人財保持について

人財保持について

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2011-08-05

=================================================== 　○中小企業戦略【総務の知恵】　　2011.8.5 人財保持について　　　　　vol.239　 ================================================= 　こんにちは　なかはしです。 　残暑お見舞い申し上げます。 　気温がぐんぐん上がると 　円高も進行 　夏休みの声が聞こえるころには 　暑さも和らぎ、 　相場もおちつくことを期待します。 ＜人財保持について＞ 「若い社員がすぐ辞める」 という相談をよくお聞きします。 会社サイドからすると 「今、若者世代は、こらえ性がない」 という意見を聞きます。 これだけですまして良いのでしょうか。 中途退職者を出さない戦略 人財保持戦略を考えてみる必要があります。 どうして、退職者ができると 会社の損失が大きいのでしょうか？ １）採用コストの損失 １人辞めると、補充社員のため 募集広告を出さなければなりません。 面接会場の設営や面接者の時間のコスト 試験の実施や適性検査の費用など １人あたり数百万円かかることもあります。 ２）教育コストの損失 どれほど、優れた人財でも、 すぐに戦力になることは、かなり困難です。 会社のルールを覚えることや 仕事の方法を上司から、教えて頂くことで 少しずつ成長して、戦力となっていきます。 しかし、戦力となったか、どうかの時に 退職されると、会社は、教育してきた エネルギーといい、費用といい、 大きな損失となります。 どういう理由で社員が 辞めるのか。次のデータをみてみましょう。 　「３０歳未満の正社員の退職理由（３つまでの複数回答）」 ・現在の担当業務に対する不満（おもしろくない　など） ・キャリアアップのため ・労働時間、休日、休暇に対する不満 ・賃金・賞与に対する不満 ・仕事と家庭の両立が困難または無理なため ・昇進やキャリアの将来性に対する不満 ・健康（精神的なものを含む）を害したため ・自分の能力・成果に対する不満 ・社風、経営方針に対する不満 ・職場の作業環境に対する不満 ・起業、家業継承のため ・家庭の事情（配偶者の転勤など） （労政時報　２００８年４月２５日より抜粋） どういう対策が考えられるのか ・若手社員への納得性のある報酬制度の導入 （旧来型の年功序列から一部モチベーション制度を導入） ・有給休暇の計画的付与や長期休暇制度の導入 （振休や代休は、完全取得の上、上記の休暇制度の導入） ・職場環境の改善 （職場自体は、外の現業の場合もありますが、知恵を使って 環境改善を考える必要があります。） ＜心にひびく論語　より　７＞ 子曰く、君子は人の美を成す。 人の悪を成さず。小人は、是（こ）れに反す。 君子は人の美点を伸ばしてやり、 悪い点は出さぬようにして やるものだ。 小人はその反対だ。 他人の美点を認め、それをもっと引き出し、 伸ばしてやろうとするのが、君子です。 他人の悪い点については なるべく目立たぬように 意識を改めてやり、 その美点を 主として、 その人の成し遂げたいことを 実現させてやろうとするのが君子です。 ＜人間の行動は氷山の一角です。＞ 海上は、行動、結果であり、水面下は、考察に例えられます。 強く念じた方向に、行動、結果が現れます。 当事務所は、中小事業主の味方です。 最後までお読み頂きましてありがとうございます。 ご不明の点は何でもお気軽にお尋ね下さい。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 〒５４０－００１１ 　　　　　　　　　　大阪市中央区農人橋２丁目１番３１号　第６松屋ビル 　 　　　　　　　　　オフィス中橋 社会保険労務士　中橋章好 　　　　　　　　　　　http://www.e-soumu.co.jp/　　 お薦めメールマガジン　「中小企業戦略　総務の知恵」 メルマガ登録解除は⇒http://www.mag2.com/m/0000141772.htm　まで ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★