相談の広場
先日、職員Aより「雇用条件通知や雇用契約書、就業規則には退職30日前に文書により通知することとなっているが守れそうにない。同僚に迷惑がかかると思うので今伝えておきます。今、仕事を探していて次の就職先がみつかったら、30日前届出をすることなく、すぐにでもやめるつもりです。」と申し出(口頭)がありました(部署主任へ)。
その後、業務は他人事で気が入っておらず、他の職員に仕事が回ってきている状況です。
このまま転職先がいつきまるのかわからないまま継続雇用でよいのでしょうか(突然退職するまで)。
職員Aより退職届が出ないと、会社は新規の求人は出せないようです。
なにか、よい方法・策があれば教えてください。
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こんにちは、samiさん。
さて、ご相談の件ですが、ほんとに困った職員さんですね。常識知らずどころか、「親の顔が見たいよ」と思っちゃいますね。
それはさておき、当然このまま継続(?)雇用というのはよろしくないでしょうから、会社側から退職日を確定するよう話し合いを進めてはいかがでしょうか?
民法上、契約の解約(=雇用契約の打ち切り)は退職日より14日あれば自由に本人は解約できるのですが、少なくとも御社の就業規則等に規定がある以上、まずはそれを果たすことを求めるべきです。
具体的には、会社側から、“退職確認通知書(仮タイトル)”を発行し、本人に通知すればよいと思いますね。
内容としては、その主任さんに申し出があった日くらいを起算日とし、『○月△日付けにて貴職より申し出のあった退職を×月□日をもって了承した。』という内容ですが、今回は、退職年月日の明示がないようなので、その○月△日より30日後が実際の退職日とすべきでしょう。
ただし、いきなり本人に通知するのではなく、仮の文書(日付を空白等)とし、話し合いの場を持って決めさせれば、本人も考えてくると思います。
それでもウヤムヤにするようであれば、当然就業規則に「退職を申し出ても退職日までは業務に従事するとともに、会社が指定するものに業務を引き継がなければならない」等の規定があるでしょうから、場合によっては『(諭旨)解雇』を念頭に入れる必要があるかもしれません。
上記のような方法は法的な面からすると無茶な方法かもしれませんが、どこの会社にでもある話で、今後の悪い例にならないようにきっちり対応しておくべきです。
以上
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