■Vol.118 2007-5-16 毎週水曜日配信
■■■――――――――――――――――――――――――――――――――
□□■ いまさら聞けない!お金と人と組織のこと
■■■ ― 経営者、起業準備の方必見です!―
□□■
■■■ 「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?(7)」
■■■――――――――――――――――――――――――――――――――
「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?」シリーズ6回目で
す。
税務調査! 何度聞いてもあまり言い響きではありませんね!
経営者の皆さんから、たまに言われますが、「税務調査が多いと、清水さん
のところは儲かりますね!」
確かに、調査の立会い
報酬などいただきますが、正直、事前準備から当日
の立会い、事後の折衝など時間的・精神的なものを勘案すると、割にいい仕
事とはいえません。
もちろん、大事な大事な仕事ですから、手を抜いたり、税務署の言いなり
になるということはありませんが・・・。
さて、前置きはこれくらいにして、シリーズ7回目のテーマは、
「人件費-
従業員編」です。
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「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?(7)」
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税務調査も、売上・原価のチェックが終わると、一般的には、
”人件費”へと移っていきます。
この人件費に関連して、調査官が確認していくのは、
1.給与台帳
2.
源泉徴収簿(通称”一人別”といわれるもの!)
3.タイムカード
4.
年末調整資料(
扶養控除申告書など)
5.通帳
ここまでは、ある程度予想される範囲だと思いますが、
6.
履歴書
7.座席表、内線番号メモ
このようなものまで確認することが多々あります。
おわかりのように、人件費に関しては、
・架空人件費はないか?
・不自然な支払いはないか?
・
賞与なのに、
退職金として処理してないか?
などなど、調査官は疑いの目で見てきます。
特に、
・
履歴書が無いのに支払っている?
・特定の人に対して
現金支給している!
・他の
従業員と支払う時期が違う!
これに関しては、対応する人は十分に注意をして取り組まないと、
たとえそれが真実であったとしても、また、認められたとしても、
他の項目で疑いの目でチェックされることも考えられます。
従って、出来る限り、一般の
従業員の支給に関しては、
普通に取り扱うことをお勧めいたします。
また、
退職した人の
履歴書も、出来る限り保管しておいてください。
ここまでは、
従業員に対する調査官の見方でしたが、
次回は、
役員に関する調査官の目線についてお伝えしていきます。
*いかがでしたか? 今回は、“人件費-
従業員編”を説明して
きましたが、もし、このようなことを一度も聞いたことがない方が
おられましたら、遠慮なくBAMCまでご連絡ください!
<税務調査シリーズ>
1回目:調査選定会社の決定方法とは? (H18.11.29掲載済み)
2回目:調査の種類とその中身!! (H18.12.27掲載済み)
3回目:実際に調査が行われるまで! (H19. 1.24掲載済み)
4回目:税務調査の初日の心得! (H19.2.21掲載済み)
5回目:売上関係! (H19.3.21掲載済み)
6回目:原価関係! (H19.4.18掲載済み)
代表/清水 努
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など
→
info@c3-c.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
C Cubeでは、税務、
会計だけでは解決しないさまざまのことを、
「人」の問題として考えています。
何か足らないとお思いの方は、弊社のホームページにヒントがある
かもしれません。
ホームページはこちら ⇒
http://www.c3-c.jp
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「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?」シリーズ6回目で
す。
税務調査! 何度聞いてもあまり言い響きではありませんね!
経営者の皆さんから、たまに言われますが、「税務調査が多いと、清水さん
のところは儲かりますね!」
確かに、調査の立会い報酬などいただきますが、正直、事前準備から当日
の立会い、事後の折衝など時間的・精神的なものを勘案すると、割にいい仕
事とはいえません。
もちろん、大事な大事な仕事ですから、手を抜いたり、税務署の言いなり
になるということはありませんが・・・。
さて、前置きはこれくらいにして、シリーズ7回目のテーマは、
「人件費-従業員編」です。
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「これでもう安心!税務署さんいつでもいらっしゃい?(7)」
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税務調査も、売上・原価のチェックが終わると、一般的には、
”人件費”へと移っていきます。
この人件費に関連して、調査官が確認していくのは、
1.給与台帳
2.源泉徴収簿(通称”一人別”といわれるもの!)
3.タイムカード
4.年末調整資料(扶養控除申告書など)
5.通帳
ここまでは、ある程度予想される範囲だと思いますが、
6.履歴書
7.座席表、内線番号メモ
このようなものまで確認することが多々あります。
おわかりのように、人件費に関しては、
・架空人件費はないか?
・不自然な支払いはないか?
・賞与なのに、退職金として処理してないか?
などなど、調査官は疑いの目で見てきます。
特に、
・履歴書が無いのに支払っている?
・特定の人に対して現金支給している!
・他の従業員と支払う時期が違う!
これに関しては、対応する人は十分に注意をして取り組まないと、
たとえそれが真実であったとしても、また、認められたとしても、
他の項目で疑いの目でチェックされることも考えられます。
従って、出来る限り、一般の従業員の支給に関しては、
普通に取り扱うことをお勧めいたします。
また、退職した人の履歴書も、出来る限り保管しておいてください。
ここまでは、従業員に対する調査官の見方でしたが、
次回は、役員に関する調査官の目線についてお伝えしていきます。
*いかがでしたか? 今回は、“人件費-従業員編”を説明して
きましたが、もし、このようなことを一度も聞いたことがない方が
おられましたら、遠慮なくBAMCまでご連絡ください!
<税務調査シリーズ>
1回目:調査選定会社の決定方法とは? (H18.11.29掲載済み)
2回目:調査の種類とその中身!! (H18.12.27掲載済み)
3回目:実際に調査が行われるまで! (H19. 1.24掲載済み)
4回目:税務調査の初日の心得! (H19.2.21掲載済み)
5回目:売上関係! (H19.3.21掲載済み)
6回目:原価関係! (H19.4.18掲載済み)
代表/清水 努
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