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フレックスタイム制は時短につながるかPart2

ワークライフバランス、働き方改革の面で最近改めて注目されているフレックスタイム制

しかし、一度入れてはみたものの、やめてしまった例もあります。

フレックスタイム制がうまくいかなかった理由と、ではどうすればいいのかを考えてみましょう。


フレックスタイム制がうまくいかない理由その1】
出勤・退勤時刻を管理できなくなり、結果的に労働時間が長くなってしまった。

これは管理職、働く人本人両方から聞かれることです。

出勤・退勤時刻が弾力的になりますから、終わってみると所定労働時間(フレックスタイムでは「標準労働時間」といいます)を超えていたということが珍しくなくなります。

始業9時、終業18時などと固定的になっていれば、18時を過ぎた時点で、時間外になっていることを認識できますが、フレックスではそれができません。

そもそもフレックスタイム制では、時間外のカウントは1ヶ月単位ですから、日々の時間外数の把握は無理です。

この問題の解決策のひとつとして、は、勤怠管理システムの活用があげられます。

日々の出勤・退勤時刻をパソコンやスマホから入力すれば、その時点での総労働時間が分かるようにしておきます。

それを活用して、管理者、本人それぞれが、労働時間を管理していくのがいいでしょう。


フレックスタイム制がうまくいかない理由その2】
早めに出社しても早く帰ることは結局できない。これも労働時間が長くなる原因。

昨年、ある人事専門誌に「朝型勤務」について書きましたが、そこで指摘させていただいたことと同じです。

「早く来た分、早く帰る」と意識して仕事を進めないと、単に早出勤務が増えるだけという結果になります。

この問題の解決には職場の空気を変えていくことと、本人の割り切りの2つが必要です。

日経新聞の記事で紹介されていた女性も、「フレックス制度を実のあるものとするには、自分のなかで「帰ろう」と割り切ることが大切と痛感する」とありました。

皆がそうすれば職場の空気は変わると思いますが、なかなかそうはいかないでしょう。

やはり管理職のリーダーシップが欠かせません。

さらにいえば、管理職自身の意識変革が必要ということですね。


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