2014年1月8日号 (no. 765)
3分労働ぷちコラム バックナンバーはこちら
(
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
---3分労働ぷちコラム---
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
本日のテーマ【
始業時間前の朝礼、終業時間後の掃除、これは仕事?】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■
始業時間前なのに朝礼が始まる? 仕事が終ってから掃除?
「5分前行動があたりまえ」
予定の時間よりも早くアクションを起こすように、誰かから言われたりすること、ありますよね。
時間ギリギリでドタバタするよりも、時間に余裕をもって動いたほうが気持ちが落ち着くし、他の人からの印象も良くなる。
逆に、時間ギリギリに集合場所に来たりすると、時間に遅れたわけでもないのに、なぜか「遅い!」なんて言われたりする。
不思議ですよね、遅れていないのに遅いと言われる。
仕事の場面でも、9時から仕事が始まる場合、8時40分ぐらいに職場に着いて、服を着替えて、8時50分頃には仕事を始められる準備が整っている。
仕事が始まるのが9時なのだから、9時ちょうどに仕事がスタートできればいいのですけれども、現実には、9時ちょうどではなく、9時ちょっと前に仕事が実質的にスタートしているのですね。
9時ギリギリでも時間に遅れているわけではないからいいじゃないかと言っても、「時間に余裕を持って行動するのが常識だ」と言われて片付けられる。
確かに、常識と言われてしまうと「そうなのか、、」と思って、気持ちがショボーンとなりますけれども、
始業時間が9時ならば、仕事の指揮命令が発動するのも9時からと考えるのが自然です。
ならば、9時よりも早く集合する必要はないはず。
仕事が終わる時間も同様です。
仕事が終わる時間が仮に19時だったとして、仕事が終わって服を着替えるときに、もし「ついでに更衣室の掃除もしておいてくれ」なんて指示を受けたら、帰るのは19時30分ごろになってしまう。
「着替えるついでに掃除をしているだけだから、仕事じゃないだろう」と思う人もいるかもしれませんが、人によっては「これも仕事なんじゃないか?」と思う人もいるかもしれません。
仕事が始まるときは、
始業時間よりも早く集合する。仕事が終って着替えるときについでに掃除をする。
仕事であるべきなのに、仕事じゃないような扱いになっている。こんなこと、結構あるのではないでしょうか。
■やるべきことならば、それはすべて仕事。
5分前に集合する。
着替えるときに更衣室の掃除をして帰る。
何気ないことですが、こうやってチョコチョコと無賃労働させている職場は確かにあります。
他にも、終業時間が19時であっても、19時ピッタリに終わることはなく、19時7分とか、19時11分とか、予定の時間をちょっとオーバーするような形にして、はみ出した時間は切り捨てる。これもよくあるパターンです。
職場でやらないければいけないことは、全て仕事です。
5分前に集合させたら、集合した時間から
労働時間になるし、更衣室の掃除をさせるとその時間も
労働時間になる。
なんとなくモチャモチャとゴマカして何とかなるものではなく、普通に
労働時間になってしまいます。
「じゃあ、どうするんだ?」と思うところですよね。
方法はカンタンです。
5分前に集合させたいならば、
始業時間を5分前にすればいい。
例えば、9:00が
始業時間ならば、これを8:55に変えるだけ。これで5分前集合はカンタンに実現できます。8時55分ギリギリに駆け込んできても、5分前集合は問題なく実現できる。
終業後に掃除をする場合は、仕事が終ってから終業時間を記録するのではなく、掃除が終ってから記録すれば良いでしょう。
もし、掃除の後に時間を記録することができない場合は、仕事の途中に業務を中断して更衣室の掃除を行い、その後、業務に復帰するようにすれば、そのまま掃除は仕事の時間に含まれます。
5分前集合も掃除も、「ほんの僅かな時間しか使わないのだから、それぐらいいいじゃないか」と思う気持ちも分かりますが、自分が良いと思っていても、他の人はいいと思ってくれないこともありますから、時間の管理はウヤムヤにできませんね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
※配信サンプルもあります。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160307HT
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃Copyright(c)
社会保険労務士 山口正博事務所 All rights reserved
┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃
┃■山口
社会保険労務士事務所
┃
http://www.growthwk.com?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
┃
┃■ブログ
┃
http://blog.ymsro.com/?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年1月8日号 (no. 765)
3分労働ぷちコラム バックナンバーはこちら
(
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
---3分労働ぷちコラム---
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
本日のテーマ【始業時間前の朝礼、終業時間後の掃除、これは仕事?】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■始業時間前なのに朝礼が始まる? 仕事が終ってから掃除?
「5分前行動があたりまえ」
予定の時間よりも早くアクションを起こすように、誰かから言われたりすること、ありますよね。
時間ギリギリでドタバタするよりも、時間に余裕をもって動いたほうが気持ちが落ち着くし、他の人からの印象も良くなる。
逆に、時間ギリギリに集合場所に来たりすると、時間に遅れたわけでもないのに、なぜか「遅い!」なんて言われたりする。
不思議ですよね、遅れていないのに遅いと言われる。
仕事の場面でも、9時から仕事が始まる場合、8時40分ぐらいに職場に着いて、服を着替えて、8時50分頃には仕事を始められる準備が整っている。
仕事が始まるのが9時なのだから、9時ちょうどに仕事がスタートできればいいのですけれども、現実には、9時ちょうどではなく、9時ちょっと前に仕事が実質的にスタートしているのですね。
9時ギリギリでも時間に遅れているわけではないからいいじゃないかと言っても、「時間に余裕を持って行動するのが常識だ」と言われて片付けられる。
確かに、常識と言われてしまうと「そうなのか、、」と思って、気持ちがショボーンとなりますけれども、始業時間が9時ならば、仕事の指揮命令が発動するのも9時からと考えるのが自然です。
ならば、9時よりも早く集合する必要はないはず。
仕事が終わる時間も同様です。
仕事が終わる時間が仮に19時だったとして、仕事が終わって服を着替えるときに、もし「ついでに更衣室の掃除もしておいてくれ」なんて指示を受けたら、帰るのは19時30分ごろになってしまう。
「着替えるついでに掃除をしているだけだから、仕事じゃないだろう」と思う人もいるかもしれませんが、人によっては「これも仕事なんじゃないか?」と思う人もいるかもしれません。
仕事が始まるときは、始業時間よりも早く集合する。仕事が終って着替えるときについでに掃除をする。
仕事であるべきなのに、仕事じゃないような扱いになっている。こんなこと、結構あるのではないでしょうか。
■やるべきことならば、それはすべて仕事。
5分前に集合する。
着替えるときに更衣室の掃除をして帰る。
何気ないことですが、こうやってチョコチョコと無賃労働させている職場は確かにあります。
他にも、終業時間が19時であっても、19時ピッタリに終わることはなく、19時7分とか、19時11分とか、予定の時間をちょっとオーバーするような形にして、はみ出した時間は切り捨てる。これもよくあるパターンです。
職場でやらないければいけないことは、全て仕事です。
5分前に集合させたら、集合した時間から労働時間になるし、更衣室の掃除をさせるとその時間も労働時間になる。
なんとなくモチャモチャとゴマカして何とかなるものではなく、普通に労働時間になってしまいます。
「じゃあ、どうするんだ?」と思うところですよね。
方法はカンタンです。
5分前に集合させたいならば、始業時間を5分前にすればいい。
例えば、9:00が始業時間ならば、これを8:55に変えるだけ。これで5分前集合はカンタンに実現できます。8時55分ギリギリに駆け込んできても、5分前集合は問題なく実現できる。
終業後に掃除をする場合は、仕事が終ってから終業時間を記録するのではなく、掃除が終ってから記録すれば良いでしょう。
もし、掃除の後に時間を記録することができない場合は、仕事の途中に業務を中断して更衣室の掃除を行い、その後、業務に復帰するようにすれば、そのまま掃除は仕事の時間に含まれます。
5分前集合も掃除も、「ほんの僅かな時間しか使わないのだから、それぐらいいいじゃないか」と思う気持ちも分かりますが、自分が良いと思っていても、他の人はいいと思ってくれないこともありますから、時間の管理はウヤムヤにできませんね。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
メールマガジン【本では読めない労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額残業代で残業代は減らせるのか』
『15分未満の勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
『半日有給休暇と半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
※配信サンプルもあります。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、時間外勤務や休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や出勤簿で勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160307HT
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃Copyright(c) 社会保険労務士 山口正博事務所 All rights reserved
┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃
┃■山口社会保険労務士事務所
┃
http://www.growthwk.com?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
┃
┃■ブログ
┃
http://blog.ymsro.com/?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160307HT
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━