• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

総務・人事・労務等の基本(3)

**********************************************************************
行政書士・津留信康の『身近な法務サポートマガジン』<第202号/2012/9/12>■
 1.はじめに
 2.「中小企業経営者&起業予定者のための総務人事労務等の基本(3)」
 3.編集後記
**********************************************************************
**********************************************************************
 1.はじめに
**********************************************************************
 こんにちは。行政書士の津留信康です。

 朝夕をはじめ、エアコンのお世話になる時間は、だいぶ少なくなりましたが、
宮崎の9月は、まだまだ暑く、あまり秋という実感はありません。
 せめてビール(秋味)で水分補給をしながら、日々英気を養っています・・・

 今回も、どうぞ最後までおつきあいください。

★受験願書の受付も終了し、11月の試験に向けて、ラストスパートあるのみです。
 行政書士受験予定の皆様、頑張ってください!
※)http://n-tsuru.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-246a.html
★本年度の社労士試験も終了し、
 早くも来年度の試験に向けた準備が始まっているようですね・・・
※)http://n-tsuru.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-741c.html

**********************************************************************
 2.「中小企業経営者&起業予定者のための総務人事労務等の基本(3)」
**********************************************************************
★当メルマガでは、
 小規模な会社の経営者&起業予定者に求められる、
 総務人事労務等の基本知識について、ご紹介しています。
 中小企業経営者や起業予定者の方々に限らず、
 これらのテーマにご興味のある方々のお役に立てれば幸いです。

★取引開始後に必要となる様々な書類★
 前回(8/2発行の201号)のテーマは、
 「商業登記簿(登記事項証明書)による、取引先の見極め方」でしたが、
 今回は、「取引開始後に必要となる様々な書類」について、ご紹介します。

1.商取引上の各種書類
  取引先とのトラブルを未然に防ぎ、安全な商取引を行う上で、
 以下の各種書類は、重要な役割を果たしています。
  自社オリジナルを作成するにせよ、市販の書類(伝票)を活用するにせよ、
 適切な活用・保存を心がけたいものです。
(1)見積書
 対象となる商品やサービスについて、売り手が買い手に対して、
 「価格等の諸条件」を提示するための書類です。
(2)注文書
 対象となる商品やサービスについて、買い手が売り手に対して、
 「発注の詳細」について知らせるための書類です。
(3)注文請書
 売り手が買い手に対して、
 注文書に同意したことを知らせるための書類です。
(4)納品書
 対象となる商品を納品した際、売り手が買い手に対して、
 「納品の詳細」について知らせるための書類です。
(5)受領書
 対象となる商品が納品された際、
 買い手が売り手に対して発行する確認書類です。
(6)請求書
 対象となる商品やサービスの提供後、
 売り手が買い手に対して、代金を請求するための書類です。
 ※債権回収の第一歩となる重要書類ですので、
  事前確認も含め、作成・管理には、注意が必要です。
  (債権回収については、後日、ご紹介する予定です)
(7)領収書
 対象となる商品やサービスの代金の支払い後、
 売り手が買い手に対して発行する、代金の支払証明書類です。
 ※印紙税が必要な場合がありますので、注意が必要です。
  (国税庁http://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/inshi.htm

2.契約書
  日常的な商取引においては、
 上記1-(2)(3)のやり取りが、契約書に代用されることも多いようですが、
 売買金額が大きかったり、複雑な内容の場合などにおいては、
 売り手と買い手の間で、契約書が取り交わされます。
(1)契約書の種類
 売買、業務委託、賃貸借、消費貸借特約店、請負など、
 様々なケースで作成されます。
(2)契約書のチェックポイント(例)
 ・契約当事者による署名(記名)・押印は、正しくなされているか?
  ※押印(印鑑)については、後日、ご紹介する予定です。
 ・表題は、契約内容とマッチしているか?
 ・契約内容(提供する商品やサービスの内容、代金の支払、契約の解除、
  損害賠償等の取引条件)は、事前の打合せに即して、ヌケ・モレがないか?
 ・契約内容に、一方的に不利な条項が、無断で加えられていないか?
 ・収入印紙は、正しく貼付されているか?
  (国税庁http://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/inshi.htm

契約書など、商取引上必要となる書類についての書籍をお探しの方は・・・
※)http://n-tsuru.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-5b14.html

**********************************************************************
 3.編集後記
**********************************************************************
★小さな事業者さんの中には、
 馴染みの取引先から、電話一本で注文を受けて・・・というふうに、
 商取引上の様々な書類を作成・保存していないことも、少なくないようです。
 しかしながら、いざというときに支障が生じることも十分考えられるため、
 最低限の必要書類は、作成・保存するよう心がけたいものですね・・・
■次号の発行予定:2012/10月上旬を予定しています。
■編集責任者:行政書士 津留信康(宮崎県行政書士会/宮崎市)
 津留行政書士事務所(http://www.n-tsuru.com
■当メルマガの発行は、「まぐまぐ(http://www.mag2.com/)」を利用しており、
 購読の解除は、「http://www.mag2.com/m/0000106995.html」からできます。
■当メールマガジンの無断転載等を禁じます。

絞り込み検索!

現在22,386コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP