• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

「昇格」制度を設計するには Part1

職能等級、役割等級、職務等級などの等級やグレードを上げることを「昇格」といいます。

一方、課長、部長といった役職を上げることを「昇進」といいます。

もっとも、これは会社によって呼称は様々で、役職を上げることを昇格と称していることもありますが、ここでは、等級の上昇を指すことにします。

会社の人材マネジメントで、この昇格というのは重要なポイントになります。

会社がどのような人を重く用いたいのか、つまり、会社がどんな人材を求めているのかが、ここに現れるからです。

働く人も、昇格には大きな関心をもち、その結果は様々な話題を提供します。

人事の季節に、会社近くの居酒屋で話題になるのも、昇格に関わることだったりします。


さて、この昇格ですが、ポイントは次の2つになります。

(1)昇格基準
(2)昇格方式
(3)昇格手続


(1)昇格基準

文字通り、「何を基準に昇格判定するか」です。

次のようなものがあります。

人事評価
・等級基準
・滞留年数

(2)昇格方式

これには、「卒業方式」と「入学方式」があります。

(3)昇格手続

昇格審査の時期、手順などです。


昇格にあたって、重要なポイントをお話しましょう。

昇格判定で、重視されるのは人事評価です。

これは間違いではありません。

実績のない人を昇格させるわけにはいきませんから。

しかし、人事評価だけで決めてしまうのは考えものです。

なぜなら、人事評価は「過去の結果」でしかないからです。

昇格で大事なのは、「上位等級の要件を満たすことができるかどうか」です。

つまり、将来性を見るわけです。

それを人事評価結果だけで見るのは、無理があります。

人事評価の中で、保有能力や潜在能力を評価するようになっていれば、ある程度はカバーできますが、それでも限界があります。

将来性をどのように判定するかが、昇格にあたって大事なポイントになってくるのです。


人事セミナーを開催します◆

9/24(月)
賃金人事評価制度セミナー ~会社と働く人を元気にする制度のつくりかた~

詳しくはこちらを!
http://www.hrm-solution.jp/sconsul_tokuchou.html#chingin

就業規則労働時間、非正社員活用のご相談はこちらへ!◆
http://www.hrm-solution.jp/index.htm

絞り込み検索!

現在22,386コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP