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コラムの泉

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給与が上がるとうれしいけど・・・・・

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第928回)

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おはようございます。

メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。

このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん

へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。

テーマは
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小松潤一社会保険労務士事務所
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目次
■はじめに
■給与が上がるとうれしいけど・・・・・
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■はじめに

給与が大幅に上がったらうれしいですよね

今まで20万円だった給与が急に100万円になったらどうでしょうか?


うれしい半面

逆にプレッシャー

100万円分の仕事をしなければいけません。

与えられた仕事だけをこなしているようでは100万円なんて
給与泥棒


100万円の意味を知って
100万円以上の価値を与える必要があって
プレッシャーも多いのです。


年収が1000万円とか
2000万円とかもらっている人は
そのプレッシャーに打ち勝ち
仕事で結果を出し続けているのです。


今日はそんなお話

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■給与が上がるとうれしいけど・・・・・

新人を雇い入れるとします。

当然未経験者については、すぐに戦力になることはほとんどなく
初任給はいわゆる先行投資みたいな状態です。

その新人が経験を積むことにより会社の利益に貢献するようになってから
給与が少しずつ上がっていくのです。



すぐに戦力にならず、逆に経費のかかる新人を採用する際に
先行投資だからと言って最低賃金ぎりぎりの賃金設定(月給13万円)みたいに
すると当然のことながら御社に応募が来ることはないでしょう。


もし御社が特殊な業態(みんなが入社したいと思っているけどなかなかその仕事に就くことが出来ない)
だったら15万円とかでも応募はあると思います。


新人の給与を決定する場合には同業他社の給与状況などを調べて決めればいいだけです。

業種にもよりますが16万円から25万円の間でしょうか?


今いる方の場合、こんな条件を出してみてはいかがでしょうか?

営業マンを集めてこう言ってください。

経営者
「どちらかを選択してほしい。制度を2つ作った。ひとつは現状通りの制度だ。
 給与も変わらない。もうひとつは売上に応じて支給する制度だ。

 現在売上の30%位が人件費になっている。ここのみんなは年収で300万円の
 方ばかり集まってもらっている。

 もし君が1000万円の売り上げを上げたら現状の300万円だ。
 もし君2000万円の売り上げを出したら倍の600万円支給する。
 もし君500万円の売り上げしか出せなかったら年収を150万円にする制度だ!

 どちらかを選択してほしい」



このように伝えるとほとんどの方が現状を選択すると思います。
一部の優秀な人材だけが歩合制度を選択すると思います。


給与は結局、会社の利益からしか出すことが出来ません。

利益が上がらない以上、本来は給与も上げることが出来ないのです。

また一部の優秀な人材だけが歩合に変更したとしても給与の総額があがってしまい
優秀でない人材の給与を下げないと会社の利益を圧迫するのです。



現状の制度を選択する方がほとんどの会社には
もしかしたら利益に対する考えが疎い方ばかりがそろっている会社かも知れません。

改善の余地ありです。


僕は以前こんな会社で働いていました。

経営者
「小松君。来期の君の給与を決めようと思う。君はいくら給与が欲しい?」


自分の給与を自分で決めろという意味です。


もし「1000万円下さい!」と伝えていたら本当に1000万円くれていたと思います。

ただし大きな責任が伴います。

1000万円の給与を出そうと思うと少なくても1000万円以上の売り上げを確保する必要が
あります。

1000万円以上の売り上げを必ず達成する根拠がなければいけません。


どこの企業からいくら売上を出すのか?
いつ現金を回収できるのか?

などなど

そのあたりの根拠をきちんと持っていないと
毎日のように経営者にシバかれます。


こんな給与の決め方はいかがでしょうか?


欲しい給与額を自分で決めてもらう


自信を持って
「給与を500万円下さい!!!!」
って言えるよな仕組みはどうですかね???


おしまい



良かったら感想下さい
info@style-neo.jp


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創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一
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