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成長し続ける企業に!サービス業専門
社労士日記(第968回)
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おはようございます。
メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。
このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている
人事担当者
同業の
社労士さん
へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。
テーマは
「
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。
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法改正情報や
飲食店情報など
単に情報だけをどんどん公開するサイトです。
情報発信ポータルサイト
http://www.style-neo.net/
労務情報フェイスブック
「いいね」を押していただければほぼ毎週情報を配信します。
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小松潤一
社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp http://www.style-neo.com
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目次
■はじめに
■
雇用の維持4
--------------------------------------------------------------
■はじめに
ちょっと勝手な調査をしてみました。
電車で出勤中ふと気になることがありました。
こまつはだいたい7時前には出勤をして朝だらだら過ごします。
だらだらしながら今日のみんなのスケジュールの調整などを
しているのですがこの時間が本当に大事です。
朝に仕事の調整を行っていなければずるずると1日が終わってしまい
自分個人の仕事にも影響が出てきます。
朝6時とかにもかかわらず結構みんな会社に出勤しているのです。
東京と違って大阪の場合 出勤に2時間とかかかることはほとんどありませんので
大半の人が朝早くから働いているはずなんです。
どうしてこんなに早い時間に出勤しているのだろうと
出勤している方を勝手に調査してみました。
どんな人が多いのだろうか??
完全に男性が多いです。
肉体労働の方が多いです。
おそらく今日の現場に向かっているのでしょう。
女性は少なくたまに朝まで飲んでいたのだろうと思う
男女の団体に出くわし朝からお酒の匂いがすごい時も
男性サラリーマンの特徴として身なりの良い方が多いのです。
高そうな時計
高級そうなスーツ
を来ている方が結構いて
おそらく管理職者の方が朝早く出勤しているのだろうと
勝手に統計データを取りました。
朝は管理職者が多いということは
このような仮説が出来るだろうと勝手に思い込み調査を再び開始
仮説
管理職の方は部下の管理にも厳しくあたるために自分にも厳しく
体系はスリムな方が多いのです。
よって朝の電車で早くに出勤する人が管理職者ならば
スリムな方が多いはず
数をしばらく数えてみると
やせている方が多いことが朝の6時台の電車ではわかりました。
「ああみんな管理者で頑張っているんだ!!!」
って勝手に思いました。
勝手な調査
ぜひやってみてください
面白いですよ
さてそんな管理職者は自分の部下に対して非情な評価を下さなければいけない場面が
良くあります。
経営者はもっと非情な決断をしなければいけない場面も出てくるでしょう。
今日はそんな話
第2部は来週からスタートします
-------------------------------------------------------------
■
雇用の維持4
あなたは
従業員300名の中堅企業です。
主に大手メーカーの下請けとしてテレビや携帯の部品を作ってきました。
創業以来地道に業務を行ってきました
売り上げは20億円です。
借入金額も10億円ありますが
借金を返しながらわずかではありますが利益を確保し続けてきました。
そんなときたまたま独自の技術を開発できたために
大手メーカーより受注が殺到しました。
後から知ったことですがどうもその技術をいかせば
携帯やテレビの価格を下げれるというすぐれ物
しかし経営者であるあなたはかなり賢くて
あなた
「この事業をどんどん展開していけば会社は大きくなるが
最近の経済状況、海外のライバル会社の動向を良く調べたわけでないが
いわゆるバブルでありいつかこの事業も衰退する。
というか衰退のスピードは思った以上に早く我々のような中小企業が
投資して拡大するのは危険だ!!!」
と考えて銀行がいくらでも融資をすると言ってくれているのを無視しつづけます。
ところが大手メーカーより圧力がかかります。
大手メーカー
「ちょっと困りますよ。この技術力をいかして商品をどんどん作ってくださいよ
もし御社がやらないのであれば同じような技術を持った他の下請けさんに
すべての業務を依頼することになります」
このメーカーからは売り上げの3割程度の受注をもらっていますが
これがまったくなくなってしまったら当社はたちどころに困ってしまいます。
あなた
「それは困った・・・・・・」
銀行さんはいくらでもお金を貸してくれると言っていた
売り上げが3割落ちても頑張るべきか
将来衰退すると思う事業に投資すべきか
でも
場合によってはまったく衰退せずに当社は一流企業の仲間入りするかも知れない
問題1
あなたならどうしますか?
売り上げが3割も落ちると
従業員の給与も下げざるをえません。
あなたならどうしますか?
次の問題
あなたは決断します。
「よし!!10億円借りて勝負だ!!!」
聞くとこの大手メーカーも海外のメーカーと壮絶なシェア争いをしていて
莫大なお金をかけて工場を作りました。
その工場の近くにあなたは利便性を考えて5億円かけて工場を作りました。
その狙いは当たりました。
大手メーカーは一気に売り上げを上げて行き
あなたも会社も合わせてどんどん売り上げが上がっていきます。
とても生産が間に合いません。
大手メーカーよりまた依頼が来ます。
大手メーカー
「工場を増設できないでしょうか?」
あなたは迷います。
この大手メーカーのおかげで売り上げはすでに30億円を超えていますが
工場の増設にはさらに10億円融資を受けなければいけません。
銀行は貸してくれるといいます。
工場を増設しなければ大手メーカーとの関係も悪化するかも知れません。
今業績も大幅に向上して創業以来初めて
従業員に
決算賞与を
出すことが出来ました。
証券会社の担当者もやってきてこのままいけば株式上場も夢ではありません
と言うのです。
自分の生活もかわりました。
美味しい料理をお金を気にせず食べれることが出来ます。
今はそれくらい利益が出ています。
それもこの大手メーカーのおかげです。
問題2
あなたなら工場増設を断れるでしょうか?
次の問題
あなたは決断します
20億円融資を受けて第二工場を設置
売り上げは40億円まで上昇していました。
たった4年で売り上げが2倍です。
でもあなたは気になることがあります。
確かに売り上げは40億円だが
負債金額も40億円だ
金利だけでもほんと馬鹿にならない
従業員のみんな頑張ってくれているので給与も上げていた
40億円になった今でも年間2億円などの利益を確保して
地元では優良企業として認識されるようになった
ところがそれは突然やってきた
大手メーカーの売り上げが下降し始めたのだ
海外メーカーとの熾烈な争いに敗れ業績は急降下し始めた
それと同時にあなたの会社も業績が一気に下降し始めた
あわてたあなたはすぐに対応しようとしましたが
借入の金額が大きすぎてついに借り入れが返済できなくなりました。
従業員の給与を下げただけでは賄えない状態で
自分の
役員報酬も大幅にカットしましたが
それでも年間10億円は不足します。
従業員数は450人にまでなっており
250人程度リストラすれば不足は補えそうです。
現場ではほとんど仕事がなく休業して
助成金がなければ日々のキャッシュも危うくなりました。
さてあなたならどうでしょうか?
このような場合は経営判断の失敗と言えるかもしれませんが
引くに引けない場面も経営者にはあるのです。
そんな時に
従業員が
「経営者の責任だ!!!!!」
と言うのか
それとも
「せっかく多くの人員がそろっているので出来るとこからやっていこう」
「そうだ うちは何も下請けでいる必要はない。高い技術力があるので
直接営業展開すればいいんだ。よし俺が営業を担当して商品を売ってきて
会社の危機を打開してやる!!!!」
みたいな
従業員がいるかどうか
あなたの企業ではどうでしょうか?
ピンチが来た責任は経営者のせいでもありますが
従業員もせいでもあります。
ピンチをチャンスととらえて新しいことにチャレンジする
従業員は何人いますでしょうか?
おいまい
よかったら感想をください
info@style-neo.jp
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創造人材
株式会社
小松潤一
社会保険労務士事務所
小松潤一
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■はじめに
■雇用の維持4
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■はじめに
ちょっと勝手な調査をしてみました。
電車で出勤中ふと気になることがありました。
こまつはだいたい7時前には出勤をして朝だらだら過ごします。
だらだらしながら今日のみんなのスケジュールの調整などを
しているのですがこの時間が本当に大事です。
朝に仕事の調整を行っていなければずるずると1日が終わってしまい
自分個人の仕事にも影響が出てきます。
朝6時とかにもかかわらず結構みんな会社に出勤しているのです。
東京と違って大阪の場合 出勤に2時間とかかかることはほとんどありませんので
大半の人が朝早くから働いているはずなんです。
どうしてこんなに早い時間に出勤しているのだろうと
出勤している方を勝手に調査してみました。
どんな人が多いのだろうか??
完全に男性が多いです。
肉体労働の方が多いです。
おそらく今日の現場に向かっているのでしょう。
女性は少なくたまに朝まで飲んでいたのだろうと思う
男女の団体に出くわし朝からお酒の匂いがすごい時も
男性サラリーマンの特徴として身なりの良い方が多いのです。
高そうな時計
高級そうなスーツ
を来ている方が結構いて
おそらく管理職者の方が朝早く出勤しているのだろうと
勝手に統計データを取りました。
朝は管理職者が多いということは
このような仮説が出来るだろうと勝手に思い込み調査を再び開始
仮説
管理職の方は部下の管理にも厳しくあたるために自分にも厳しく
体系はスリムな方が多いのです。
よって朝の電車で早くに出勤する人が管理職者ならば
スリムな方が多いはず
数をしばらく数えてみると
やせている方が多いことが朝の6時台の電車ではわかりました。
「ああみんな管理者で頑張っているんだ!!!」
って勝手に思いました。
勝手な調査
ぜひやってみてください
面白いですよ
さてそんな管理職者は自分の部下に対して非情な評価を下さなければいけない場面が
良くあります。
経営者はもっと非情な決断をしなければいけない場面も出てくるでしょう。
今日はそんな話
第2部は来週からスタートします
-------------------------------------------------------------
■雇用の維持4
あなたは従業員300名の中堅企業です。
主に大手メーカーの下請けとしてテレビや携帯の部品を作ってきました。
創業以来地道に業務を行ってきました
売り上げは20億円です。
借入金額も10億円ありますが
借金を返しながらわずかではありますが利益を確保し続けてきました。
そんなときたまたま独自の技術を開発できたために
大手メーカーより受注が殺到しました。
後から知ったことですがどうもその技術をいかせば
携帯やテレビの価格を下げれるというすぐれ物
しかし経営者であるあなたはかなり賢くて
あなた
「この事業をどんどん展開していけば会社は大きくなるが
最近の経済状況、海外のライバル会社の動向を良く調べたわけでないが
いわゆるバブルでありいつかこの事業も衰退する。
というか衰退のスピードは思った以上に早く我々のような中小企業が
投資して拡大するのは危険だ!!!」
と考えて銀行がいくらでも融資をすると言ってくれているのを無視しつづけます。
ところが大手メーカーより圧力がかかります。
大手メーカー
「ちょっと困りますよ。この技術力をいかして商品をどんどん作ってくださいよ
もし御社がやらないのであれば同じような技術を持った他の下請けさんに
すべての業務を依頼することになります」
このメーカーからは売り上げの3割程度の受注をもらっていますが
これがまったくなくなってしまったら当社はたちどころに困ってしまいます。
あなた
「それは困った・・・・・・」
銀行さんはいくらでもお金を貸してくれると言っていた
売り上げが3割落ちても頑張るべきか
将来衰退すると思う事業に投資すべきか
でも
場合によってはまったく衰退せずに当社は一流企業の仲間入りするかも知れない
問題1
あなたならどうしますか?
売り上げが3割も落ちると従業員の給与も下げざるをえません。
あなたならどうしますか?
次の問題
あなたは決断します。
「よし!!10億円借りて勝負だ!!!」
聞くとこの大手メーカーも海外のメーカーと壮絶なシェア争いをしていて
莫大なお金をかけて工場を作りました。
その工場の近くにあなたは利便性を考えて5億円かけて工場を作りました。
その狙いは当たりました。
大手メーカーは一気に売り上げを上げて行き
あなたも会社も合わせてどんどん売り上げが上がっていきます。
とても生産が間に合いません。
大手メーカーよりまた依頼が来ます。
大手メーカー
「工場を増設できないでしょうか?」
あなたは迷います。
この大手メーカーのおかげで売り上げはすでに30億円を超えていますが
工場の増設にはさらに10億円融資を受けなければいけません。
銀行は貸してくれるといいます。
工場を増設しなければ大手メーカーとの関係も悪化するかも知れません。
今業績も大幅に向上して創業以来初めて従業員に決算賞与を
出すことが出来ました。
証券会社の担当者もやってきてこのままいけば株式上場も夢ではありません
と言うのです。
自分の生活もかわりました。
美味しい料理をお金を気にせず食べれることが出来ます。
今はそれくらい利益が出ています。
それもこの大手メーカーのおかげです。
問題2
あなたなら工場増設を断れるでしょうか?
次の問題
あなたは決断します
20億円融資を受けて第二工場を設置
売り上げは40億円まで上昇していました。
たった4年で売り上げが2倍です。
でもあなたは気になることがあります。
確かに売り上げは40億円だが負債金額も40億円だ
金利だけでもほんと馬鹿にならない
従業員のみんな頑張ってくれているので給与も上げていた
40億円になった今でも年間2億円などの利益を確保して
地元では優良企業として認識されるようになった
ところがそれは突然やってきた
大手メーカーの売り上げが下降し始めたのだ
海外メーカーとの熾烈な争いに敗れ業績は急降下し始めた
それと同時にあなたの会社も業績が一気に下降し始めた
あわてたあなたはすぐに対応しようとしましたが
借入の金額が大きすぎてついに借り入れが返済できなくなりました。
従業員の給与を下げただけでは賄えない状態で
自分の役員報酬も大幅にカットしましたが
それでも年間10億円は不足します。
従業員数は450人にまでなっており
250人程度リストラすれば不足は補えそうです。
現場ではほとんど仕事がなく休業して
助成金がなければ日々のキャッシュも危うくなりました。
さてあなたならどうでしょうか?
このような場合は経営判断の失敗と言えるかもしれませんが
引くに引けない場面も経営者にはあるのです。
そんな時に従業員が
「経営者の責任だ!!!!!」
と言うのか
それとも
「せっかく多くの人員がそろっているので出来るとこからやっていこう」
「そうだ うちは何も下請けでいる必要はない。高い技術力があるので
直接営業展開すればいいんだ。よし俺が営業を担当して商品を売ってきて
会社の危機を打開してやる!!!!」
みたいな従業員がいるかどうか
あなたの企業ではどうでしょうか?
ピンチが来た責任は経営者のせいでもありますが
従業員もせいでもあります。
ピンチをチャンスととらえて新しいことにチャレンジする
従業員は何人いますでしょうか?
おいまい
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