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コラムの泉

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経験

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第821回)

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おはようございます。

メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。

このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん

へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。

テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

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◎お客様の売上アップのため!サービス業専門社労士日記
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小松潤一社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp  http://www.style-neo.com
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目次
■はじめに
■経験
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■はじめに

我々社労士は過去の経験と知識を時間で切り売りしています。

莫大な知識と経験の中からお客様にとって何が必要な情報かをチョイスして
いくのです。


お客様の方で何かトラブルが起きた際に
解決に導くのが仕事です。

社労士は個別に様々な経験をしているので

こまつが提案する改善内容と
他の社労士さんが提案内容が
違ってくることがあります。

この時点ではどちらが正解かわかりません。

どっちも正解かもしれませんし
どっちも不正解かもしれません。


やってみなければわかりません。

今日はそんな話

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■経験

こんな事例がありました。皆さんならどうしますか??
(本当の事例ではなく実話をもとにした作り話ですが)


とある経営者よりこんな相談が

「うちの社員が経費を不正に会社に請求して300万円位横領している
 可能性がある。解雇したい!!」

この時点では全社労士さんがこう言うでしょう。

「不正の可能性があるだけで断定が出来ません。
 よって現時点では解雇することは出来ません」


経営者はいますぐにも解雇するつもりでこまつに相談に来ましたが
そこはちょっと落ち着いてもらいました。

「もし不正の事実がなければ逆に会社に多くの損害賠償を請求されます。」


それから経営者は証拠探しを始めました。

お金上では300万円が消えていました。

300万円全額を横領した証拠を探すのですが決定的な証拠はありませんでしたが
しかし40万円程度は横領の証拠が確認できました。

おそらくこの人が残りの260万円も横領しているはずです。
しかし証拠がありません。

これ以上やっても仕方ない

あとはプロに任せるか??
ということ警察に刑事で立件したいと経営者は言いました。


ここからは社労士によっては見解が相違してくる事例です。

こまつはこの企業で働く部長と相談しました。経営者のいないところで
警察に被害届を出すのは簡単だが

この人が不正を見逃してきた人材がいました。
そうです。まずこの部長です。

部長がもっと管理を徹底していたらこのような不正が起きることは
なかったでしょう。

部長だけでなく経理担当者も責任があります。

経理担当者もきちんとチェックをしていたらこのような
横領はすぐにでも発覚出来たでしょう。


そして経理担当者にも話を聞きましたら
こんな答えが

「売り上げが低迷して社長が突然新規事業を立ち上げて
 勝手に行動をするから日常業務に追われてしまって
 不正をチェックする時間なんてあるわけないじゃないか」

部長も
「そうだな、横領した社員が悪いのしそれを見抜けなかった
 俺たちも悪いがそもそもこの状態を作ったのは社長だ
 どっちかというと社長が一番悪い」


不正をした従業員も同じ考えだろう

突然次から次へと仕事をこなしていかねばならず
魔が差したのだろう。


そして最大の気がかりが未払いの残業代

この会社では残業代を80時間で頭打ちをしていたのだ

つまり100時間残業をしても80時間分しか出さないのだ


そしてその横領した従業員が働いている営業所の社員に確認をしてみた

「あの社員はだいたいどれ位の残業をしていたか??」



「だいたい月に100時間は残業をしている」

つまり毎月20時間分程度未払いの残業代が発生している

金額にして月に5万円程度だ


この答えを聞いたこまつはとある作戦を考えたのだ
(このあたりも他の社労士さんは違う考えを持っているかも)


おしまい


よかったら感想をください
info@style-neo.jp


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創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一
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