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社外で健康診断するなら、どうやって時間を把握する?




2009年12月4日号 (no. 426)
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http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/





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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【社外で健康診断するなら、どうやって時間を把握する?】
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■社内ならば勤務時間内に診断できるが、社外で診断すると、、、。



会社で勤務する人は、定期的に健康診断を受けていますよね。

これは、社員さんが任意で受ける診断ではなく、会社が社員さんに受けさせている診断なのですね。


一般に、健康診断は、会社に診断を行う医師が来て、会社の施設内で行うことが多いのではないかと思います。

会議室とか、ミーティングルームとか、食堂など、ちょっと広めのスペースを設けることができる場所で健康診断をするわけです。また、健康診断勤務時間内に実施しますから、仕事と同じように勤務時間として計算されます。


ところが、会社によっては、自社の施設が狭く、健康診断のためのスペースを設けることができないところもあるのですね。そのため、病院や診療所に行って健康診断を受けることもあるはずです。

ただ、健康診断の時間は仕事時間と同じですから、給与は支給されるのですけれども、社外に健康診断を受けにいくとなると、時間を把握することが難しくなりますね。

つまり、会社の外で健康診断を行うとなると、時間を把握しにくい(できない)わけですから、どうやって給与に反映させたら良いのかが悩みのポイントになります。


そこで、社外で行う健康診断の時間をどうやって把握し、給与を払うかが今回のテーマです。






■外にタイムカードを持っていくわけにはいかない。



社外に出ても時間を正確に計る道具があれば良いのですが、まさかタイムカードリーダーを社外に持ち出すわけにもいきませんよね。

また、健康診断を受けるとしても、「診断までの待ち時間」と「診断中の時間」の2つに時間が分かれますし、診断場所まで行く時間はどうするのかという点もありますね。


そこで、上記の場面に対処する方法としては、「健康診断用に半日有給休暇を設ける」、「健康診断に必要な時間を病院に聞き、その時間を給与計算に入れる」、「社員さんに時間を自己申告してもらう」、「会社の判断で診断のための所要時間を決める」などという方法があります。もちろん、上記以外にも代替案があるかもしれません。


今回は正確に時間を計れないのですから、どこかの妥協点で満足しなければいけないのですね。


私ならば、「診断時間を計れないのだったら、計らなければ良い」と考え、「健康診断用に半日有給休暇を設ける」という案を採用します。

半日有給休暇を使えば、診断時間を把握するために病院に電話することもないですし、わざわざ社員さんも診断時刻を申告する必要もないです。

ただ、半日有給休暇だと少し無駄な感じがしますが、事務を簡単にできるという点は魅力的です。

費用と効果を比べると、「健康診断用に半日有給休暇を設ける」という案が妥当ではないかと考えます。






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『定額残業代残業代は減らせるのか』
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※配信サンプルもあります。


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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。


タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。

しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。

そんな悩みをどうやって解決するか。

そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。


Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。


始業や終業、時間外勤務休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。

Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
出勤簿勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。

▽    ▽   < Clockperiodの利用はこちら >    ▽    ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT



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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT



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