--------------------------------------------------------------------
成長し続ける企業に!サービス業専門
社労士日記(第622号)
--------------------------------------------------------------------
おはようございます。
メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。
このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている
人事担当者
同業の
社労士さん
へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。
テーマは
「
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。
--------------------------------------------------------------------
◎お客様の売上アップのため!サービス業専門
社労士日記
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒
http://archive.mag2.com/0000250571/index.html
小松潤一
社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp http://www.style-neo.com
--------------------------------------------------------------------
目次
■はじめに
■あなたはコンサルタント
■最後に
--------------------------------------------------------------------
■はじめに
普段日曜日は外出しているのでまったく気がつかなかったのですが・・
ちょっと体調が悪くて日曜日は寝ていました。
正確に言うと木曜日から体調が悪かったので
ずっと寝ていてねまくったのでもう寝ることが出来ない状態で
暇なのでテレビを見ることに
日曜日の18時とかにテレビを見ることもありませんが
めっちゃ面白いテレビがNHKでやってました。
NHK教育テレビ「白熱教室JAPAN」
http://www.kbs.keio.ac.jp/bulletin/2011/01/nhkjapan.html
慶応ビジネススクールの授業の内容をテレビ放送しているものです。
授業の内容は
ソフトウェア会社で事業拡大と組織拡大をバランスよく展開していく問題に直面していた。
その問題を解決するためにどんなアイデアがあるのかを生徒が次々と
意見を言うと対話型授業です。
なんとこの授業のテキストもこのサイトから購入が可能です。
よかったらどうぞ。
まあこのビジネススクールに通っている人は高い志を持っている人ばかりなので
ガンガン自分の意見を言うのでしょうが
通常の企業での会議でこれほどまでに白熱して意見を言う
従業員が
果たして何人いるのでしょうか?
見てて面白かったのは
学生
「インセンティブを与えて組織を活性化してみては?」
とか
「責任と権限を部下に与えてみては」
とか
言っていて
そのインセンティブや権限譲渡をどうするかが難しいんだよとふと思いながら
でも次から次へとみんなが意見を言っている姿が
斬新で
こんな授業のような組織があればめっちゃ元気のある会社になっているんだろうな!!!
ちなみに学生と言ってもみんな社会人です。
会社を辞めてもう一度勉強している人や
企業から経営の勉強のために送り込まれている人
などみんな勉強するために来ているのです。
今日はこのテレビの完全パクリ
鉛筆とノートを取り出して一緒になって考えてみましょう。
今日はそんな話
--------------------------------------------------------------------
■あなたはコンサルタント
あなたは誰もが知っているかなり有名な経営コンサルタントです。
毎日のようにあなたのもとには各企業から経営に対しての相談が
やってきます。
相談に対する料金も半端ありません。
1時間で100万円あなたは企業に請求することもあります。
今日はたまたま親族が経営する企業の経営者が
相談にやってきました。
正直面倒だとあなたは思いましたが無料で
相談に乗ってあげることにしました。
(親族トラブルは面倒なので)
さああなたは経営コンサルタントです。
どのようにアドバイスをしてこの企業を元気にさせるのでしょうか?
問題 どこでもある会社の風景
この企業は創業10年目の企業だ。アパレル業を営んでいる。
アパレルと言っても商品はムートンを素材でブーツや布団などを
販売している。クライアントは無数に存在している。売ろうと思えば
町を歩いている人に売ってもらっても構わない。アメリカの企業から
生地を買い付けていて当社はこの生地の加工技術もあるのでなんでも商品を製造できる。
その技術が国や地域に認められて表彰されたり役所から資金融資を受けれたり
している地元では優良企業だ。
商品自体は高額であるため、富裕層しか購入はしてくれない。
まだこの技術が浸透していない当初は飛ぶように売れた。
ところが最近ではどんどん売り上げが低迷してきており
経営者である相談者が一番の悩みは
退職者が多いと言うことと
仕事に対して甘えを持っている
従業員が何人もいて解雇しても
構わないと思っている社内の雰囲気について改善の相談だ。
経営者がいくら
「今月は返品の影響もあり過去最低の売り上げを計上した。
当然
従業員のみんなも危機感を持っていると思っているが
もしその危機感すらなければもう会社を辞めてほしい!
一同もっと危機感を持って働いてほしい!!
明日までにどうやったら売り上げが上がるのかレポートをまとめて
みんなで話し合って考えてほしい」
とはっぱをかけてもこれと言った効果的なアイデアが
従業員から
出てくるのでもなくがっかりしている状態。
なお営業担当の給与は全員
基本給15万円プラスインセンティブだ
売れなければ15万円だが
売れれば商品の値段の15%をインセンティブとして支給している
100万円売れれば15万円インセンティブが出る。
過去にはひと月に100万円近くインセンティブが出ていたこともあるが
最近では多い人で月に20万円程度しかインセンティブが出ていない。
10万円の商品に対して原価は5万円だ。つまり5万円が会社の利益となる。
よって営業マン一人当たり毎月35万円程度売り上げてもらえれば
人件費はペイできる。
しかし最近では35万円すら売れない営業マンも存在している。
当然そんなスタッフはすぐにクビだ。
経営者は昔は200万円ほど
役員報酬を取っていたが最近は
100万円程度しか
役員報酬を取れなくなってきた。
従業員が経営者が望む結果を出してくれるにはどうすればよいか?
もっと危機感を持って働いてもらうにはどうすればよいか?
最終的に昔のように売れるのにはどうすればよいだろうか?
と言う相談。
あなたは有名な経営コンサルタント
すぐに何点かの疑問点をぶつけます。
質問1
「あなたの会社では営業マンを管理する部長などの管理職者はいますか?」
答えはこうだ
「はいいますがこの営業部長も役に立たなくて」
質問2
「あなたも外の営業に行ったりもしますか?」
答えはこうだ
「はい行きます。私が社内で一番売上を取っている営業マンです。」
質問3
「ではあなたが売上を上げる方法を
従業員に教えてあげては如何でしょうか?」
答えはこうだ
「いえ。私はみんなに考えてもらい自ら行動してほしいのです」
質問4
「では販売先ですが何か販売ルートはお持ちでしょうか?」
答えはこうだ
「いえありません。歩いている人でも
訪問販売でも飛び込み営業でも売れれば何でも
OKです。価格も標準の価格は設定していますが営業マンが勝手に値上げすることも
値下げすることも可能です」
質問5
「
退職者が多いとのことですがどれ位多いのでしょうか?」
答えはこうだ
「1年間で100人
採用して残るのは5人程度です。なおこの5人も3年以内に
退職します」
あなたは有名な経営コンサルタントです。
あなたなら
この会社の売上を上げるため
対象者を減らすため
経営者が望む
従業員に育てるため
なんとアドバイスするでしょうか?
紙に書いて下さい。
良かったら感想下さい
info@style-neo.jp
--------------------------------------------------------------------
■最後に
経営者が考えがおかしい!!!
そう思った人もいるでしょう。
では経営者がどのように考えを変えてくれたら会社は良くなるでしょうか?
「せめて売り方のアドバイスをしてあげよう」
「インセンティブ主体の給与から安定的な
給与体系に変えてみよう」
などなど
「優秀な営業マンだけを
採用できるように
基本給の底上げとインセンティブを
向上させよう!!!」
様々な意見があると思います。
どうぞ紙に書いて下さい。
紙に書いて下さい。
書きましたか?
会社を良くするために意見です。どんどん書いて下さい。
本当に書きました?
では次です。
あなたが今働いている会社のことを思い浮かべてください。
様々な問題に直面していると思います。
あなたは有名なコンサルタントです。
あなたが働いている会社をコンサルするつもりで
問題点と改善のアドバイスを紙に書いて下さい。
書きましたか?
会社を良くするために意見です。どんどん書いて下さい。
本当に書きました?
では紙に書いた方は一番下を読んで下さい
↓
↓
もっと下
↓
ではその書いた紙を今すぐにあなたが働いている会社の
社長のもとに持って行って
「こうなれば会社は良くなります!!!」
ってアドバイスをしてみてください。
おしまい
--------------------------------------------------------------------
創造人材
株式会社
小松潤一
社会保険労務士事務所
小松潤一
--------------------------------------------------------------------
成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第622号)
--------------------------------------------------------------------
おはようございます。
メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。
このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん
へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。
テーマは
「従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。
--------------------------------------------------------------------
◎お客様の売上アップのため!サービス業専門社労士日記
のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒
http://archive.mag2.com/0000250571/index.html
小松潤一社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp http://www.style-neo.com
--------------------------------------------------------------------
目次
■はじめに
■あなたはコンサルタント
■最後に
--------------------------------------------------------------------
■はじめに
普段日曜日は外出しているのでまったく気がつかなかったのですが・・
ちょっと体調が悪くて日曜日は寝ていました。
正確に言うと木曜日から体調が悪かったので
ずっと寝ていてねまくったのでもう寝ることが出来ない状態で
暇なのでテレビを見ることに
日曜日の18時とかにテレビを見ることもありませんが
めっちゃ面白いテレビがNHKでやってました。
NHK教育テレビ「白熱教室JAPAN」
http://www.kbs.keio.ac.jp/bulletin/2011/01/nhkjapan.html
慶応ビジネススクールの授業の内容をテレビ放送しているものです。
授業の内容は
ソフトウェア会社で事業拡大と組織拡大をバランスよく展開していく問題に直面していた。
その問題を解決するためにどんなアイデアがあるのかを生徒が次々と
意見を言うと対話型授業です。
なんとこの授業のテキストもこのサイトから購入が可能です。
よかったらどうぞ。
まあこのビジネススクールに通っている人は高い志を持っている人ばかりなので
ガンガン自分の意見を言うのでしょうが
通常の企業での会議でこれほどまでに白熱して意見を言う従業員が
果たして何人いるのでしょうか?
見てて面白かったのは
学生
「インセンティブを与えて組織を活性化してみては?」
とか
「責任と権限を部下に与えてみては」
とか
言っていて
そのインセンティブや権限譲渡をどうするかが難しいんだよとふと思いながら
でも次から次へとみんなが意見を言っている姿が
斬新で
こんな授業のような組織があればめっちゃ元気のある会社になっているんだろうな!!!
ちなみに学生と言ってもみんな社会人です。
会社を辞めてもう一度勉強している人や
企業から経営の勉強のために送り込まれている人
などみんな勉強するために来ているのです。
今日はこのテレビの完全パクリ
鉛筆とノートを取り出して一緒になって考えてみましょう。
今日はそんな話
--------------------------------------------------------------------
■あなたはコンサルタント
あなたは誰もが知っているかなり有名な経営コンサルタントです。
毎日のようにあなたのもとには各企業から経営に対しての相談が
やってきます。
相談に対する料金も半端ありません。
1時間で100万円あなたは企業に請求することもあります。
今日はたまたま親族が経営する企業の経営者が
相談にやってきました。
正直面倒だとあなたは思いましたが無料で
相談に乗ってあげることにしました。
(親族トラブルは面倒なので)
さああなたは経営コンサルタントです。
どのようにアドバイスをしてこの企業を元気にさせるのでしょうか?
問題 どこでもある会社の風景
この企業は創業10年目の企業だ。アパレル業を営んでいる。
アパレルと言っても商品はムートンを素材でブーツや布団などを
販売している。クライアントは無数に存在している。売ろうと思えば
町を歩いている人に売ってもらっても構わない。アメリカの企業から
生地を買い付けていて当社はこの生地の加工技術もあるのでなんでも商品を製造できる。
その技術が国や地域に認められて表彰されたり役所から資金融資を受けれたり
している地元では優良企業だ。
商品自体は高額であるため、富裕層しか購入はしてくれない。
まだこの技術が浸透していない当初は飛ぶように売れた。
ところが最近ではどんどん売り上げが低迷してきており
経営者である相談者が一番の悩みは退職者が多いと言うことと
仕事に対して甘えを持っている従業員が何人もいて解雇しても
構わないと思っている社内の雰囲気について改善の相談だ。
経営者がいくら
「今月は返品の影響もあり過去最低の売り上げを計上した。
当然従業員のみんなも危機感を持っていると思っているが
もしその危機感すらなければもう会社を辞めてほしい!
一同もっと危機感を持って働いてほしい!!
明日までにどうやったら売り上げが上がるのかレポートをまとめて
みんなで話し合って考えてほしい」
とはっぱをかけてもこれと言った効果的なアイデアが従業員から
出てくるのでもなくがっかりしている状態。
なお営業担当の給与は全員基本給15万円プラスインセンティブだ
売れなければ15万円だが
売れれば商品の値段の15%をインセンティブとして支給している
100万円売れれば15万円インセンティブが出る。
過去にはひと月に100万円近くインセンティブが出ていたこともあるが
最近では多い人で月に20万円程度しかインセンティブが出ていない。
10万円の商品に対して原価は5万円だ。つまり5万円が会社の利益となる。
よって営業マン一人当たり毎月35万円程度売り上げてもらえれば
人件費はペイできる。
しかし最近では35万円すら売れない営業マンも存在している。
当然そんなスタッフはすぐにクビだ。
経営者は昔は200万円ほど役員報酬を取っていたが最近は
100万円程度しか役員報酬を取れなくなってきた。
従業員が経営者が望む結果を出してくれるにはどうすればよいか?
もっと危機感を持って働いてもらうにはどうすればよいか?
最終的に昔のように売れるのにはどうすればよいだろうか?
と言う相談。
あなたは有名な経営コンサルタント
すぐに何点かの疑問点をぶつけます。
質問1
「あなたの会社では営業マンを管理する部長などの管理職者はいますか?」
答えはこうだ
「はいいますがこの営業部長も役に立たなくて」
質問2
「あなたも外の営業に行ったりもしますか?」
答えはこうだ
「はい行きます。私が社内で一番売上を取っている営業マンです。」
質問3
「ではあなたが売上を上げる方法を従業員に教えてあげては如何でしょうか?」
答えはこうだ
「いえ。私はみんなに考えてもらい自ら行動してほしいのです」
質問4
「では販売先ですが何か販売ルートはお持ちでしょうか?」
答えはこうだ
「いえありません。歩いている人でも訪問販売でも飛び込み営業でも売れれば何でも
OKです。価格も標準の価格は設定していますが営業マンが勝手に値上げすることも
値下げすることも可能です」
質問5
「退職者が多いとのことですがどれ位多いのでしょうか?」
答えはこうだ
「1年間で100人採用して残るのは5人程度です。なおこの5人も3年以内に退職します」
あなたは有名な経営コンサルタントです。
あなたなら
この会社の売上を上げるため
対象者を減らすため
経営者が望む従業員に育てるため
なんとアドバイスするでしょうか?
紙に書いて下さい。
良かったら感想下さい
info@style-neo.jp
--------------------------------------------------------------------
■最後に
経営者が考えがおかしい!!!
そう思った人もいるでしょう。
では経営者がどのように考えを変えてくれたら会社は良くなるでしょうか?
「せめて売り方のアドバイスをしてあげよう」
「インセンティブ主体の給与から安定的な給与体系に変えてみよう」
などなど
「優秀な営業マンだけを採用できるように基本給の底上げとインセンティブを
向上させよう!!!」
様々な意見があると思います。
どうぞ紙に書いて下さい。
紙に書いて下さい。
書きましたか?
会社を良くするために意見です。どんどん書いて下さい。
本当に書きました?
では次です。
あなたが今働いている会社のことを思い浮かべてください。
様々な問題に直面していると思います。
あなたは有名なコンサルタントです。
あなたが働いている会社をコンサルするつもりで
問題点と改善のアドバイスを紙に書いて下さい。
書きましたか?
会社を良くするために意見です。どんどん書いて下さい。
本当に書きました?
では紙に書いた方は一番下を読んで下さい
↓
↓
もっと下
↓
ではその書いた紙を今すぐにあなたが働いている会社の
社長のもとに持って行って
「こうなれば会社は良くなります!!!」
ってアドバイスをしてみてください。
おしまい
--------------------------------------------------------------------
創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一