ワークライフバランス、働き方改革の面で最近改めて注目されている
フレックスタイム制。
しかし、一度入れてはみたものの、やめてしまった例もあります。
フレックスタイム制がうまくいかなかった理由と、ではどうすればいいのかを考えてみましょう。
【
フレックスタイム制がうまくいかない理由その1】
出勤・退勤時刻を管理できなくなり、結果的に
労働時間が長くなってしまった。
これは管理職、働く人本人両方から聞かれることです。
出勤・退勤時刻が弾力的になりますから、終わってみると
所定労働時間(フレックスタイムでは「標準
労働時間」といいます)を超えていたということが珍しくなくなります。
始業9時、終業18時などと固定的になっていれば、18時を過ぎた時点で、時間外になっていることを認識できますが、フレックスではそれができません。
そもそも
フレックスタイム制では、時間外のカウントは1ヶ月単位ですから、日々の時間外数の把握は無理です。
この問題の解決策のひとつとして、は、勤怠管理システムの活用があげられます。
日々の出勤・退勤時刻をパソコンやスマホから入力すれば、その時点での
総労働時間が分かるようにしておきます。
それを活用して、管理者、本人それぞれが、
労働時間を管理していくのがいいでしょう。
【
フレックスタイム制がうまくいかない理由その2】
早めに出社しても早く帰ることは結局できない。これも
労働時間が長くなる原因。
昨年、ある
人事専門誌に「朝型勤務」について書きましたが、そこで指摘させていただいたことと同じです。
「早く来た分、早く帰る」と意識して仕事を進めないと、単に早出勤務が増えるだけという結果になります。
この問題の解決には職場の空気を変えていくことと、本人の割り切りの2つが必要です。
日経新聞の記事で紹介されていた女性も、「フレックス制度を実のあるものとするには、自分のなかで「帰ろう」と割り切ることが大切と痛感する」とありました。
皆がそうすれば職場の空気は変わると思いますが、なかなかそうはいかないでしょう。
やはり管理職のリーダーシップが欠かせません。
さらにいえば、管理職自身の意識変革が必要ということですね。
*--------------------------*
「
賃金制度見直しの基礎セミナー」のお知らせ
*--------------------------*
7月13日(水)、「
賃金制度見直しの基礎セミナー」を開催します。
賃金は働く人の生活の糧であると同時に、人材の戦力化、活性化の決め手となる、経営ツールです。
どのような
賃金制度を作り、社員の
賃金をどう決めるか、どの会社も頭を悩ませています。
セミナーでは、
賃金制度の作り方を、豊富な実務経験とコンサルティング経験に基づいて、分かりやすくご説明します。
人材価値を高め、業績向上につながる
賃金制度を作っていきましょう。
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賃金制度見直しの基礎セミナーのご案内
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人事・
賃金制度をつくりたい、見直したいという方はこちらへ!
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就業規則、
労務管理、
労働時間、非正社員活用のご相談はこちらへ!◆
http://www.hrm-solution.jp/index.htm
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しかし、一度入れてはみたものの、やめてしまった例もあります。
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【フレックスタイム制がうまくいかない理由その1】
出勤・退勤時刻を管理できなくなり、結果的に労働時間が長くなってしまった。
これは管理職、働く人本人両方から聞かれることです。
出勤・退勤時刻が弾力的になりますから、終わってみると所定労働時間(フレックスタイムでは「標準労働時間」といいます)を超えていたということが珍しくなくなります。
始業9時、終業18時などと固定的になっていれば、18時を過ぎた時点で、時間外になっていることを認識できますが、フレックスではそれができません。
そもそもフレックスタイム制では、時間外のカウントは1ヶ月単位ですから、日々の時間外数の把握は無理です。
この問題の解決策のひとつとして、は、勤怠管理システムの活用があげられます。
日々の出勤・退勤時刻をパソコンやスマホから入力すれば、その時点での総労働時間が分かるようにしておきます。
それを活用して、管理者、本人それぞれが、労働時間を管理していくのがいいでしょう。
【フレックスタイム制がうまくいかない理由その2】
早めに出社しても早く帰ることは結局できない。これも労働時間が長くなる原因。
昨年、ある人事専門誌に「朝型勤務」について書きましたが、そこで指摘させていただいたことと同じです。
「早く来た分、早く帰る」と意識して仕事を進めないと、単に早出勤務が増えるだけという結果になります。
この問題の解決には職場の空気を変えていくことと、本人の割り切りの2つが必要です。
日経新聞の記事で紹介されていた女性も、「フレックス制度を実のあるものとするには、自分のなかで「帰ろう」と割り切ることが大切と痛感する」とありました。
皆がそうすれば職場の空気は変わると思いますが、なかなかそうはいかないでしょう。
やはり管理職のリーダーシップが欠かせません。
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