こんにちは。
社会保険労務士の田中です。
9月も最終週となり、東京では急に涼しくなってきました。
さて、2020年の
年末調整は変更点が目白押しです。
そのため、約8年ぶりに「
年末調整の勘所」をお伝えします。
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「
総務の森」コラムとは異なる内容で情報発信しています。
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○○ 改正点が多い! どこから理解すればよいのか? ○○
今年は、改正点が多いです。しかも「大物」がいくつもあります。
実は、私も最初は理解が追いつかなかったのですが、
次のように整理したところ、理解しやすくなりました。
言ってみれば、理解の突破口です。
1
年末調整の全体の流れをきちんと再確認する。
2 その上で、改正点が全体のどの部分の変更なのか把握する。
3 「
給与所得控除」と「
人的控除」のリンクを理解する。
4 「源泉
控除対象配偶者」など配偶者に関する用語を整理する。
5 申告書の種類を理解して、誰がどれを出すべきかを理解する。
これから、数回のコラムに分けて、一つずつ説明していきますが、
年末調整そのものや、改正点を体系立てての説明ではありません。
それらは、他の情報源にてご確認ください。
本コラムでは、2020年改正の理解を助けるための、
ワンポイントでの情報提供を目指しています。
それでは、第1回です。
1
年末調整の全体の流れをきちんと再確認する。
2 その上で、改正点が全体のどの部分の変更なのか把握する。
この2点についてお伝えします。
○○
年末調整の全体の流れを再確認する ○○
年末調整では、年収に対する
所得税を次の計算式で求めます。
換言すれば、
従業員が提出した各種申告書を計算式の各項に
落とし込んで、進めていく作業ともいえます。
本来は図示できると良いのですが、テキストでお伝えします。
(1年間の給与)-(①
給与所得控除)-(②
保険料控除)-(③
人的控除)
= (課税所得)
そして、(課税所得)×(
所得税率)=(
所得税)です。
最終的には「課税所得」が少なければ
所得税も少なくなります。
☆☆ 計算式のどの部分が改正点に該当するのか? ☆☆
前段で「課税所得が少ないほど
所得税も少なくなる」としましたが、
「課税所得」を少なくするためには、計算式において
①
給与所得控除 と ②
保険料控除 と ③
人的控除の
3つが多ければ、そうなります。
今回は、①
給与所得控除と③
人的控除が、改正点となっています。
①
給与所得控除には1つ、③
人的控除は複数の改正点があります。
改正点を理解する際に、この事を頭に思い浮かべながら、
あちこちから提供される解説を読んでいくと良いと思います。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。(2020.09.28)
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社会保険労務士 田中事務所
(立川を中心とした多摩地域・渋谷を中心とした都心部で活動中)
☆
労務トラブルの予防・解決
☆ 貴社の
人事労務に関する施策立案
☆ 日常の細かなご相談
月額30,000円(
消費税別)~ の
人事労務相談で対応します。
http://www.tanakajimusho.biz/jinjiroumusoudan
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今年は、改正点が多いです。しかも「大物」がいくつもあります。
実は、私も最初は理解が追いつかなかったのですが、
次のように整理したところ、理解しやすくなりました。
言ってみれば、理解の突破口です。
1 年末調整の全体の流れをきちんと再確認する。
2 その上で、改正点が全体のどの部分の変更なのか把握する。
3 「給与所得控除」と「人的控除」のリンクを理解する。
4 「源泉控除対象配偶者」など配偶者に関する用語を整理する。
5 申告書の種類を理解して、誰がどれを出すべきかを理解する。
これから、数回のコラムに分けて、一つずつ説明していきますが、
年末調整そのものや、改正点を体系立てての説明ではありません。
それらは、他の情報源にてご確認ください。
本コラムでは、2020年改正の理解を助けるための、
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それでは、第1回です。
1 年末調整の全体の流れをきちんと再確認する。
2 その上で、改正点が全体のどの部分の変更なのか把握する。
この2点についてお伝えします。
○○ 年末調整の全体の流れを再確認する ○○
年末調整では、年収に対する所得税を次の計算式で求めます。
換言すれば、従業員が提出した各種申告書を計算式の各項に
落とし込んで、進めていく作業ともいえます。
本来は図示できると良いのですが、テキストでお伝えします。
(1年間の給与)-(① 給与所得控除)-(②保険料控除)-(③人的控除)
= (課税所得)
そして、(課税所得)×(所得税率)=(所得税)です。
最終的には「課税所得」が少なければ所得税も少なくなります。
☆☆ 計算式のどの部分が改正点に該当するのか? ☆☆
前段で「課税所得が少ないほど所得税も少なくなる」としましたが、
「課税所得」を少なくするためには、計算式において
① 給与所得控除 と ②保険料控除 と ③人的控除の
3つが多ければ、そうなります。
今回は、①給与所得控除と③人的控除が、改正点となっています。
①給与所得控除には1つ、③人的控除は複数の改正点があります。
改正点を理解する際に、この事を頭に思い浮かべながら、
あちこちから提供される解説を読んでいくと良いと思います。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。(2020.09.28)
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