間です。
なお、ボーナスは不支給です。

Re: 雇用継続制度での賃金の決め方

著者おっとどっこいさん

2008年01月28日 09:14

こころさん

 この度はありがとうございます。
 本来聞けないところまでお聞かせ頂き、恐縮です。
 今週は、こころさんのところのモデルを参考に検討を進めて生きたいと思います。
 今後ともよろしくお願い致します。

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