相談の広場
時間単価の算定基礎についてご教授いただきたいです。
少しイレギュラーケースだと思うのですが、
社員の将来のために会社が掛金を拠出し、外部に積立をしたいと
考えています。希望者のみ。
その分、基本給は少し抑え気味にして、掛金を捻出することを
考えています。
その時、時間外手当は元の基準でしっかりと支給するために、
時間単価の算定基礎は実際には支給のない金額を基に算出したい
と考えており、そうしたことが可能か、どなたか教えていただけ
ないでしょうか?
なんとか実現させたく、悩んでいます。
必要であれば、専門家にお願いして費用を掛けても構わないと
思っています。よろしくお願いします。
スポンサーリンク
> 時間単価の算定基礎についてご教授いただきたいです。
> 少しイレギュラーケースだと思うのですが、
> 社員の将来のために会社が掛金を拠出し、外部に積立をしたいと
> 考えています。希望者のみ。
> その分、基本給は少し抑え気味にして、掛金を捻出することを
> 考えています。
>
> その時、時間外手当は元の基準でしっかりと支給するために、
> 時間単価の算定基礎は実際には支給のない金額を基に算出したい
> と考えており、そうしたことが可能か、どなたか教えていただけ
> ないでしょうか?
> なんとか実現させたく、悩んでいます。
> 必要であれば、専門家にお願いして費用を掛けても構わないと
> 思っています。よろしくお願いします。
希望者に対してだけ行うなら、基本給は変化させずに、希望者のみ給与支給時に天引きして積み立てた方が、時間単価も変わらずに二重管理をしなくてもよいし、明快でよろしいと思いますが?
それでは何か問題があるのでしょうか?
税金などの問題であれば差額調整して対応したらいいと思います。
制度を変える場合は、なるべく基本から遠いところをいじる方が良いと思います。
> 早速の回答ありがとうございました。
> 本当に感謝します。
>
> 説明不足でした。
> 基本給から変えることで、所得税、住民税、
> 社会保険料の負担減が図れると思っています。
> 本人、会社双方がメリットを享受出来るのではないかと
> 考えています。
●方法論への回答
社内預金制度と退職金制度がごっちゃになってますね。
社内預金制度は個人の給与が原資となり、
退職金制度は総額人件費の一部が原資になります。
前者は支給した給与から天引きになりますが
社会保険料は天引き前の有用にかかってきます。
なので、社会保険料減額目的としては不適切です。
後者は総額人件費の切り分けの問題ですから、個人の基本給とは無関係です。
退職金制度導入を理由として基本給を切り下げる場合、
労働条件の不利益改定になります。
また、希望者のみという運用はできません。
●個人の残業単価を確保しつつ、会社の社会保険料負担を減額する方法
社会保険料をどうしても減額したいなら、社員を全員リストラすればいい。
会社もつぶれますが、社会保険料を支払う必要もなくなります。
会社はつぶしたくない、社会保険料の支払いも増やしたくない、ということなら
将来に向けて従業員を採用することをやめ、外注を増やして仕事を回せばいいでしょう。
これなら、会社としての社会保険料を増額することなく退職者の分だけゆるやかに減額されていきます。
(社会保険料そのものの値上げは無視して話しています。要因が別だからです)
在職従業員も残業単価が下がらないから満足。もちろん基本給も下がらないから不満なし。
ただしこのやり方の場合、ノウハウが社内に残らなくなることを覚悟する必要があります。
それは中長期的に見て会社の衰退を意味します。
●まとめ
いいことづくめの方法はありません。
必ずどこかに何かのしわ寄せが行きます。
どこにしわ寄せをするかは最終的には経営哲学によります。
社会保険料を下げるためにはどうすればいいかを考えすぎると、
「角を矯めて牛を殺す」の愚を犯すことになりかねません。
社会保険料や、税金は、会社成長のための費用だとお考えください。
これらを支払わない方向を工夫すると不思議に経営が傾きます。
逆に、企業の社会的使命を果たすための必要経費であると考え
社会保険料や税金を支払うことは、社員の幸せを増やし、社会に貢献することだと考えるならば
もっていかれる金額以上の利益が会社に入るようになるでしょう。
冗費は節約しなくてはいけませんが、社会保険料や税金は冗費ではありません。
ここを勘違いすると会社の発展に影を落とすことになります。
どのカテゴリーに投稿しますか?
選択してください
1~5
(5件中)
お知らせ
2024.4.22
2023.11.1
2023.9.1
スポンサーリンク
スポンサーリンク
[2022.7.24]
[2019.11.12]
[2018.10.10]