知って得する経営塾 第587号 『平成28年度「過労死等の労災補償状況」の公表』
┏╋━ 知って得する経営塾 ━━━━━━━━ 第587号 2017年7月10日 ━
┏╋┛
╋┛ 発行:イーシーセンター
http://www.ecg.co.jp/
┃
info@ecg.co.jp
┃──────────────────────────────────
╋┓ 現場叩き上げ執筆陣による中小企業経営コラム
┗╋┓ 経営者、営業、会計、税務、法律といった様々な視点で掲載中
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□■ 目次 ■□■
『平成28年度「過労死等の労災補償状況」の公表』
社会保険労務士 吉田 幸司
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
≪税理士法人 恒輝 榎本税務会計事務所&イーシーセンターよりお知らせ≫
★☆★ 『Wisdom School』 開校中!! ★☆★
弊社では、今の日本、これからの日本を支える経営者や起業家のための
“叡智の学校”=Wisdom School(ウィズダムスクール)を開校しています。
コンテンツも続々と更新中です。起業を目指すビジネスマンなどにもお勧め
しています。詳しくは下記URLよりご覧下さい。
http://www.wisdom-school.net/
なお、現在の最新講座は以下の三つです。
▼一流のプロ講師が実践している話し方
http://www.wisdom-school.net/content/463/
加藤 恵美(かとう えみ)先生
話のうまい人を科学してみましょう。
スピーチが上手い人と下手な人の決定的な差がわかります!
一流のプロ講師が実践している「心をつかむ話し方」が
身に付きます!
▼いまさら聞けないシリーズ!経営・経済の基礎
第3回 経営に役立つ情報収集とは
http://www.wisdom-school.net/content/148/
藤原 直哉(ふじわら なおや)先生
情報の取捨選別を自分でやる時代の到来!
情報をどのように集め、どのように分析するのか、
直観で理解する基本! 自分なりの指標を見つけて、
自分で判断する能力、組み立て方を身に付けましょう!
▼心のコリのほぐし方
ストレス社会に人の心に寄り添うカウンセラー養成講座
第4回 カウンセリングコミュニケーションの聴き方
http://www.wisdom-school.net/content/460/
佐藤 茂則(さとう しげのり)先生
少しの心配り、程よい相づち、
最小限の励ましから始めてみましょう。
講座での学び「“きき方”への配慮」が、
日常の”対話“に活かせます!
★☆★ 榎本会計ネットラジオ放送局 最新ラインナップ ★☆★
▽対談!経営語録 ◆新着◆
・もり、かけ、共謀罪、すり鉢の底。
安倍政権、本音は支持率25%前後!?
・独裁政治が根底から溶け始め、隠したものがばれていく。
http://www.ecg.co.jp/blog/pod-taidan_post_704.php
★☆★ 新刊情報 ★☆★
「知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識」2017年度版
新たに改正された年収106万円の壁を分かりやすく解説。
本書により家庭全体のライフプランを立てるための法律・制度を正しく理解!
年金の額が少なかったり、税金を多く払うことになったり、給付金を貰い損ねたり…。
そういった「生涯損失金」は正しい法律・制度の知識がなかったり、
古い法律知識のままだったりすることで発生する。
本書は、家庭全体のライフプランを立てられるように、
年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識と得する情報を満載した定番書。
暮らしにかかわる法律・制度とそのお金を、人生の節目ごとにまとめた章構成になっている。
●特集 年収106万円の壁
第1章 得する社会人の基礎知識
第2章 得する結婚退職の基礎知識
第3章 得する出産情報の基礎知識
第4章 得する働き盛りの基礎知識
第5章 万が一のときに損しないための基礎知識
第6章 得する中高年の生き方基礎知識
第7章 得する老後の基礎知識
第8章 人生の終焉を迎えるときの基礎知識
「知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識」2017年度版
榎本恵一、渡辺峰男、吉田幸司、林充之
◆Amazonより購入↓↓
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862512070/enatural-22/ref=nosim
◆楽天ブックスより購入↓↓
http://books.rakuten.co.jp/rb/14531946/?scid=af_pc_etc&sc2id=21492205
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
『平成28年度「過労死等の労災補償状況」の公表』
社会保険労務士 吉田 幸司
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
7月1日に平成28年度「過労死等の労災補償状況」が公表されました。
これは、過労死(業務における過重な負荷による脳血管疾患
若しくは心臓疾患を原因とする死亡若しくは
業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺
又はこれらの脳血管疾患若しくは心臓疾患若しくは精神障害)を
労働災害として請求された数と支給・不支給の決定がされた数をまとめたものです。
請求件数は、脳・心臓疾患が825件(前年比30件増)、
精神障害が1,586件(前年比71件)です。
このうち、労災の給付の支給決定がされた数は、
脳・心臓疾患が260件、精神障害が498件でした。
脳・心臓疾患で支給決定がされた業種のトップ3は、
1位 道路貨物運送業、2位 飲食店、
3位 総合工事業・各種商品小売業・サービス業(3位は3業種が同数)でした。
中でも、1位の道路貨物運送業は、2位の飲食店の6倍の数が支給決定されています。
精神障害では、1位 社会保険・社会福祉・介護事業、
2位 医療業、3位 総合工事業となっており、
こちらは1位から3位までの差は1.5倍程度となっています。
脳・心臓疾患は労働時間と非常に関係性が強いと認識されており、
月80~100時間以上の超過勤務や月60時間以上の超過勤務が
6カ月以上続くような労働があれば、2つの関係は相当強いと言われています。
一方で精神障害と労働時間も関係性が強いと言われていますが、
実際の支給決定では月の超過勤務が20時間未満でも
労働災害と認められているケースが非常に多く、
労働時間の他の心理的負荷を原因の大きな要素としている様です。
具体的には、いじめ、嫌がらせ、暴行、仕事量や仕事内容の大きな変化等が
心理的負荷を増大させ、精神障害につながっていたという結果になっています。
このような数字を見て大事なことは、我が身を振り返ることです。
脳・心臓疾患や精神障害による労働災害が起こる土壌や風土、
仕事環境になっていないかをこの機会に見直して、
労働災害の防止につなげたいものです。
◆◇◆ 人事戦略研究所 吉田 幸司 プロフィール ◆◇◆
http://www.ecg.co.jp/about/yoshidakouji.php?mm=587
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
≪おすすめ書籍のご案内≫
当メルマガの執筆陣の著書です。是非ご一読下さい!
★『知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識 2017年版』
榎本恵一、渡辺峰男、吉田幸司、林充之共著
http://www.ecg.co.jp/topics/2017.php?mm=587
★『実践 ワーク・ライフ・ハピネス2』
榎本恵一、阿部重利共著 藤原直哉監修
http://www.ecg.co.jp/topics/worklifehappiness2.php?mm=587
★『実践 ワーク・ライフ・ハピネス』
榎本恵一、阿部重利共著 藤原直哉監修
http://www.ecg.co.jp/topics/post_53.php?mm=587
★『社長、ちょっと待って!!それは労使トラブルになりますよ!』
榎本恵一、谷原誠、吉田幸司、渡辺峰男共著
http://www.ecg.co.jp/topics/post_52.php?mm=587
★『経営コーチ入門 経営者をサポートする』
榎本恵一、伊地知克哉、林 充之共著
http://www.ecg.co.jp/topics/post_49.php?mm=587
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
次号、第588号は7月18日(火)に配信予定です。
どうぞお楽しみに!
★☆★ ツイッター&フェイスブックもやっています! ★☆★
一緒に盛り上げて下さい、是非フォロー&いいね!をお願いします!
ツイッター
http://twitter.com/#!/enomotokaikei
フェイスブック
http://www.facebook.com/enomotokaikei
○━━知って得する経営塾 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○
【発行者】 株式会社イーシーセンター
【HP】
http://www.ecg.co.jp/?mm=587
【連絡先】
info@ecg.co.jp
【バックナンバー】
http://www.ecg.co.jp/blog/mm.php?mm=587
【発行システム】
まぐまぐ(ID 0000052980)
http://www.mag2.com/m/0000052980.html
メルマ!(ID 014722)
http://www.melma.com/backnumber_154269/
メルマ! (ID m00044409)
http://www.melma.com/backnumber_44409/
■□■ 登録や解除はそれぞれの発行システムからお願いします ■□■
■□■□■このメールマガジンの無断転載・無断引用は禁じます■□■□■
All Rights Reserved (c)2000-2017
by イーシーセンター
○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○